2025年度前期集中機械力学

曜日・時限 不定期その他 期別 前期集中 週時間数 0
ナンバリング FL331106
開講学科等 医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療健康科学部-医療科学科
教員名 藤川 智彦
藤川 智彦
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e8%97%a4%e5%b7%9d%e3%80%80%e6%99%ba%e5%bd%a6

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目的

臨床工学技士および医療健康機器のエンジニアを目指すための機械工学の運動である振動現象について理解する.特に,運動する物体(質点および剛体)のモデル化とその運動方程式の導出および剛体の振動における時間と位置の関係,さらに,その運動方程式を解くための数学的知識などを理解することを目的とする.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 遠隔AC ガイダンスおよび次元 事前学修 シラバスを確認し,授業の目的を理解する.さらに,教科書の1.次元 (pp.2-4)を確認すること(2時間)
事後学修 教科書の1.6次元の演習(p.4)の演習課題を解くこと(2時間)
2 遠隔AC 質点の力学(運動方程式) 事前学修 教科書の2.1力のつり合い(pp.5-7)と2.2力による運動(pp.8-10)を確認すること(2時間)
事後学修 教科書の2.1.5力のつり合いの演習(p.7)と2.2.4力による運動の演習(p.9)の演習課題を解くこと(2時間)
3 遠隔AC 質点の力学(位置と時間の関係) 事前学修 教科書の2.3運動方程式と時間と位置(pp.11-14)を確認すること(2時間)
事後学修 教科書の2.3.4運動方程式と時間と位置の演習(pp.13-14)の演習課題を解くこと(2時間)
4 遠隔AC 質点の力学(円運動) 事前学修 教科書の3.質点の力学2(円運動)(pp.15-19)を確認すること(2時間)
事後学修 教科書の3.7円運動の演習(pp.19)の演習課題を解くこと(2時間)
5 遠隔AC 質点の力学(バネによる振動) 事前学修 教科書の4.質点の力学3(バネによる振動)(pp.20-24)を確認すること(2時間)
事後学修 教科書の4.5バネによる振動の演習(pp.24)の演習課題を解くこと(2時間)
6 遠隔AC 運動と定係数線形微分方程式 事前学修 教科書の5.運動と定係数線形微分方程式(pp.25-30)を確認すること(2時間)
事後学修 教科書の5.7定係数線形微分方程式の演習(p30)の演習課題を解くこと(2時間)
7 AC 質点の力学(単振動) 事前学修 教科書の6.質点の力学4(単振動)(pp.31-34)を確認すること(2時間)
事後学修 教科書の6.4単振動の演習(p.34)の演習課題を解くこと(2時間)
8 AC 質点の力学(自由振動) 事前学修 教科書の7.質点の力学5(自由振動)(pp.35-39)を確認すること(3時間)
事後学修 教科書の7.3自由振動の演習(p.39)の演習課題を解くこと(3時間)
9 AC 質点の力学(強制振動) 事前学修 教科書の8.質点の力学6(強制振動)(pp.40-46)を確認すること(3時間)
事後学修 教科書の8.5強制振動の演習(p.46)の演習課題を解くこと(3時間)
10 AC 剛体の力学(力のつり合い) 事前学修 教科書の9.剛体の力学1(力のつり合い)(pp.48-50)を確認すること(2時間)
事後学修 教科書の9.3剛体の力のつり合いの演習(p.50)の演習課題を解くこと(2時間)
11 AC 剛体の力学(回転運動) 事前学修 教科書の10.剛体の力学2(回転運動)(pp.51-54)を確認すること(2時間)
事後学修 教科書の10.5剛体の回転運動の演習(pp.53-54)の演習課題を解くこと(2時間)
12 AC 剛体の力学(慣性モーメント) 事前学修 教科書の11.剛体の力学3(慣性モーメント)(pp.55-57)を確認すること(3時間)
事後学修 教科書の11.3慣性モーメントの演習(p.57-58)の演習課題を解くこと(3時間)
13 AC 剛体の力学(振動) 事前学修 教科書の12.剛体の力学4(振動)(pp.59-62)を確認すること(3時間)
事後学修 教科書の12.5剛体の振動の演習(p.62-63)の演習課題を解くこと(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・物体の運動を微分方程式で表すことができる.
・振動現象の運動方程式を求めることができる.
・物体の自由振動および強制振動の運動方程式とその一般式を導くことができる.

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 25% 80% 20% 100%
小テスト、小論文 25% 80% 20% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 50% 60% 40% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 70% 30% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:医療科学科 機械力学 テキスト(moodle内資料)
参考書:臨床工学技士標準テキスト(編集:小野哲章,峰島三千男,堀川宗之,渡辺敏.出版社:金原出版)

オフィスアワー

木曜日18:30-20:00(於8104),会議や出張などで不在の場合がある.また,事前にメールで日時を調整することも可能である.

その他

授業前にmoodleの授業内容を確認すること.
学習内容は受講生の基礎力に合わせて,多少変更することがあることを留意すること.
提出された演習等は採点後,返却するので,各自で受け取ること.

実務経験のある教員による授業科目