2025年度前期集中リハビリテーション工学

曜日・時限 不定期その他 期別 前期集中 週時間数 2
ナンバリング FL131406,FS430601,FY130111
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療福祉工学部-理学療法学科
医療福祉工学部-健康スポーツ科学科
医療健康科学部-医療科学科
医療健康科学部-理学療法学科
医療健康科学部-健康スポーツ科学科
教員名 岩下 篤司
岩下 篤司
職務履歴

、小西 有人
小西 有人
職務履歴

目的

リハビリテーション工学は、リハビリテーションの過程で必要となる?学技術の総称である。機械工学、電気工学、情報工学、制御工学などの工学分野と医学との境界領域の中で、リハビリテーションに応用する技術を扱う領域である。この授業では、リハビリテーション現場で実際に使われている技術の現状と、その体系について講義を受け、リハビリテーション工学の概要を理解できるようになることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A リハビリテーション工学の概要 事前学修 リハビリテーションに対する自分のイメージをまとめる(2時間)
事後学修 自分の身の回りでリハビリテーションを受けた人の話を聞く(2時間)
2 A リハビリテーションと日常生活動作 事前学修 日常生活動作について調べる(2時間)
事後学修 日常生活動作へ工学の役割を考える(2時間)
3 C 基本動作と介助方法 事前学修 介助方法について調べる(2時間)
事後学修 介助の負担軽減のための工学的手法を考える(2時間)
4 C ヒトの歩行動作 事前学修 歩行動作を調べる(2時間)
事後学修 ヒトの様々な移動動作について考える(2時間)
5 C 身体計測のためのランドマーク 事前学修 全身の骨の復習(2時間)
事後学修 動作を理解するためのランドマークを理解する(2時間)
6 D リハビリテーション工学の調査 事前学修 最新のリハビリテーション工学を調べる(3時間)
事後学修 興味を持ったリハビリテーション工学についてプレゼンの準備をする(4時間)
7 F リハビリテーション工学の検討会 事前学修 興味を持ったリハビリテーション工学についてプレゼンの準備をする(4時間)
事後学修 様々な発表からリハビリテーション工学の興味を深める(3時間)
8 A 筋電図① 基礎知識 事前学修 筋の生理学的知識を調べる(2時間)
事後学修 全身の代表的な筋を調べる(2時間)
9 C 筋電図② 筋電図の実際 事前学修 %表示を調べる(2時間)
事後学修 ノーマライズを調べる(2時間)
10 C 筋電図③ 症例を通した検討 事前学修 筋電図研究報告の調査(2時間)
事後学修 筋電図研究報告の調査(2時間)
11 C 筋電図④ トレーニングに関する検討 事前学修 筋電図研究報告の調査(2時間)
事後学修 調べてみたい動作筋電図の発案(3時間)
12 C 筋電図⑤ トレーニングに関する検討Ⅱ 事前学修 調べてみたい動作筋電図の発案(3時間)
事後学修 計測方法の見直し(2時間)
13 A まとめ 事前学修 身近なもので共用品と思われるもの探し、どのような観点で共用品かを考える(2時間)
事後学修 ?分が?常生活で使う道具を、障害者が使う状況を想像し、どのような点が不便かを考える(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以前の入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇修得する資質・能??知識・理解【DP-S-1-1】
1.リハビリテーション医学の概略を理解できること。
2.生体計測の意義について理解する。
3.生体信号を測るためのセンサ技術について理解する。
〇修得する資質・能??汎用的技能 【DP-S-2-1】
1.本講義で得た知識を説明できる。
2.グループ内で意見を伝えられる。
〇修得する資質・能??態度・志向性【DP-S-2-2】【DP-S-3-1】【DP-S-4-1】
1.課題完成に向けグループで協力ができる。
2.授業に対して積極的な姿勢で臨む。
3.生体計測を健康・スポーツに活かせる方法を検討できる。
〇修得する資質・能力:総合的な学習経験と創造的思考力【DP-S-4-1】
1.高齢者、障害者などのQOL向上に向けた方法を把握できること。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 60% 30% 30% 30% 10% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 40% 40% 50% 10% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 18% 0% 34% 38% 10% 100%

教科書・参考書

随時、プリントを準備する

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受付、
随時、電子メールで質問を受付

その他

レポートは内容チェックの上で返却する

実務経験のある教員による授業科目