2025年度前期ゲームインタフェース実験

曜日・時限 金曜日3時限,金曜日4時限 期別 前期 週時間数 4
ナンバリング HW330513
開講学科等 総合情報学部-デジタルゲーム学科
教員名 佐藤 礼華
佐藤 礼華
職務履歴

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中根 康之
中根 康之
職務履歴

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目的

 本科目では、コンピュータゲーム(家庭用テレビゲーム、スマホでのゲーム、Webでのゲームなど)をプレイする人間の行動や心理状態について、科学的な立場に立った理解を深める態度を身につける。特に、仮説を立て、正しくデータを計測し、それらの結果の考察から知見を得るというものの考え方や見方に重点を置いている。実験テーマは以下の3つである。ただし、1つのテーマで複数の実験が設定されることもある。さらに、受講人数によっては実験の数を調整することがある。 
(1)ゲーム環境実験1:ゲームプレイ時におけるゲーム内環境設定によって、ゲームプレイのやりやすさは違うと言われている。実際に環境設定を変更してゆくことで具体的にどのようにゲームプレイに影響するのかを調べる。
(2)ゲーム環境実験2:ゲームプレイ時におけるゲーム内環境設定によって、ゲームプレイのやりやすさは違うと言われている。実際に環境設定を変更してゆくことで具体的にどのようにゲームプレイに影響するのかを調べる。
(3)脈波計測実験:ゲームのプレイ中の脈波の代表的特徴量と他の環境におけるそれらの特徴量との相関を既知のものと比較することにより、身体および心理的状態とゲームとの関連を調べる。特に、ゲーム内容・形式・プレイ時間によって人間の心身状態は変化すると予測できるが、具体的にどのように影響するのかを調べるために、プレイ中の脈波の強弱や頻率状態を調べる。

 ※実験が1つでも不合格の場合は単位を認定しないことを前提した最終評価を行う。
 ※ガイダンスを無断欠席した者は、学修の特性上(班構成に間に合わない、基礎知識の学修時間の不足、受講態度不適格、など)で、授業参加を認めないこともある。
 ※新型コロナ感染症対策のために、内容・環境に変更がありうるので、適宜、教員からの説明を受けること。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ・ガイダンス(授業の受け方、仮説の立て方、レポートの書き方、他)
・班分け
・各班に分かれて、最初のテーマの仮設指導
事前学修 「科学的思考とは」について調べておくこと、
仮説の立て方について文献などで調べておくこと
実験レポートの書き方について調べておくこと(2時間)。
事後学修 「科学的思考とは」について、仮説の立て方について、実験レポートの書き方について、整理しておくこと(2時間)。
2 C ゲーム環境実験1(ステップ1)
ゲーム環境実験2(ステップ1)
脈波計測実験(ステップ1)
※ただし、班単位で学習活動が異なります。
事前学修 仮説を設定し、演習手順のリハーサルしておくこと(1時間)。
事後学修 指定期日までに、レポートを作成し提出すること(1時間)。
3 C ゲーム環境実験1(ステップ2)
ゲーム環境実験2(ステップ2)
脈波計測実験(ステップ2)
※ただし、班単位で学習活動が異なります。
事前学修 仮説を設定し、演習手順のリハーサルしておくこと(1時間)。
事後学修 指定期日までに、レポートを作成し提出すること(1時間)。
4 C ゲーム環境実験1(ステップ3)
ゲーム環境実験2(ステップ3)
脈波計測実験(ステップ3)
※ただし、班単位で学習活動が異なります。
事前学修 仮説を設定し、演習手順のリハーサルしておくこと(1時間)。
事後学修 指定期日までに、レポートを作成し提出すること(1時間)。
5 C ゲーム環境実験1(ステップ4)
ゲーム環境実験2(ステップ4)
脈波計測実験(ステップ4)
※ただし、班単位で学習活動が異なります。
事前学修 仮説を設定し、演習手順のリハーサルをしおくこと(1時間)。
事後学修 指定期日までに、レポートを作成し提出すること(1時間)。
6 C ゲーム環境実験1(ステップ5)
ゲーム環境実験2(ステップ5)
脈波計測実験(ステップ5)
※ただし、班単位で学習活動が異なります。
事前学修 仮説を設定し、演習手順のリハーサルをしおくこと(1時間)。
事後学修 指定期日までに、レポートを作成し提出すること(1時間)。
7 C ゲーム環境実験1(ステップ6)
ゲーム環境実験2(ステップ6)
脈波計測実験(ステップ6)
※ただし、班単位で学習活動が異なります。
事前学修 仮説を設定し、演習手順のリハーサルをしおくこと(1時間)。
事後学修 指定期日までに、レポートを作成し提出すること(1時間)。
8 C ゲーム環境実験1(ステップ7)
ゲーム環境実験2(ステップ7)
脈波計測実験(ステップ7)
※ただし、班単位で学習活動が異なります。
事前学修 仮説を設定し、演習手順のリハーサルをしおくこと(1時間)。
事後学修 指定期日までに、レポートを作成し提出すること(1時間)。
9 C ゲーム環境実験1(ステップ8)
ゲーム環境実験2(ステップ8)
脈波計測実験(ステップ8)
※ただし、班単位で学習活動が異なります。
事前学修 仮説を設定し、演習手順のリハーサルをしおくこと(1時間)。
事後学修 指定期日までに、レポートを作成し提出すること(1時間)。
10 C ゲーム環境実験1(ステップ9)
ゲーム環境実験2(ステップ9)
脈波計測実験(ステップ9)
※ただし、班単位で学習活動が異なります。
事前学修 仮説を設定し、演習手順のリハーサルをしおくこと(1時間)。
事後学修 指定期日までに、レポートを作成し提出すること(1時間)。
11 C ゲーム環境実験1(ステップ10)
ゲーム環境実験2(ステップ10)
脈波計測実験(ステップ10)
※ただし、班単位で学習活動が異なります。
事前学修 仮説を設定し、演習手順のリハーサルをしおくこと(1時間)。
事後学修 指定期日までに、レポートを作成し提出すること(1時間)。
12 C ゲーム環境実験1(ステップ11)
ゲーム環境実験2(ステップ11)
脈波計測実験(ステップ11)
※ただし、班単位で学習活動が異なります。
事前学修 仮説を設定し、演習手順のリハーサルをしおくこと(1時間)。
事後学修 指定期日までに、レポートを作成し提出すること(1時間)。
13 C ゲーム環境実験1(ステップ12)
ゲーム環境実験2(ステップ12)
脈波計測実験(ステップ12)
※ただし、班単位で学習活動が異なります。
事前学修 仮説を設定し、演習手順のリハーサルをしおくこと(1時間)。
事後学修 指定期日までに、レポートを作成し提出すること(1時間)。
指示にしたがって、定期試験(またはレポート試験)の対策をしておくこと(3時間)。

