2025年度前期集中病理学

曜日・時限 不定期その他 期別 前期集中 週時間数 2
ナンバリング FL230809
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療健康科学部-医療科学科
教員名 橘 克典
橘 克典
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%a9%98%e3%80%80%e5%85%8b%e5%85%b8

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目的

疾病の成り立ち(病因と病態)について、細胞・組織の変化から学ぶことで、疾患の三大病理学的変化すなわち、炎症、腫瘍および循環障害(虚血)で各臓器を横断的に理解できるようになり、また、疾患の形態学的な異常(病変)を病理生化学的に考察し、ミクロおよびマクロの観点から理解し基本的な知識を理解できるようになることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 遠隔A 病理学総論(本科目の授業内容を説明し、病理学問題の演習をする) 事前学修 シラバスを読んでおくこと。(2時間)
事後学修 問題演習で、できなかった点を復習する。(3時間)
2 遠隔A 病理学概論 事前学修 病理学とはどのような学問か、について予習する。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(3時間)
3 遠隔A 細胞・組織とその障害、再生と修復 事前学修 細胞と組織の基本構造、細胞が障害を受けた際の変化、細胞の再生と修復について予習する。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(3時間)
4 遠隔A 循環障害 事前学修 血液とリンパ液の循環、循環障害について予習する。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(3時間)
5 遠隔A 炎症 事前学修 炎症の特徴、炎症に関わる細胞について予習する。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(3時間)
6 遠隔A 免疫、感染症と血清学的検査 事前学修 免疫のしくみと役割、感染の病原菌やその経路について予習する。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(3時間)
7 遠隔A 代謝異常 事前学修 正常の代謝状態、異常の代謝状態について予習する。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(3時間)
8 遠隔A 老化と老年病 事前学修 老化という生理現象と老年病について予習する。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(3時間)
9 遠隔A 新生児の病理、先天異常 事前学修 新生児の病理、先天異常について予習する。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
10 遠隔A 腫瘍と血清学的検査 事前学修 腫瘍の定義と分類について予習する。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
11 遠隔A 心臓・血管の病理と生理学的検査 事前学修 心臓と血管の病理について予習する。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
12 遠隔A 肺・消化器の病理と生化学的検査、腎・糖尿病の病理と生化学的検査 事前学修 肺と消化器の病理と腎と糖尿病の病理について予習する。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
13 遠隔A 病理診断(薄切,染色,細胞診)、術中診断、遠隔診断 事前学修 病理診断検査を予習する。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

修得する資質・能力:知識・理解力【DP-L-1-1】
病理学的変化である炎症、腫瘍および循環障害(虚血)について理解し、説明することができる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 100% 100% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 100% 0% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

プリントを配布する。パワーポイントで行う。

参考書:カラーで学べる病理学(編集:渡辺照男、NOUVELLEHIROKAWA出版)

オフィスアワー

授業期間中:金曜日11:30~13:00 8号館4階・401研究室
授業期間外およびオフィースアワーの時間外でも、質問等があれば上記研究室に訪ねてくること。また、メールでも受け付けます。
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員室に不在の可能性があります。

その他

1.講義は集中講義で行う。
2.レポートは返却し、修正等があれば指摘する。
3.授業前は必ずMoodleを確認すること。
4.本科目は授業出席、レポート提出を重視する。欠席、レポート未提出が5回以上の場合、不合格となる場合がある。

実務経験のある教員による授業科目

本授業は臨床工学技士1名による講義である。