2025年度後期プログラミング基礎演習

曜日・時限 月曜日3時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング FL130703
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療健康科学部-医療科学科
健康情報学部-健康情報学科 医療工学専攻
教員名 大村 基将
大村 基将
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%a4%a7%e6%9d%91%e3%80%80%e5%9f%ba%e5%b0%86

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目的

 本演習では、コンピュータの中でソフトウェアがどのように開発されて動いているかを理解することを目的とする。具体的には、プログラミングの基礎からはじめ、最終的に各自がゲームなどのオリジナル作品を作成する。
 ソフトウェアの仕組みを理解し、プログラムを作成するスキルを身につけることは、卒業研究など今後の学習に役立ち、就職においても有利になる。そこで、プログラミング能力を練習を通して段階的に学習する。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C ガイダンス
プログラムとは何か
プログラム構造とダイアグラム
事前学修 本科目のシラバスをよく読んでくること。
(1時間)
事後学修 授業テキスト、スライドを読み返し、授業内容を再確認すること。
(1時間)
開発環境を操作し、使い方を確認すること。(2時間)
2 A,C 逐次処理-1
数値計算・文字(列)の扱い・出力処理・変数と代入
事前学修 公開している授業テキストを読むこと。
(1時間)
事後学修 授業テキスト、スライドを読み返し、授業内容を再確認すること。
(1時間)
3 A,C 逐次処理-2
データの種類(表現)・ビット演算・入力処理を用いたプログラム作成
事前学修 公開している授業テキストを読むこと。
(1時間)
事後学修 授業テキスト、スライドを読み返し、授業内容を再確認すること。
(1時間)
4 A,C 分岐処理-1
比較演算子を用いた分岐処理(分岐条件が単独の場合の分岐処理)
事前学修 公開している授業テキストを読むこと。
(1時間)
事後学修 授業テキスト、スライドを読み返し、授業内容を再確認すること。
(1時間)
5 A,C 分岐処理-2
論理演算子を用いた分岐処理(分岐条件が複数の場合の分岐処理)
事前学修 公開している授業テキストを読むこと。
(1時間)
事後学修 授業テキスト、スライドを読み返し、授業内容を再確認すること。
(1時間)
6 A,C 反復処理-1
 継続条件が明確な場合の反復処理
事前学修 公開している授業テキストを読むこと。
(1時間)
事後学修 授業テキスト、スライドを読み返し、授業内容を再確認すること。
(1時間)
7 A,C 反復処理-2
 繰り返し回数が明確な場合の反復処理
事前学修 公開している授業テキストを読むこと。
(1時間)
事後学修 授業テキスト、スライドを読み返し、授業内容を再確認すること。
(1時間)
8 A,C 配列
 配列を用いたプログラム(探索・基本的な統計処理)
事前学修 公開している授業テキストを読むこと。
(1時間)
事後学修 授業テキスト、スライドを読み返し、授業内容を再確認すること。
(1時間)
9 A,C ユーザ定義関数
ユーザ関数の定義と利用
事前学修 公開している授業テキストを読むこと。
(1時間)
事後学修 授業テキスト、スライドを読み返し、授業内容を再確認すること。
(1時間)
10 A,C 総合演習-1
 簡単なアプリケーションの開発(アルゴリズムの表現・可視化手法)
事前学修 公開している授業テキストを読むこと。
(1時間)
事後学修 授業テキスト、スライドを読み返し、授業内容を再確認すること。
(1時間)
11 A,C 総合演習-2
プログラム制作
事前学修 公開している授業テキストを読むこと。
(1時間)
事後学修 授業テキスト、スライドを読み返し、授業内容を再確認すること。
(1時間)
12 A,C 総合演習-3
 プログラムの仕上げ・総括
事前学修 公開している授業テキストを読むこと。
(1時間)
事後学修 授業テキスト、スライドを読み返し、授業内容を再確認すること。
(1時間)
作成したプログラムについて、概要や機能仕様等をまとめた報告書を作成すること。(1時間)
13 A,C 総括
 小テスト
 まとめ
事前学修 公開している授業テキストを読むこと。
(1時間)
事後学修 授業テキスト、スライドを読み返し、授業内容を再確認すること。
(1時間)
実施した小テストの誤り部分について確認し、不明部分を明らかにすること(1時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

○修得する資質・能力:知識・理解力、応用力
 ・プログラム言語を用いて、要求(課題)を満たすプログラムを作成することができる。
 ・自身及び他者が作成したプログラムについて、問題点を発見し、正しく修正することができる。
 ・自身の作成したプログラムを、プログラムの構造や処理内容をふまえて説明することができる。
 ・目的に応じてコンピュータを適切に活用できる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

○2023年度以前の入学生
・修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-L-1-1】
・修得する資質・能力:態度・志向力【DP-L-3-2】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 20% 50% 50% 100%
小テスト、小論文 20% 70% 30% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 30% 60% 40% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 30% 70% 30% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 63% 28% 0% 9% 0% 100%

教科書・参考書

[教科書]
必要に応じて、資料やテキストを配布する。(Moodle・Webを使って配布)

[参考書]
・増井 敏克:『図解まるわかり プログラミングのしくみ』, 翔泳社(2020)(ISBN:978-4798163284)
・マーチン ファウラー:『UMLモデリングのエッセンス 第3版: 標準オブジェクトモデリング言語入門(2005)』(ISBN:? 978-4798107950)

オフィスアワー

開設時間:毎週月曜日13:15~13:50
開設場所:6号館6-105演習室

※授業期間外,あるいはオフィスアワーの時間以外に質問などがある場合は,あらかじめアポイントを取るようにしてください。
※質問等がある場合、授業終了後、直接質問を受け付けます。また、 Moodle,電子メールでの質問も受け付けます。

その他

・授業内の演習は、個人のコンピュータを使用して行う。必ず毎回持参すること。
・授業は学科の推奨PCのスペックや条件を満たしていることを前提に行います。指定されたOS以外のPCを利用しているなど、条件を満たさないPCを利用している場合のトラブルについては、ご自身で解決する必要がある点に注意すること。
・学習者の理解度に応じて内容を変更することがある
・本講義では双方向にやり取りができるようMoodleを活用し、授業の補足資料や事前学習の内容、課題の内容などを連絡する。
・以下のいずれかを満たしたものは、評価の対象とはならない。(E判定とする)
 - 欠席回数が4回以上となった者(授業中に課した課題の提出数により判断する場合もある)
 - 期末テストを受験していない者
 - 総合演習の成果物(プログラム等)を未提出の者
・授業中、著しく他の受講生に迷惑となる行為を確認した場合には、担当者の判断で減点の措置を講じる場合がある。

実務経験のある教員による授業科目

ソフトウェア開発を主事業とする企業にて勤務経験のある教員が、開発プロセス・設計方法などをふくめながら指導を行う。