2025年度前期生体計測学

曜日・時限 金曜日6時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング FS230701
開講学科等 医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
教員名 中村 英夫
中村 英夫
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e4%b8%ad%e6%9d%91%e3%80%80%e8%8b%b1%e5%a4%ab

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目的

医療機器や健康機器がIoT技術を基盤として社会的に注目されており,実際に生活の場面でもそれらの機器を目にする機会が増えてきました.将来,各種施設の現場で働くときに,それら機器の取扱いを理解していることは業務の円滑な遂行に役立ちます.また,今後も機器の機能向上が見込まれる現状から,生体計測の基礎知識を習得することは社会的にも現場にも求められる能力といえます.
 本講義では,生体信号を計測するための基礎知識の習得が目的です.生体信号の概念について述べ,生体信号を検出,記録するための方法や生体信号の物理的性質について説明できることが目標です.また,記録した生体信号を処理・解析することで得られる情報についても学習します.授業内においては「反転授業」を実施し,事前に e-Learning サイトに準備したコンテンツまたは小テストを事前に受験してもらい授業に臨んでもらいます.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 遠隔授業:AI ガイダンス 事前学修 シラバスを読み,生理学,解剖学について復習する(2時間)
事後学修 生体計測技術の応用例について調査する(4時間)
2 遠隔授業:AC 生体信号とは
実際に生体信号計測装置のデモを実施する
生体信号計測の一連の流れについてイメージをつかむ
事前学修 教科書の指定箇所を熟読し,e-Learningで小テストを受験しておく。(2時間)
事後学修 生体信号とは何かについてまとめること。(4時間)
3 遠隔授業:AC 単位について 事前学修 教科書の指定箇所を熟読し,e-Learningで小テストを受験しておく。(2時間)
事後学修 講義内容に関して教科書・参考書で理解を深め復習し,授業中に提示した課題について取り組む。(2時間)
4 遠隔授業:AC 単位変換 事前学修 教科書の指定箇所を熟読し,e-Learningで小テストを受験しておく。(2時間)
事後学修 講義内容に関して教科書・参考書で理解を深め復習し,授業中に提示した課題について取り組む。(2時間)
5 遠隔授業:AC 生体への刺激 事前学修 教科書の指定箇所を熟読し,e-Learningで小テストを受験しておく。(2時間)
事後学修 講義内容に関して教科書・参考書で理解を深め復習し,授業中に提示した課題について取り組む。(2時間)
6 遠隔授業:AC 信号の周期性 事前学修 教科書の指定箇所を熟読し,e-Learningで小テストを受験しておく。(2時間)
事後学修 講義内容に関して教科書・参考書で理解を深め復習し,授業中に提示した課題について取り組む。(2時間)
7 遠隔授業:AC 生体信号の検出 事前学修 教科書の指定箇所を熟読し,e-Learningで小テストを受験しておく。(2時間)
事後学修 講義内容に関して教科書・参考書で理解を深め復習し,授業中に提示した課題について取り組む。(2時間)
8 遠隔授業:AC 生体信号の伝達と定量 事前学修 教科書の指定箇所を熟読し,e-Learningで小テストを受験しておく。(2時間)
事後学修 講義内容に関して教科書・参考書で理解を深め復習し,授業中に提示した課題について取り組む。(2時間)
9 遠隔授業:AC 生体信号の調整・雑音除去 事前学修 教科書の指定箇所を熟読し,e-Learningで小テストを受験しておく。(2時間)
事後学修 講義内容に関して教科書・参考書で理解を深め復習し,授業中に提示した課題について取り組む。(2時間)
10 遠隔授業:AC 生体計測の応用技術 事前学修 教科書の指定箇所を熟読し,e-Learningで小テストを受験しておく。(2時間)
事後学修 講義内容に関して教科書・参考書で理解を深め復習し,授業中に提示した課題について取り組む。(2時間)
11 遠隔授業:AC 対数計算・倍率・デシベル計算 事前学修 教科書の指定箇所を熟読し,e-Learningで小テストを受験しておく。(2時間)
事後学修 講義内容に関して教科書・参考書で理解を深め復習し,授業中に提示した課題について取り組む。(2時間)
12 遠隔授業:AC 生体信号の記録・表示 事前学修 教科書の指定箇所を熟読し,e-Learningで小テストを受験しておく。(2時間)
事後学修 講義内容に関して教科書・参考書で理解を深め復習し,授業中に提示した課題について取り組む。(2時間)
13 遠隔授業:AC 情報量の計算 事前学修 教科書の指定箇所を熟読し,e-Learningで小テストを受験しておく。(2時間)
事後学修 講義内容に関する教科書・参考書で理解を深めるために復習し,健康スポーツ分野における生体計測の応用例についていくつかあげて解説すること。(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇 修得する資質・能力:知識・理解力,応用力【DP-S(1)】
・生体計測の意義について理解する
・生体信号の種類を理解する
・生体への刺激反応実験技術とその意義について理解する
・生体信号を測るためのセンサ技術について理解する
・生体信号を伝送するための技術について理解する
・生体信号を定量化する方法を理解する
・生体信号情報の表示技術について理解する

〇修得する資質・能力:コミュニケーション力【DP-S(2)】
・本講義で得た知識を説明できる

〇 修得する資質・能力:態度・志向性【DP-S(3)】【DP-S(4)】
・授業に対して積極的な姿勢で臨む
・生体計測を健康・スポーツに活かせる方法を検討できる

〇 修得する資質・能力:総合力【DP-S(6)】
・本講義で得た知識・技能・態度等を総合的に活用し,解決できる

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 30% 60% 20% 10% 10% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 60% 60% 20% 10% 10% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 50% 10% 20% 20% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 59% 19% 11% 5% 6% 100%

教科書・参考書

(教科書)「生体計測工学入門」,橋本成広著,コロナ社,2,600円+税

オフィスアワー

オフィスアワーの時間と場所は以下の通りです.
<時間>前期・金曜日4限
※ 学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります.
※ 上記の時間帯以外もしくはオンラインを希望する場合は,事前にアポイントをとってください.
<場所>8号館102号室もしくはオンライン

その他

<評価内容のフィードバック>
・e-Learning における確認内容についての解答は受験後閲覧が可能な状態にしておく.
・紙面での学習確認の答案用紙については成績配布時期に返却することとする.

<欠格条件>
・欠席回数が5回を超えた者はE評価となります.また,遅刻も正当な理由が示されない場合は欠席扱いとします.
・小テスト,またはレポート課題を期限までに未提出の場合,欠席扱いとする.
・ガイダンスやメール等での指示に従わなかった場合、その責任は学生諸君に帰するものとする.
・事前動画を授業開始前までに必ず視聴すること.視聴を怠った場合,減点とする.視聴を何度も怠った場合,不合格となることもあります.

実務経験のある教員による授業科目

該当しない。