2025年度通年集中卒業研究

曜日・時限 不定期その他 期別 通年集中 週時間数 4
ナンバリング FL431503
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療健康科学部-医療科学科
教員名 日坂 真樹
日坂 真樹
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%97%a5%e5%9d%82%e3%80%80%e7%9c%9f%e6%a8%b9

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目的

学部4年生で行う卒業研究は配属された指導教員のもとで臨床工学,生体医工学,医療機器学,バイオメカニクス,生体情報工学,医療情報工学に関する専門知識を修得すると共に,プレゼンテーション能力を身につけることを目的とする.配属された研究室ごとに医療健康分野の研究テーマを決めて,専門知識の修得,実験・データ収集,データ分析,システム設計・製作などをおこなう.1年間の研究成果は卒業研究発表会において教員と学生に対して発表おこない,その後,卒業論文を作成して審査を受ける.この卒業研究は学部教育の集大成であり,これまでに学んだことを実際に医療健康分野のテーマに応用することにより,さらに理解を深めて問題を解決すると共に新たな問題を探し出す探求心を育成することを学び,理解することを目的とする.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

修得する知識・能力:汎用的技能【DP-L-2-1】【DP-L-2-2】,総合的な学習経験と創造的思考力【DP-L-4-2】
・基礎的な業務遂行能力,成果報告書の記述能力,口頭によるプレゼンテーション能力を身につけることができる.要点は以下の3点である.
1) 卒業研究の内容を要旨にまとめることができる.
2) 卒業研究の内容を詳細に説明した卒業論文を作成できる.
3) 卒業研究の内容を発表会で報告でき,その内容に関する質問に応対できる.
・達成するための評価項目の要点を以下に記す.なお,卒業研究においては,高い新規性,有用性あるいは有効性を問わないことを原則としする.
1) 背景:研究を遂行する必要性を示す背景が明確か.客観的事実を示しつつ,研究の必要性が述べられていることが望ましい.
2) 目的:研究を遂行する目的が明確か.何をどこまで明らかにするか,具体的事項が示されていることが望ましい.
3) 方法:目的を達成するための手法が明確か.提示した方法は目的を達成するために必要十分なものか,詳細に示されていることが望ましい.
4) 結果:実験,開発の結果が正しい理科系表記に基づき示されているか.図表はわかりやすく記述されているか,実習等で指導された表記法に則していることが望ましい.
5) 考察:結果に対して妥当な考察が示されているか.想定された結果と異なる場合,その原因が究明されている,あるいは検討が加えられていることが望ましい.
6) 結論:実施した研究で何が得られたのかが明確か.背景から結果に至るまでを簡潔に記述されていることが望ましい.

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 実績を総合的に評価する:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 100% 20% 20% 20% 20% 20% 100%
その他2(具体的に: 0%
100% 20% 20% 20% 20% 20% 100%

教科書・参考書

研究内容により,適宜,指導教員から指示される.

オフィスアワー

卒業研究は授業以外の時間のすべてを利用して,研究を進める.
指導教員とは報告・連絡・相談を密にすること.なお,指導教員は会議などで不在の場合がある.

その他

・卒業研究は指導教員の下で研究活動を展開し,その成果について到達目標の3つを期限内に提出あるいは発表することによって単位を授与する.なお,総合評価は学科でおこなう.以下に,卒業研究を遂行するための注意点を記述する.
1) 卒業研究に関する説明会は必ず出席し,必要な情報を得ること.研究室の配属はプレゼミの担当教員とする.ただし,4年次編入生は入学後に配属方法,各研究室の研究テーマ紹介,研究室訪問の仕方,卒業研究を遂行するにあたっての諸注意を通達する.なお,日時は別途伝える.
2) 各自のテーマは指導教員との協議で決める.4年生での授業履修時間以外はすべて卒業研究の時間とする.毎週1回以上,研究室ごとに輪読や研究経過報告などをおこなう.
3) 生体を対象とする卒業研究テーマは,その進捗に応じて「大阪電気通信大学における生体を対象とする研究および教育に関する倫理委員会」に申請し,承認を得ること.
4) 卒業研究の遂行が難しい状況に陥りそうな場合は一人で悩まず,指導教員だけでなく,親しい学科教員または主任や学生相談教員などに相談することが望ましい.それも難しい場合は学生相談室で心情を伝えることが大切である.
5) この科目は学習必携p.28の9.成績でG(合格),D(不合格)をもって表される科目の一つである.

実務経験のある教員による授業科目

臨床工学技士の実務経験などの活かした卒業研究を受けることが可能である.