2025年度後期電気・電子回路

曜日・時限 月曜日6時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング HT220204
開講学科等 総合情報学部-情報学科
教員名 池田 篤俊
池田 篤俊
職務履歴

目的

携帯電話、ディジタルカメラや音楽用機器などの情報ネットワーク機器は小型化や高機能化が進んでいます。そのハードウエアの基本となるのが、電気・電子回路です。
本講義では、音声や画像などのメディア情報を扱う機器やその処理プログラム作成において、電気・電子回路の知識が役立てられるように、基礎知識と基本的な計算を修得することを目的としています。
本講義は、はじめて電気回路や電子回路を学ぶ学生、苦手意識のある学生、あるいはもう一度やりなおそうという学生の皆さんを対象に、基本から丁寧に説明します。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A イントロダクション,電流と電圧について 事前学修 シラバスおよび教科書の1,2章を読んでおく(1時間)
事後学修 電流が流れる仕組みを復習する(2時間)
2 A 合成抵抗,キルヒホッフの法則,ホイートストンブリッジ 事前学修 教科書の3-5章を読んでおく(2時間)
事後学修 抵抗値の計算方法などを復習する(2時間)
3 A 直流回路と回路素子 事前学修 教科書の6章を読んでおく(2時間)
事後学修 回路記号を覚える(2時間)
4 A 電流と磁界 事前学修 教科書の7章を読んでおくこと(2時間)
事後学修 磁界の計算方法などを復習する(2時間)
5 A 磁気回路 事前学修 教科書の8章を読んでおくこと(3時間)
事後学修 磁気回路の計算方法などを復習する(4時間)
6 A 電磁力 事前学修 教科書の9章を読んでおくこと(2時間)
事後学修 電磁力の計算方法などを復習する(2時間)
7 A 電磁誘導作用 事前学修 教科書の10章を読んでおくこと(2時間)
事後学修 電磁誘導の仕組みを復習する(2時間)
8 A 静電気とコンデンサ1 事前学修 教科書の11章を読んでおくこと(2時間)
事後学修 静電気の仕組みについて復習する(2時間)
9 A 静電気とコンデンサ2 事前学修 教科書の11章を読んでおくこと(3時間)
事後学修 コンデンサの容量計算などを復習する(4時間)
10 A 半導体 事前学修 教科書16-1~16-7を読んでおくこと(2時間)
事後学修 ダイオードとトランジスタに電流が流れる仕組みを復習する(2時間)
11 A ダイオードとトランジスタ 事前学修 教科書16-8~16-14を読んでおくこと(2時間)
事後学修 ダイオードとトランジスタに電流が流れる仕組みを復習する(2時間)
12 A 2進数 事前学修 2進数についてネット等で調べておくこと(参考書を用いてもよい)(2時間)
事後学修 2進数と10進数の変換を練習する(2時間)
13 A 論理回路 事前学修 論理回路についてネット等で調べておくこと(参考書を用いてもよい)(3時間)
事後学修 論理回路の回路図を覚える(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降の入学生
 下記リンク先のカリキュラム・マップを参照.
 URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/isa/cs/

〇2023年度以前の入学生
<修得する資質・能力(ディプロマポリシー)>
- 知識・理解力,応用力【DP-T-1-1】

1.電気・電子部品の機能を理解する
2.基本的な回路図を理解することができる
3.回路中の電圧・電流等を計算することができる
4.2進数の計算ができる
5.論理回路の構成を理解することができる

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 100% 80% 20% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 80% 20% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:はじめての電気回路,大熊康弘著,技術評論社
参考書:はじめての電子回路,大熊康弘著,技術評論社

オフィスアワー

質問方法などは講義中に周知する連絡方法で行ってください。

その他

実務経験のある教員による授業科目

民間企業での研究開発業務経験を有する非常勤講師による講義