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇修得する資質・能力:知識・理解力・応用力【DP-W-1-1】
・仮説を立てることができる。
・実験の手順を理解できる。

〇修得する資質・能力:文章力・コミュニケーション力【DP-W-2-1】
・実験結果を仲間とコミュニケーションを図ってレポートに作成できる。

〇修得する資質・能力:思考力・判断力・意志力【DP-W-2-2】
・PDCAが実践できる。
・実験結果を科学的に解釈できる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 10% 80% 20% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 指定レポートの全部の提出とその内容 90% 40% 25% 35% 100%
その他2(具体的に: 0%
100% 44% 24% 32% 0% 0% 100%

教科書・参考書

・ガイダンスで各テーマごとに指示する。

オフィスアワー

・原則、授業日の授業終了後に、担当教員の研究室で対応する。ただし、会議やゼミ生指導で対応できない場合もあるので、Moodleも利用する。

その他

・実験が1つでも不合格の場合は単位を認定しないことを前提した最終評価を行う。ガイダンスで詳細を説明する。
・テーマは3つであるが、1つのテーマで複数の実験が設定されることもある。さらに、受講人数によっては実験の数を調整することがある。 
・ガイダンスを無断欠席した者は、学修の特性上(班構成に間に合わない、基礎知識の学修時間の不足、受講態度不適格、など)で、授業参加を認めないこともある。
・獲得した知識やスキルの最終確認として定期試験(レポート試験)を実施する。なお、実験レポートがすべて合格している学生はレポート試験が不合格(未受験を含む)であってもE評価(評価不能)とはしない。
・活動は班単位である。レポートの作成方法は、ガイダンスでの指示に従うこと。内容・方法・提出日などが指示に従っていないレポートは受理しないことがある。
・授業日程には、事前準備日、実験日、事後評価日(レポート作成)を含んでおり、すべての日程が授業である。各自でスケジュール管理を十分にし、余裕を持ってレポートを提出すること。もちろん、教室や大学内だけが学習の場ではない。
・授業日程を無視したレポート提出は、原則、受け取らない。
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フィードバック
・提出したレポートは、必要に応じて、修正指示(含む、返却、再提出)を行う場合もあるので、テーマ別の指示に従うこと。
・提出した最終版のレポートは返却しないが、質問者には判定結果を説明する。その方法はテーマ別の指示に従うこと。

実務経験のある教員による授業科目

各担当教員は、私企業での開発プロジェクトの実務におけるICT利活用スキル、および、技術データの分析処理における経験に基づくデータ分析のスキルを実践的に指導する。