2025年度前期日本語上達法1

曜日・時限 水曜日2時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング FL110103,FS110103,FY110103,HB110103,HT110103,HW110103
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療福祉工学部-理学療法学科
医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-医療科学科
医療健康科学部-理学療法学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
総合情報学部-デジタルゲーム学科
総合情報学部-ゲーム&メディア学科
総合情報学部-情報学科
健康情報学部-健康情報学科 医療工学専攻
健康情報学部-健康情報学科 理学療法学専攻
健康情報学部-健康情報学科 スポーツ科学専攻
教員名 八島 由香
八島 由香
職務履歴

目的

・大学で学びを進めるにあたって必要となる力の基礎を養うことを主目的とします。
・そのために、「大学での学び方を知る」、「文章を読む」、「短い文章を書く」ことをテーマとします。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 遠隔A ガイダンス
・授業の内容と受講上の留意点についての説明
ことばとの出会い
・ことばによるアイスブレイク
新聞を読む
・新聞の記事を読み、自分の考えを述べる
事前学修 ・シラバスをよく読む(1時間)
事後学修 ・シラバスを再度読み、今後の授業の流れ、課題の提出方法や提出日を確認する(1時間)
・ことばによるアイスブレイクに挑戦する(1時間)
・新聞の記事の内容を理解した上で、自分の考えを述べる(1時間)
2 遠隔A 授業の受け方1 高校までと大学の違い
・学び方のルールやマナー、注意しなければならないこと
簡単な説明文を書く
・図や記号などを説明する文章を書く
新聞を読む
・新聞の記事を読み、自分の考えを述べる
事前学修 ・高校までと大学の違いを考えてみる(1時間)
事後学修 ・高校までと大学の違いを知り、心がけることを自分の言葉でまとめる(1時間)
・図や記号などを、相手にわかりやすく説明をする文章を書く(1時間)
・新聞の記事の内容を理解した上で、自分の考えを述べる(1時間)
3 遠隔A 授業の受け方2 能動的に聴く
・大学でのノートのとり方
簡単な意見文を書く
・ある物事や現象に対してメリットやデメリットを考え、自分の意見を述べる
事前学修 ・高校までと大学の授業の違いを考えてみる(1時間)
事後学修 ・ノートを取る練習(1時間)
・ある現象に対して、メリットやデメリットを考え、自分の意見を述べる(2時間)
4 遠隔A 授業の受け方3 質問する
・質問、メールの送り方
・敬語の基本
事前学修 ・先生にメールを送る時の書き方を考えてみる(1時間)
事後学修 ・質問メールを作る練習(2時間)
・敬語の問題を解く(1時間)
5 遠隔A 話し言葉と書き言葉
・話し言葉と書き言葉の違いを知る
・書き言葉の例を知る
新聞を読む
・新聞の記事を読み、自分の考えを述べる
事前学修 ・普段の会話で使う言葉と、新聞などで使われている言葉はどう違うかを考える(1時間)
事後学修 ・書き言葉の練習(1時間)
・新聞の記事の内容を理解した上で、自分の考えを述べる(2時間)
6 遠隔A 書き方の基本技術1
・「、」と「。」を適切に打つポイントを知る
新聞を読む
・新聞の記事を読み、自分の考えを述べる
事前学修 ・自身はどういう時に「、」や「。」を打っているか考える(1時間)
事後学修 ・「、」と「。」を適切に打つ練習(1時間)
・新聞の記事の内容を理解した上で、自分の考えを述べる(2時間)
7 遠隔A 書き方の基本技術2
・段落の役割と作り方を知る
新聞を読む
・新聞の記事を読み、自分の考えを述べる
事前学修 ・「段落」とは何か、なぜ作るのかを小・中・高の学習をふり返って考える(1時間)
事後学修 ・段落を意識して文章を読む練習(1時間)
・段落を意識して文章を書く練習(1時間)
・新聞の記事の内容を理解した上で、自分の考えを述べる(1時間)
8 遠隔A 読み方のコツ1
・文章の構成を知る
新聞を読む
・新聞の記事を読み、自分の考えを述べる
事前学修 ・自身の長い文章の読み方をふり返る(1時間)
事後学修 ・文章構成に注意をして読解する練習(1時間)
・新聞の記事の内容を理解した上で、自分の考えを述べる(2時間)
9 遠隔A 読み方のコツ2
・チェックしながら読む
新聞を読む
・新聞の記事を読み、自分の考えを述べる
事前学修 ・自分以外の人が書いた文章(例えば新聞など)を読んでおく(2時間)
事後学修 ・人が書いた文章を添削してみる(2時間)
・新聞の記事の内容を理解した上で、自分の考えを述べる(1時間)
10 遠隔A 読み方のコツ3
・文章を読んで意見を持つ
新聞を読む
・新聞の記事を読み、自分の考えを述べる
事前学修 ・新聞などを読んで、自分なりに感じたことをメモする(1時間)
事後学修 ・新聞の記事の内容を理解した上で、自分の考えを述べる(3時間)
11 遠隔A 書き方のコツ1
・主観と客観の違いを知る
意見文を書く
・ある物事や現象に対して、自分の意見を述べる
事前学修 ・小・中・高ではどのようなテーマで何について文章(作文)を書いてきたかふり返る(1時間)
事後学修 ・ある物事や現象に対して、客観的な理由を挙げて自分の意見を述べる(2時間)
・自分の好きなこと(もの)を表現してみる(1時間)
12 遠隔A 書き方のコツ2
・意見と根拠の違いを知る
・事実を書く
事前学修 ・自分の好きなこと(もの)を書いた文章と、新聞などの書き方はどう違うかを考える(1時間)
事後学修 ・明確に根拠を示した意見文を書く(3時間)
13 遠隔A 書き方のコツ3
・文章の構成を整える
まとめ
・「日本語上達法1」の学びをふり返る
事前学修 ・読解する時に学んだ文章構成の基本を復習する(1時間)
事後学修 ・構成に注意して文章を書く練習(2時間)
・これまでの学修で出来るようになったこと、今後文章を書く際に気をつけるべき点を考え、文章化する(1時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

