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2025年度後期
論理設計演習
曜日・時限
月曜日1時限,木曜日2時限
期別
後期
週時間数
0
ナンバリング
HT230604
開講学科等
総合情報学部-情報学科
教員名
北嶋 暁
北嶋 暁
職務履歴
https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%8c%97%e5%b6%8b%e3%80%80%e6%9a%81
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目的
本科目の目的は、ディジタル回路設計の重要な工程の一つである論理設計の基本的な考え方および論理設計を実際に行うためのハードウェア記述言語による回路表現法を理解し、演習を通して設計ができるようになることである。近年のディジタル回路設計では、回路をハードウェア記述言語で記述し、その記述を各種のソフトウェアツールを用いて回路実装用のデータに変換していく。このため、ディジタル回路設計においては、実現したい機能をどのように表現するかという面と、その表現がどのように実現されるのかの両面からの理解が必要となる。本科目を修得することにより、基本的なディジタル回路が設計できるようになる。
授業計画
授業回
形式
学修内容
学修課題
1
A,C
授業ガイダンス, 回路記述の動作記述 (算術演算子), FPGAボードチュートリアル
事前学修
シラバスを読んで、授業の目的を理解する。また、授業「論理回路」の復習をしておく。必要なツールをインストールする。 (1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(3時間)
2
A,C
回路記述の基礎 (always_comb文, if文)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(3時間)
3
A,C
回路の動作記述 (case文)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(3時間)
4
A,C
回路の動作記述 (部分回路の連携)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(3時間)
5
A,C
回路の階層化 (階層設計の例題)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(3時間)
6
A,C
回路の階層化 (コンポーネント同士の接続)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(3時間)
7
A, C
回路の階層化 (階層設計の例題)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(3時間)
8
A,C
回路の階層化 (階層設計の例題続き)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(3時間)
9
A,C
回路の階層化 (階層設計の例題続き)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
10
A,C
小テストとその振り返り
(回路の階層化(コンポーネント)に関する小テスト)
FPGAボードの利用
事前学修
これまでの授業内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
11
C
テストベンチ (テストベンチの書き方)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
小テストで解けなかった問題の解き方を復習する。(3時間)
12
A, C
回路の記憶要素 (レジスタ)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
13
A,C
回路の記憶要素 (レジスタ)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
14
A,C
回路の記憶要素 (バイナリカウンタ)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
15
A, C
回路の記憶要素 (N進カウンタ)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
16
A,C
回路の記憶要素 (N進カウンタ応用)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
17
A,C
有限状態機械 (書き方)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
18
A,C
有限状態機械 (ミーリ型とムーア型)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
19
A,C
RTレベル設計 (順序型加算器)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
20
C
RTレベル設計 (順序型加算器の続き)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
21
A,C
RTレベル設計 (順序型乗算器)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
22
A,C
RTレベル設計 (順序型乗算器の続き)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
23
A,C
小テストとその振り返り, 物理的な性質
(有限状態機械に関する小テスト)
事前学修
有限状態機械の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
小テストで解けなかった問題について復習する。(3時間)
24
A,C
総合演習 (全3回のうち1回目)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
25
A,C
総合演習 (全3回のうち2回目)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
26
C
総合演習 (全3回のうち3回目)
事前学修
前回の内容に目を通す。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
授業形式記号
A:一斉授業(通常の講義)
B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
C:体験、実験、実習、演習など
D:調査 分析、解析など
E:ものづくり、作品制作
F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
G:プレゼンテーション
H:地域・企業 連携型学習
I:その他
到達目標
科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
「カリキュラムマップ」よりご確認ください。
〇 2023年度以前の入学生
- 知識・理解力、応用力【DP-T-1-1】
<JABEE学習・教育到達目標: C>
(1)ハードウェア記述言語(HDL)によるディジタル回路設計の手順を知る。
(2)基本的な論理回路のHDLによる表現法を理解する。
(3)回路の階層化の概念およびHDLによる表現法を理解する。
(4)有限状態機械の概念およびHDLによる記述法を理解する。
(5)有限状態制御部とデータパスから構成される回路の構造やふるまいを理解する。
(6)テストベンチを用いた設計検証の方法を理解する。
(7)ディジタル回路の物理的側面を知る。
先修が望まれる科目: 論理回路
関連科目: コンピュータアーキテクチャ2
<評価項目と基準>以下の評価項目の配点に従い100点満点で60点以上を合格とする。
評価項目 (対応する授業目標)[配点]…評価基準
- 論理設計環境(1)[10]…SystemVerilogを用いたディジタル回路の設計法を理解し、設計に用いる代表的なツールの機能を使用して回路設計が行える。
- 論理回路のHDL表現(3,4)[20]…論理回路のSystemVerilogによる表現を理解し、SystemVerilog記述から入力値と出力値との関係を読み取ることができる。
- 構造記述(3)[20]…コンポーネントの接続関係を表すSystemVerilog記述を理解し、対応するブロック図を作成することができる。
- 有限状態機械(4)[10]…有限状態機械の動作を表すSystemVerilog記述を理解し、対応する状態遷移図を作成することができる。
- RTレベル回路(5)[20]…回路図と制御部の状態遷移図からSystemVerilog記述を作成することができる。
- テストベンチ(6)[10]…テストベンチを作成してRTレベルの回路のシミュレーションができる。
- 物理的な性質(7)[10]…論理回路を実現するための実装方法の違いや実装に要する面積・伝播遅延の影響を知っている。
評価方法と評価観点
評価方法
配点合計
知識・理解力
応用力
コミュニケーション力
態度・志向性
創造力
合計
定期試験またはレポート試験
0%
小テスト、小論文
30%
100%
100%
グループワーク
0%
プレゼンテーション
0%
レポート、宿題
70%
80%
20%
100%
授業での姿勢(ノート、質疑など)
0%
作品、パフォーマンス(実技、実演)
0%
その他1(具体的に:
0%
その他2(具体的に:
0%
100%
86%
14%
0%
0%
0%
100%
教科書・参考書
教科書は用いず、適宜Moodleで資料を配布する。
オフィスアワー
時間:水曜13:15-13:55
場所:11-501
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性がある。
その他
注意事項
-欠席が4週以上の場合は未受験(E評価)になるので注意すること。
-演習は各自のノートPCを用いて行う。
課題に対するフィードバック
- 提出されたレポートについては、返却はしないが、評価項目ごとの評価結果を通知する。
- 小テストについては、答案は返却しないが正答例をMoodleで公表する。
実務経験のある教員による授業科目
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