2025年度前期看護学概論

曜日・時限 金曜日1時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング FL330807
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療健康科学部-医療科学科
教員名 川西 秀明
川西 秀明
職務履歴

目的

臨床現場における職種について学ぶ。
多職種間での連携で重要である「チーム医療」について学び、どのように患者をサポートしているか学ぶ

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 面接 AC 授業の構成・講義の受け方
チーム医療とは何か、チーム医療の背景について学ぶ

事前学修 シラバスを読んで、講義内容を確認する。チーム医療の概要に関連する部分を読んでおく。(2時間)
事後学修 チーム医療の背景について復習し、まとめる。(2時間)
2 面接 AC 保健医療福祉のシステム

我が国の保健医療福祉システムの成り立ちと現状について理解し、説明できる。

事前学修 シラバスを読んで、講義内容を確認する。(2時間)
事後学修 講義内容「保健医療福祉のシステム」について復習し、まとめる。(2時間)
3 面接 AC 様々な医療職種①

医師、薬剤師、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、救急救命士の医療関係職種資格制度・法律、専門職種について理解し説明できる。
事前学修 シラバスを読んで、講義内容を確認する。(3時間)
事後学修 本講義で説明した医療職種について復習し、まとめる。(2時間)
4 面接 AC 様々な医療職種②

保険師、栄養士・管理栄養士、作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士、臨床心理士、医療ソーシャルワーカー、医師補助作業事務などの事務員の医療関係職種資格制度・法律、専門職種について理解し説明できる。
事前学修 シラバスを読んで、講義内容を確認する。(3時間)
事後学修 本講義で説明した医療職種について復習し、まとめる。(2時間)
5 面接 AC 様々な医療職種③看護師

看護師の基本的な業務内容、専門看護師、認定看護師、看護師の特定行為、チーム医療での看護師の役割について理解し、説明できる。
事前学修 シラバスを読んで、講義内容を確認する。(3時間)
事後学修 看護師の業務内容について復習し、まとめる。(2時間)
6 面接 AC 様々な医療職種④臨床工学技士

臨床工学技士の職能と権限、関連法規、法改正によって追加された業務、多職種との連携について理解し、説明できる
小テスト、小テストの振り返り
事前学修 シラバスを読んで、講義内容を確認する。(3時間)
事後学修 講義内容について復習し、まとめる。(2時間)
7 面接 AC 手術室(麻酔アシスタント)業務における臨床工学技士

手術室業務での臨床工学技士業務(麻酔アシスタント)の業務について、関連法規と共に麻酔科医のサポート方法について理解し、説明できる。
事前学修 シラバスを読んで、講義内容を確認する。(3時間)
事後学修 講義内容について復習し、まとめる。(2時間)
8 面接 AC 周術期管理チーム

周術期管理チームについて理解し、関連職種間での連携について理解し、説明できる。
小テスト、小テストの振り返り
事前学修 シラバスを読んで、講義内容を確認する。
周術期管理チームについて調べておく。(3時間)
事後学修 周術期管理チームについて説明した内容を復習し、まとめる。(2時間)
9 面接 AC 医療安全(臨床工学技士として知っておくべきこと)

チーム医療における医療安全について理解し、説明できる。
事前学修 シラバスを読んで、講義内容を確認する。(3時間)
事後学修 講義内容について復習し、まとめる。(2時間)
10 面接 AC 院内感染対策について

感染対策として病院内のシステムと機構を理解し、説明できる。
小テスト、小テストの振り返り
事前学修 シラバスを読んで、講義内容を確認する。(2時間)
事後学修 講義内容について復習し、まとめる。(2時間)
11 面接 AC コミュニケーションスキルについて(患者の心理状態)

チーム医療での多職種間でのコミュニケーションとそれに伴うコミュニケーションスキルについて理解し、説明できる。
事前学修 シラバスを読んで、講義内容を確認する。(2時間)
事後学修 ついて復習し、まとめる。(2時間)
12 面接 AC 院内のチーム活動について(医療チームによる患者対応)

院内におけるチーム活動として、栄養サポート、緩和ケア、感染対策、呼吸ケア、治験・臨床研究における多職種連携について理解し、説明できる。
事前学修 シラバスを読んで、講義内容を確認する。(2時間)
事後学修 院内におけるチーム活動、栄養サポート、緩和ケア、感染対策、呼吸ケア、治験・臨床研究における多職種連携について復習し、まとめる。(2時間)
13 面接 ACF 演習(チーム医療の実際症例と考え方)

実際に行われた症例を例にチーム医療として臨床工学技士(麻酔アシスタント含む)としての考え方を理解し、説明できる。
事前学修 シラバスを読んで、講義内容を確認する。
これまでに行った講義内容について復習・確認する。(3時間)
事後学修 看護学概論(チーム医療概論)のこれまでの講義内容について復習し、まとめる。(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇修得する資質・能力: 知識・理解【DP-L-1-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 70% 100% 100%
小テスト、小論文 30% 100% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 100% 0% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

「実践チーム医療論」、水元清久著、歯科役出版株式会社
「臨床工学技士標準テキスト」、小野哲章著、金原出版株式会社
「周術期管理チームテキスト」、日本麻酔科学会・周術期チーム委員会 編

オフィスアワー

毎週金曜日9:30ー11:05、7号館事務室 
非常勤の為、講義終了後は不在です。

その他

(1)今年度の本講義は、面接13講x1日として開講される。講義スケジュールについて、十分に気をつけること。
(2)授業内容に関連した小テストは6回目、8回目、10回目の講義終了後の残り時間に実施する。小テストはプリントにて実施し、講義終了時に提出すること。成績評価は小テストの成績と定期試験の成績から評価する。
(3)授業の資料配付はない。配布期限以降は、出席者からコピーをもらうこと。
(4)他の人の授業の妨げになる行為をし、かつ注意に従わなかった場合、定期試験の受験を認めないことがある。小テストの受験回数が0回の者は定期試験を受験したとしてもE評価とする。
(5)面接講義の多くの回において、ビデオ資料を上映する。講義内容の理解に重要であるので、見逃さないようにすること。

実務経験のある教員による授業科目

奈良県立医科大学 麻酔科学教室 助教。
周術期管理チーム認定臨床工学技士として、中央手術部での麻酔アシスタント業務、周術期外来業務、術後疼痛管理システム、重症系システム管理を行っている。