2025年度前期生体機能代行装置学実習

曜日・時限 金曜日3時限,金曜日4時限,金曜日5時限 期別 前期 週時間数 6
ナンバリング FL431304
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療健康科学部-医療科学科
教員名 吉田 めぐみ
吉田 めぐみ
職務履歴

橘 克典
橘 克典
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小出 卓哉
小出 卓哉
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松浦 美苗
松浦 美苗
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、井口 新一
井口 新一
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、近藤 智勇
近藤 智勇
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、土井 昌樹
土井 昌樹
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、久保 大安
久保 大安
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、川西 秀明
川西 秀明
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目的

生体機能を代行する装置として座学の生体機能代行装置学1、2に基づき、呼吸療法装置,体外循環装置,血液浄化装置の適切な操作および保守管理を理解し,その基本的知識を踏まえた技術について習得できるようになることを目的とする。。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 C ガイダンス
臨床工学技士が従事する人工呼吸器、人工心肺装置、人工透析装置、ペースメーカ、心臓カテーテル、内視鏡について学ぶにあたり、受講する姿勢、態度、服装やレポート作成上の注意点、再提出方法などについて説明する。
事前学修 シラバスをよく読み、その内容を理解しておく。(1時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
2 CF 人工呼吸器(構造と原理、分解と組み立て、始業点検) 事前学修 人工呼吸器の原理を理解しておく。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
3 CF 人工呼吸器(グラフィックモニタリング、モデル肺、呼吸器操作、模擬治療) 事前学修 人工呼吸器の換気モードを理解しておく。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
4 CF 人工心肺装置(準備、回路組み立て)、自己血回収装置の準備と操作 事前学修 人工肺の原理と装置を理解し、血液ガス検査について復習しておく。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
5 CF 人工心肺装置一式(模擬操作) 事前学修 これまでの実習内容をまとめておく。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
6 CF 血液透析装置(準備、回路組み立て、シャント消毒と模擬穿刺) 事前学修 バスキュラーアクセスと穿刺について復習しておく。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
7 CF 血液透析装置(模擬操作) 事前学修 これまでの実習内容をまとめておく。(2時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
8 CF 心臓ペースメーカ(構造と機能) 事前学修 心臓の解剖・生理学、心電図を復習しておく。(1時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
9 CF 心臓カテーテル(心電図と疾患、治療法) 事前学修 心臓の解剖・生理学、心電図を復習しておく。(1時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
10 CF 人工心肺装置・特殊手技(脳分離法) 事前学修 人工心肺装置・脳分離法について復習しておく。(1時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
11 CF 内視鏡 事前学修 内視鏡について復習しておく。(1時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
12 CF ペースメーカ、心臓カテーテル、内視鏡・総復習 事前学修 ペースメーカ、心臓カテーテル、内視鏡の実習内容をまとめておく。(1時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)
13 CF 人工呼吸器、人工心肺装置、人工透析装置・総復習 事前学修 人工呼吸器、人工心肺装置、人工透析装置の実習内容をまとめておく。(1時間)
事後学修 授業中に出した課題をレポートする。(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

修得する資質・能力:知識・理解力、【DP-L-1-1】
1.臨床実習に向けて、臨床工学技士が行う生命維持管理装置の操作および保守点検を理解し、組み立て、点検を行うことができる。
2.臨床実習に向けて、レポート作成が容易になる。
修得する資質・能力:態度・志向性【DP-L-3-1】
3.臨床実習に向けて、挨拶、返事、連絡、修学意欲など、実習を行うに必要な学生としての心構えができる。
4.医療人としてのモラルを理解できる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 30% 50% 50% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 50% 100% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 20% 80% 20% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 65% 15% 16% 0% 4% 100%

教科書・参考書

講義時に各実習で扱う装置やデバイスを見せプリントを配布する。

オフィスアワー

橘克典:火曜日18:30~ (橘研究室8-401)
小出卓哉:随時 (小出研究室7-310)
吉田めぐみ:金曜日 10:00~13:30(8-208)

授業期間外およびオフィースアワーの時間外でも、質問等があれば上記研究室に訪ねてくること。また、メールでも受け付けます。
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員室に不在の可能性があります。

その他

生体機能代行装置学実習では,各代行装置やデバイスを実際に見て触れて学習することに加え,実際の臨床に向けた心構えで臨むように指導する。無断欠席や遅刻は厳禁、挨拶や返事は、はっきりとする。また、レポート提出は必ず提出期限内とする。手術室では清潔概念を身につけることが重要であるため,清潔・不潔の概念も入れて教育する。
レポートは返却し、修正等があれば指摘する。

実務経験のある教員による授業科目

授業担当者4名は臨床工学技士業務を経験した教員であり、非常勤講師は全員、高度医療施設に勤務している臨床工学技士である。