2025年度前期集中臨床実習

医療現場において実際の業務を学ぶことは医療技術者を目指す者にとって重要である。この実習では臨床工学技士としての基礎的な実践能力を身につけ，医療における臨床工学の重要性を理解し，かつ，患者への対応について臨床現場で学習し，チーム医療の一員としての責任と役割を自覚できるようになる。

〇 修得する資質・能力：知識・理解力，応用力，コミュニケーション力，態度・志向性【DP-L-1-1】【DP-L-2-1】【DP-L-3-1】
　・医療従事者としての心構え、姿勢を学び、臨床実習で学んだ機器の原理、操作、保守点検を説明できる。

この実習項目は，臨床工学技士法第14条第１号，第２号，第３号の養成所に関する項目に準拠している。
１．血液浄化装置実習１単位（45時間）
２．集中治療室実習（人工呼吸器を含む）および手術室実習（人工心肺装置を含む）１単位（45時間）
３．医療機器管理業務実習１単位（45時間）
４．その他の実習１単位（45時間）
合計４単位（180時間）

臨床実習指導要綱のもと，各実習病院が使用している専門書・参考書・ビデオ等。

臨床実習は，これまで学内において実施している実習および実験とは異なり，医療の現場で患者に接すること，臨床工学技士業務を指導者の指示のもとで行うこととなる。

実習期間中の実習終了後の毎日メールでの連絡にて行う。各実習病院担当教員
実習項目から，この実習を履修する上で専門科目および実習の単位を修得して，専門知識を有していることが必要条件となる。
学生は臨床実習レポートを各病院の実習指導者に提出し，実習期間中または実習終了後，学内の臨床実習担当教員の試問を受ける。
最終的にレポート提出後、各担当教員からレポート返却を行ない修正等があれば指摘する。

実習の詳細については、Moodleにおいて周知するので必ず確認をすること。
成績はG「合格」、D「不合格」で記載する。

本実習を担当する教員のうち4名は、呼吸、循環、代謝を専門とする臨床工学技士である。