2025年度後期集中コンピュータアーキテクチャ

曜日・時限 不定期その他 期別 後期集中 週時間数 2
ナンバリング HW230604
開講学科等 総合情報学部-デジタルゲーム学科
教員名 中根 康之
中根 康之
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e4%b8%ad%e6%a0%b9%e3%80%80%e5%ba%b7%e4%b9%8b

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目的

コンピュータを構成するプロセッサ、バス、周辺装置、メモリの基本原理について学修する。マイクロコンピュータを含むデジタル回路のハードウェア設計についての理解を目指す。この科目を修得することで、デジタルゲームを主軸としたエンタテインメントコンテンツ分野の基礎的な専門知識を得て、それらを適切に応用する能力を身に付けることができる。

なお,この科目は、2018・2022年度カリキュラムの再履修クラスである。そのため,2024年度以降の1年次入学生、2026年度以降の3年次編入生は受講できない。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 遠隔A 授業ガイダンス
(この授業でどういうことを学ぶか)
事前学修 シラバスを読み、興味のある学修内容に関する事柄を調べる(2時間)
事後学修 授業ガイダンスで話された内容などからわからない単語などを調べる(1時間)
2 遠隔A コンピューターの発展とアーキテクチャ
事前学修 今までコンピュータというものがどのように発展してきたか調べる(2時間)
事後学修 授業内容をまとめて、小テストや定期テストに利用できるようにする(1時間)
3 遠隔A 数の表現と演算装置
事前学修 2進数の復習やコンピューター内で行われる演算方法などについて調べる(3時間)
事後学修 授業内容をまとめて、小テストや定期テストに利用できるようにする(1時間)
4 遠隔A 記憶装置と制御回路
事前学修 MPUの構造やその中で行われる制御について調べる(3時間)
事後学修 授業内容をまとめて、小テストや定期テストに利用できるようにする(2時間)
5 遠隔A 命令セットと命令の実行
事前学修 MPUにはどのような命令があるか調べる(3時間)
事後学修 授業内容をまとめて、小テストや定期テストに利用できるようにする(2時間)
6 遠隔A パイプライン処理とキャッシュメモリ 事前学修 パイプライン・キャッシュメモリについて調べる(3時間)
事後学修 授業内容をまとめて、小テストや定期テストに利用できるようにする(2時間)
7 遠隔A 仮想記憶と入出力装置 事前学修 仮想記憶について調べる(3時間)
事後学修 授業内容をまとめて、小テストや定期テストに利用できるようにする(2時間)
8 遠隔C 小テスト 事前学修 ここまでの授業内容全般を復習しておく(2時間)
事後学修 小テストを通して、学習が足りなかった部分を復習する(2時間)
9 遠隔A 小テストの振り返り 事前学修 小テストで解答した答えを再度確認して、どれくらいできていたのか確認しておく(2時間)
事後学修 振り返りを通して、学習が足りなかった部分を復習する(4時間)
10 遠隔A 高性能コンピュータのアーキテクチャ1 事前学修 高性能コンピュータにはどのような種類があるか調べておく(3時間)
事後学修 授業内容をまとめて、小テストや定期テストに利用できるようにする(2時間)
11 遠隔A 高性能コンピュータのアーキテクチャ2 事前学修 第10回の事前学習で調べきれなかった、もしくは調べたりない高性能コンピュータにはどのような種類があるか調べておく(3時間)
事後学修 授業内容をまとめて、小テストや定期テストに利用できるようにする(2時間)
12 遠隔A 高性能コンピュータのアーキテクチャ3
事前学修 第10回と第11回の事前学習で調べきれなかった、もしくは調べたりない高性能コンピュータにはどのような種類があるか調べておく(2時間)
事後学修 授業内容をまとめて、小テストや定期テストに利用できるようにする(2時間)
13 遠隔A 授業全体のまとめと定期試験について解説 事前学修 これまでまとめた授業内容に抜け落ちている部分がないか確認する(4時間)
事後学修 これまでの授業を振り返り、学習が足りていない部分を復習する(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

1.コンピュータプログラムが動作する原理を説明することができる。
2.マイクロコンピュータのプログラミング手法を理解できる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
2023年度以前の入学生
修得する資質;能力:知識・理解力、応用力【DP-W-1-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 70% 90% 10% 100%
小テスト、小論文 30% 90% 10% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 90% 10% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

※参考書として挙げます。授業で必要な教科書ではありません。

「CPUの創りかた」(渡波郁、毎日コミュニケーションズ)
「コンピュータアーキテクチャ」(馬場敬信、オーム社)
「コンピュータアーキテクチャ」(成瀬正、森北出版)

オフィスアワー

オフィスアワーの開設時間と場所は、金曜日、13:10~13:50、10号館403です。
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。
※随時、Moodle上では質問を受け付けています。

その他

定期試験を受けていない者はE評価とする。
定期試験の答案については返却しないが解答例を定期試験終了後にMoodle上で公開する。

実務経験のある教員による授業科目

コナミでゲーム製作の実務経験を有する教員が業務経験を通じて得たコンピュータの仕組みなどの講義を行う。