2025年度前期人間工学

曜日・時限 月曜日3時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング HW230512
開講学科等 総合情報学部-デジタルゲーム学科
教員名 門林 理恵子
門林 理恵子

目的

人間工学は、人間の身体的特性や心理的特性に基づいて、使いやすい物や環境を設計し、実現するための学問である。人間工学の基本的概念について理解する。事例に則して、人間にとって快適な人工物環境について考察する。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンス 事前学修 シラバスを読んでおく(2時間)
事後学修 授業の概要を理解する(2時間)
2 A・D 人間工学とは 事前学修 指示した資料を読んでおく(2時間)
事後学修 人間工学の歴史や考え方について復習する(3時間)
3 A 身体特性の基礎 事前学修 指示した資料を読んでおく(2時間)
事後学修 身体特性についてわかったことをまとめる(2時間)
4 A 人体計測 事前学修 指示した資料を読んでおく(2時間)
事後学修 人体寸法と製品との関係を整理する(3時間)
5 A 動的な人体寸法 事前学修 指示した資料を読んでおく(2時間)
事後学修 授業で取り上げた内容に基づき,身の回りを観察してみる(2時間)
6 A 住宅と人間工学 事前学修 指示した資料を読んでおく(2時間)
事後学修 授業で取り上げた内容に基づき,家の中を観察してみる(3時間)
7 A・D マン・マシンシステム
ヒューマンマシンインタフェース
事前学修 授業で取り上げた内容に基づき,身の回りを観察してみる(2時間)
事後学修 身の回りの製品で考えてみる(3時間)
8 A ヒューマンエラー 事前学修 指示した資料を読んでおく(2時間)
事後学修 エラーを防ぐ方法についてその他にないか考える(3時間)
9 A・B 人間の認知のメカニズム
認知的インタフェース
事前学修 身の回りの製品の使いにくい点をレポートにまとめておく(3時間)
事後学修 学んだことをもとに使いにくい製品を分析してみる(2時間)
10 D 身の回りにある使いにくいモノ 事前学修 身の回りにある使いにくいモノを探しておく(2時間)
事後学修 使いやすくするための改善案を考えてみる(2時間)
11 A 人間中心設計 事前学修 指示した資料を読んでおく(2時間)
事後学修 概念を整理してノートにまとめる(2時間)
12 A ユニバーサルデザイン 事前学修 指示した資料を読んでおく(2時間)
事後学修 ユニバーサルデザインの考え方を整理する(3時間)
13 A まとめ 事前学修 これまでの授業でわからなかったところを整理しておく(3時間)
事後学修 総復習をする(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・人間工学の基本的概念について理解している
・人間工学的な視点で、身の回りの品の問題点を指摘できる
・人間工学的な視点で、身の回りの品の問題点の改善方法を考案できる

科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

      〇 2023年度以前の入学生
          修得する資質・能力: 知識・理解力、応用力 【DP-W-1-1】 
                                        創造力 【DP-W-4-1】 

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 100% 70% 20% 10% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 70% 20% 0% 0% 10% 100%

教科書・参考書

教科書は使用しません。
参考書等は、授業中に適宜紹介します。

オフィスアワー

前期月曜日昼休み 10-204教員室。
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。
電子メールでの質問には随時対応します。

その他

授業内で事例調査やレポート作成をする場合があります。ノートPCを必ず持参してください。
レポートは、代表的なものについて授業中にコメントすることでフィードバックを行います。
進度によって授業計画を変更する可能性があります。
授業資料はMoodleに掲載します。メールアドレスはMoodleに掲載します。

実務経験のある教員による授業科目

国立研究機関・民間企業での研究員としてシステムの研究開発やコンテンツ制作の経験がある教員が、人にとって使いやすいシステムを設計するための基本的な知識と手法について講義します。