(読む力)
・文章を読むことに慣れる。
・文章読解のポイントを知り、正しく理解できる。
(書く力)
・文章を書くことに慣れる。
・読みやすい文章を書くための基礎的な文章力を身につける。
・自分なりに自分の考えを表現できる。
(聞く力・話す力)
・講義内容を正確に聞き取り、ノートを取ることができる。
・能動的に授業を受講できる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。
〇2023年度以前の入学生
修得する資質・能力:知識・理解力、応用力、コミュニケーション力【医療健康科学部DP(3)】【総合情報学部DP(1)】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 100% 60% 40% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 60% 40% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書や参考書はありません。Moodleに授業資料をアップロードします。
国語辞書や電子辞書を手元に用意して受講すると便利です。

オフィスアワー

教員には、OECUメールやMoodleのメッセードなどで質問をしてください。なお、返信には1日程度のお時間をいただきます。

その他

・授業は遠隔(オンデマンド)で行います。MoodleやOECUメールをこまめにチェックしてください。
・授業動画の視聴、課題への取り組みは、本来の授業時間でなくてもかまいません。
・この授業は演習(課題)が中心となります。一回一回の授業の課題をしっかりと提出し、学修を積み重ねてください。
・各回の期限内の課題の提出によって、授業の出席を認めます。また、提出された課題の評価が成績になります。そのため、遅れてでもすべての課題の提出をすること。(遅れた提出物は、遅れた分の減点をして評価します。)
・課題の提出は、基本的には、授業日を含めて4日後(土曜日20時)とします。ただし各回の状況や課題の分量によっては、例外もあります。
・提出された課題等は、評価の上、コメントをつけます。コメントはMoodleで閲覧できます。
・受講人数が上限(35名)を越える場合は抽選を行います。

実務経験のある教員による授業科目