2025年度前期理学療法学概論

曜日・時限 水曜日4時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング FY230401
開講学科等 医療福祉工学部-理学療法学科
医療健康科学部-理学療法学科
教員名 木村 佳記
木村 佳記
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%9c%a8%e6%9d%91%e3%80%80%e4%bd%b3%e8%a8%98

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目的

この講義では,リハビリテーションの概念,理学療法の歴史、基礎理論、対象疾患、治療体系などの理学療法の概要を理解し、社会および患者ケアチームの中での理学療法士の役割を理解できるようになることを目的としています。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 理学療法、リハビリテーションの理念・基本的概念
小テスト
事前学修 シラバスを確認する、教科書第1・2章を読み、疑問点を挙げる(2時間)
理学療法、リハビリテーションについて知っていること、知りたいことを挙げる(2時間)
事後学修 講義中に出てきた専門用語・重要語句を説明できるようにまとめる(2時間)
2 A 理学療法の方法
小テスト
事前学修 教科書第3・4章を読み、疑問点を挙げる(2時間)
事後学修 講義中に出てきた専門用語・重要語句を説明できるようにまとめる(2時間)
3 A 理学療法の対象・領域の理解
小テスト
事前学修 教科書第5・6章を読み、疑問点を挙げる(2時間)
自身が目指す理学療法士の職域を調べる(1時間)
事後学修 講義中に出てきた専門用語・重要語句を説明できるようにまとめる(2時間)
4 A 理学療法の対象・領域の理解(2)
小テスト
事前学修 教科書第6章を読み、疑問点を挙げる(2時間)
自身が目指す理学療法士の職域を調べる(1時間)
事後学修 講義中に出てきた専門用語・重要語句を説明できるようにまとめる(2時間)
5 A 理学療法の実際
小テスト
事前学修 教科書第7章を読み、疑問点を挙げる(2時間)
事後学修 講義中に出てきた専門用語・重要語句を説明できるようにまとめる(2時間)
6 A 理学療法と障害
国際分類(疾病・障害.生活機能)
小テスト
事前学修 教科書7章を読み、配布資料をもとにICFモデルにおける構造図を作成する(3時間)
事後学修 講義でならった概念図を書く練習をする(3時間)
7 A 理学療法に関連する法律 
小テスト
事前学修 教科書第11章を読み、疑問点を挙げる(2時間)
事後学修 講義中に出てきた専門用語・重要語句を説明できるようにまとめる(2時間)
8 A 理学療法の倫理と適正
小テスト
事前学修 教科書第8・9章を読み、疑問点を挙げる(2時間)
事後学修 講義中に出てきた専門用語・重要語句を説明できるようにまとめる(2時間)
9 A 医療保険および介護保険 
小テスト
事前学修 教科書第11章を読み、疑問点を挙げる(2時間)
事後学修 講義中に出てきた専門用語・重要語句を説明できるようにまとめる(2時間)
10 A 理学療法の安全管理
小テスト
事前学修 教科書第13章を読み、疑問点を挙げる(2時間)
事後学修 講義中に出てきた専門用語・重要語句を説明できるようにまとめる(2時間)
11 A 理学療法研究
小テスト
事前学修 教科書10章を読み、疑問点を挙げる(2時間)
事後学修 講義中に出てきた専門用語・重要語句を説明できるようにまとめる(2時間)
12 A 理学療法の歴史と展望
小テスト
事前学修 教科書第12章を読み、疑問点を挙げる(2時間)
事後学修 講義中に出てきた専門用語・重要語句を説明できるようにまとめる(2時間)
13 A 学習到達度最終確認
事前学修 学習到達度最終確認の準備をする(3時間)
事後学修 講義の要点をまとめる(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

【到達目標】
・理学療法士として必要な理学療法の基礎知識について説明できる。
・理学療法士の臨床現場での役割を理解できる。
・責任感、倫理観、奉仕の精神などの医療従事者としての基本的な考え方を理解できる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の 
「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇2023年度の以前の入学制
修得する資質・能力:知識・理解力【DP-Y-1-1】、態度・志向性【DP-Y-3-1】


  

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 60% 100% 100%
小テスト、小論文 40% 100% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 100% 0% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:PTスタートガイド基礎理学療法概論、改定第2版、網本和(監)、加藤宗規(編)、メジカルビュー社、2023
参考書:細田多穂(監)、中島喜代彦ほか(編):シンプル理学療法シリーズ理学療法概論テキスト、第3版、南江堂、2022
参考書:奈良勲、他(編著):理学療法概論、 第7版 医歯薬出版, 2021

オフィスアワー

毎週水・金曜日の13:10‐50 5-212号室です。
学内外の用務のために,オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。その場合は,OECUメールでも質問などを受け付けます。

その他

原則として13回の講義のうち1/3を超える回数を欠席した場合は,定期試験の受験資格を失います。
基礎知識,専門知識のない時期での理学療法の概要を理解し、職業的な志向性を育むために、講義中の討論への積極的な参加を期待します。
各講義の理解度を確認するため、講義中に小テスト課題を実施して評価します。
小テスト:数問の出題とし、翌週の講義内で回答を提示し解説も加えます。

実務経験のある教員による授業科目

大学病院、一般病院などでの理学療法士として実務経験を持つ教員が担当する。