2025年度後期医療関係法規

曜日・時限 月曜日2時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング FY230214
開講学科等 医療福祉工学部-理学療法学科
医療健康科学部-理学療法学科
教員名 成 俊弼
成 俊弼
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%88%90%e3%80%80%e4%bf%8a%e5%bc%bc

教員情報データベースに遷移します

、松﨑 秀明
松﨑 秀明
職務履歴

目的

(1)「理学療法士及び作業療法士法」を中心として、関係の深い医療法、医師法、保健師助産師看護師法あるいは個人情報保護法、福祉法規等に関して、判例や具体的事例を通じて理解できるようになる。(2)近年、関連の深い介護保険制度や地域包括システムを理解できるようになる。(3) (1)、(2)を通じて法律または患者の立場から医療事故、医療過誤の実際例を知り、インフォームド・コンセント、安全な医療を提供する意義と必要性を認識できるようになることを目的とします。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 面接授業:A,C 法規の概念
医事法規①理学療法士及び作業療法士法
事前学修 シラバスを読んでくる 2時間
事後学修 理学療法士及び作業療法士法の復習 2時間
2 面接授業:A,C 医事法規②医療法、医師法、
保健師助産師看護師法
事前学修 医事法規を予習 2時間
事後学修 医事法規の復習 2時間
3 面接授業:A,C 保健衛生法規①精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)
保健衛生法規②精神保健福祉センター
事前学修 精神保健福祉法を予習 2時間
事後学修 国家試験問題による復習 2時間
4 面接授業:A,C 福祉関係法規①-1身体障害者福祉法
身体障害者障害程度等級表
事前学修 身体障害者障害程度等級表を予習 2時間
事後学修 国家試験問題による復習 2時間
5 面接授業:A,C 福祉関係法規①-2障害者総合支援法
障害者自立支援法、障害者基本法
事前学修 障害者関係法を予習 2時間
事後学修 国家試験問題による復習 2時間
6 面接授業:A,C 福祉関係法規②-1老人福祉法
高齢者の医療の確保に関する法律
事前学修 高齢者関係法を予習 2時間
事後学修 国家試験問題による復習 2時間
7 面接授業:A,C 福祉関係法規②-2高齢者、障害者の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法)、児童福祉法 事前学修 高齢者関係法を予習 2時間
事後学修 国家試験問題による復習 2時間
8 面接授業:A,C 福祉関係法規③介護保険法
介護保険制度(要介護認定)
事前学修 介護関係法を予習 2時間
事後学修 国家試験問題による復習 3時間
9 面接授業:A,C 個人情報保護法
患者情報の取り扱い
事前学修 個人情報保護法を予習 2時間
事後学修 国家試験問題による復習 3時間
10 面接授業:A,C 労働基準法、労働安全衛生法
産業衛生概論、クリニカルパス
事前学修 産業衛生を予習 2時間
事後学修 国家試験問題による復習 3時間
11 面接授業:A,C インフォームド・コンセント・医療面接 事前学修 インフォームド・コンセントを予習 2時間
事後学修 国家試験問題による復習 3時間
12 面接授業:B,F 医療事故概論(医療事故はなぜ起こるのか、医療事故防止のために) 事前学修 課題判例を予習 2時間
事後学修 レポートの作成 4時間
13 面接授業:B,F 医療過誤訴訟の事例分析、模擬裁判 事前学修 課題判例を予習 2時間
事後学修 レポートの作成 4時間

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

到達目標
 ・関係法規や制度について、内容や実現しようとする価値について説明できる。
 ・関係法規に関する国家試験を正答できる。
 ・安全な医療を提供する意義と必要性を知り、医療事故を防止していく方向を見つけ出すことができる。

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の 
「カリキュラムマップ」よりご確認ください。
〇 2023年度以前の入学生
修得する資質・能力: 知識・理解力【DP-Y-1-1】【DP-Y-1-2】
                              応用力【DP-Y-2-2】【DP-Y-3-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 50% 60% 20% 20% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 25% 10% 70% 20% 100%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 25% 10% 40% 40% 10% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 32% 20% 22% 20% 5% 100%

教科書・参考書

参考書:
(編者)理学療法科学学会:国試の達人PT・OTシリーズ株式会社アイベック
石井トク:医療事故-看護の法と倫理の視点から-医学書院

オフィスアワー

質問等がある場合、授業終了後の直接対話か、電子メールで対応します。
メールアドレス:hideaki.matsuzaki_a_hm-lawfirm.net(_a_は@に変換するように)
国家試験で出題数が増加傾向にある重要な科目である。

その他

原則,公欠および欠席回数が5回以上の者は,定期試験を受験したとしてもE評価とし,単位を認めない.
提出されたレポートについては,内容を確認のうえ返却後,解説します.

実務経験のある教員による授業科目

司法書士資格者が経験を踏まえ講義する