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2025年度後期
グループプログラミング演習
曜日・時限
水曜日4時限
期別
後期
週時間数
2
ナンバリング
HT230507
開講学科等
総合情報学部-情報学科
教員名
北嶋 暁
北嶋 暁
職務履歴
https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%8c%97%e5%b6%8b%e3%80%80%e6%9a%81
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目的
本演習の目的は、グループでプログラムを作成する場合に必要とされる知識や技術を知り、演習を通じて体験することである。ソフトウェアの開発はグループで行われることが多いが、個人で開発する場合と比べ、開発効率やソフトウェアの品質を上げるための様々な方法が実践されている。本演習では、それらの中から、一般的な方法や、今後重要性が増すと見込まれている方法を体験することで、プログラミングの視野を広げることが期待される。
授業計画
授業回
形式
学修内容
学修課題
1
A, C
プログラム開発工程の概要
ソースコードが複数のプログラムのビルド
事前学修
シラバスを読んで、授業の目的を理解する。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(3時間)
2
A, C
ソースコードの文書化
事前学修
Moodleの説明にしたがい、ツールをインストールし、動作確認を行う。 (1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
3
A, C
コーディング規約
事前学修
Moodleの説明にしたがい、ツールをインストールし、動作確認を行う。 (1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
4
A, C
コードレビュー
事前学修
コードレビューとは何か調べてみる。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
5
A, C
ペアプログラミング
(ペアプログラミングの方法、その演習)
事前学修
ペアプログラミングとは何か調べてみる。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
6
C
ペアプログラミング
(演習の続き)
事前学修
前回の演習でうまくいかなかった点を確認する。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
7
A, C
ライブラリの活用
事前学修
プログラムのライブラリとは何か調べてみる。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
8
C
総合課題1
(第1週~第7週の総合演習)
事前学修
これまでの授業の内容に目を通しておく。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(3時間)
9
A, C
ソースコードの分割・モジュール化1
(ソースコード分割の方法、その演習)
事前学修
分割コンパイルとは何か調べてみる。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
10
C, A
ソースコードの分割・モジュール化2
(演習の続き)
事前学修
前回の内容に目を通しておく。(1時間)
事後学修
授業中に完了しなかった演習問題を解く。(4時間)
11
C
総合課題2 1回目(全3回)
(複数のソースコードから成るプログラムの作成演習)
事前学修
これまでの授業の内容に目を通しておく。(1時間)
事後学修
プログラムを作成する計画を立てる。(3時間)
12
C
総合課題2 2回目(全3回)
(演習の続き)
事前学修
プログラムの仕様や計画を確認する。(1時間)
事後学修
授業中に計画どおりに進んでいなければ進める。(3時間)
13
C
総合課題2 3回目(全3回)
(演習の続き)
事前学修
プログラム作成の進捗状況や計画を確認する。(1時間)
事後学修
授業中に計画どおりに進んでいなければ進める。(3時間)
授業形式記号
A:一斉授業(通常の講義)
B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
C:体験、実験、実習、演習など
D:調査 分析、解析など
E:ものづくり、作品制作
F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
G:プレゼンテーション
H:地域・企業 連携型学習
I:その他
到達目標
本科目に関連するディプロマ・ポリシー項目
科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
「カリキュラムマップ」よりご確認ください。
〇 2023年度以前の入学生
- 知識・理解力、応用力【DP-T-1-1】
- コミュニケーション力【DP-T-2-2】
<JABEE学習・教育到達目標:D>
(1)プログラムの構造化・モジュール化を行うことができる。[JABEE項目番号D6]
(2)ソースコードの文書化やコーディング規約の重要性を知る。
<JABEE学習・教育到達目標:G>
(3)レビューやペアプログラミングなどの協調作業の重要性を知る。
(4)他人と協調して円滑に作業することができる。[JABEE項目番号G3]
先修が望まれる科目: C++プログラミング実習1~3
関連科目: C++プログラミング実習4
<評価項目と基準>以下の評価項目の配点に従い100点満点で60点以上を合格とする。
評価項目(対応する授業目標)[配点]…評価内容
- コーディング規約(2)[20]…コーディング規約に則してプログラムを記述できる。
- ソースコードの文書化(2)[20]…作成したプログラムにおいて、関数の引数の役割など、定められた項目についての説明を決まった書式で文書化できる。
- モジュール化(1)[30]…プログラムを複数のファイルに分割して構成する方法を理解している。
- レビュー(3,4)[30]…他人の作成したソースコードを見て誤りや問題点などを指摘できる。
評価方法と評価観点
評価方法
配点合計
知識・理解力
応用力
コミュニケーション力
態度・志向性
創造力
合計
定期試験またはレポート試験
0%
小テスト、小論文
0%
グループワーク
0%
プレゼンテーション
0%
レポート、宿題
100%
40%
50%
10%
100%
授業での姿勢(ノート、質疑など)
0%
作品、パフォーマンス(実技、実演)
0%
その他1(具体的に:
0%
その他2(具体的に:
0%
100%
40%
50%
10%
0%
0%
100%
教科書・参考書
教科書:資料をMoodleで配布する。
参考書:適宜授業中に示す。
オフィスアワー
時間:水曜13:15-13:55
場所:11-501
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性がある。
その他
-欠席が4週以上の場合は未受験(E評価)になるので注意すること。
-2回のレポート課題に対するレポートがどちらか一方でも未提出の場合、成績を未受験(E評価)とする。
-演習課題はC++プログラミング演習1~3の知識を前提としているので、すべて合格していることが望ましい。
-ノートPCを用いて演習を行うので用意すること。
課題に対するフィードバック
- 提出されたレポートについて、評価項目ごとの評価結果を個別に通知する。なお、提出されたレポートは返却しない。
実務経験のある教員による授業科目
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