2025年度前期空間環境デザイン2

曜日・時限 水曜日2時限 期別 前期 週時間数 0
ナンバリング
開講学科等 建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 建築専攻
建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 空間デザイン専攻
教員名 光石 暁彦
光石 暁彦
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%85%89%e7%9f%b3%e3%80%80%e6%9a%81%e5%bd%a6

教員情報データベースに遷移します

目的

本科目は、建築環境工学の一部について学ぶ授業科目である。建築における屋外環境や室内環境、さらには人間の感覚との関係について学ぶ。ここでは、換気・通風、伝熱、湿気・結露に関する基本的な現象を理解し、健康で快適な環境を提供するための建築計画や設計に必要な基本事項を理解する。これらの内容は、空間デザインの構築に不可欠な建築設備系の科目を理解する上でも基礎となる重要な物理と化学の科目である。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A, C ガイダンス
空間環境デザイン2の総覧/空気環境・熱環境・湿気環境・体感
事前学修 シラバスを読んでくること。(2時間)
事後学修 授業中に説明した「ガイダンス(空間環境デザイン2の総覧/空気環境・熱環境・湿気環境・体感)」の復習をしておく(2時間)
2 A, C 空気環境(1)
許容濃度/必要換気量/各種汚染物質
事前学修 前回の授業の内容「ガイダンス(空間環境デザイン2の総覧/空気環境・熱環境・湿気環境・体感)」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「空気環境(1)(許容濃度/必要換気量/各種汚染物質)」の復習をしておく(2時間)
3 A, C 空気環境(2)
自然換気/機械換気
事前学修 前回の授業の内容「空気環境(1)(許容濃度/必要換気量/各種汚染物質)」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「空気環境(2)(自然換気/機械換気)」の復習をしておく(2時間)
4 A, C 空気環境(3)
まとめと演習
事前学修 前回の授業の内容「空気環境(2)(自然換気/機械換気)」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「空気環境のまとめと演習」の復習をしておく(2時間)
5 A, C 熱環境(1)
伝熱の基礎(伝導・対流・放射)/熱貫流の概念
事前学修 前回の授業の内容「空気環境のまとめと演習」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「熱環境(1)(伝熱の基礎(伝導・対流・放射)/熱貫流の概念)」の復習をしておく(2時間)
6 A, C 熱環境(2)
熱貫流率と熱貫流抵抗/建物・部屋の熱特性
事前学修 前回の授業の内容「熱環境(1)(伝熱の基礎(伝導・対流・放射)/熱貫流の概念)」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「熱環境(2)(熱貫流率と熱貫流抵抗/建物・部屋の熱特性)」の復習をしておく(2時間)
7 A, C 熱環境(3)
まとめと演習
事前学修 前回の授業の内容「熱環境(2)(熱貫流率と熱貫流抵抗/建物・部屋の熱特性)」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「熱環境のまとめと演習」の復習をしておく(2時間)
8 A, C 湿気環境(1)
乾燥空気と湿り空気/湿度と湿度計/空気線図
事前学修 前回の授業の内容「熱環境のまとめと演習」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「湿気環境(1)(乾燥空気と湿り空気/湿度と湿度計/空気線図)」の復習をしておく(2時間)
9 A, C 湿気環境(2)
結露/表面結露の防止/内部結露の防止
事前学修 前回の授業の内容「湿気環境(1)(乾燥空気と湿り空気/湿度と湿度計/空気線図)」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「湿気環境(2)(結露/表面結露の防止/内部結露の防止)」の復習をしておく(2時間)
10 A, C 湿気環境(3)
まとめと演習
事前学修 前回の授業の内容「湿気環境(2)(結露/表面結露の防止/内部結露の防止)」の復習をしておく(3時間)
事後学修 授業中に説明した「湿気環境のまとめと演習」の復習をしておく(3時間)
11 A, C 体感の快適さ(1)
人体まわりの熱収支/温熱感覚指標
事前学修 前回の授業の内容「湿気環境のまとめと演習」の復習をしておく(3時間)
事後学修 授業中に説明した「体感の快適さ(1)(人体まわりの熱収支/温熱感覚指標)」の復習をしておく(3時間)
12 A, C 体感の快適さ(2)
まとめと演習
事前学修 前回の授業の内容「体感の快適さ(1)(人体まわりの熱収支/温熱感覚指標)」の復習をしておく(3時間)
事後学修 授業中に説明した「体感の快適さのまとめと演習」の復習をしておく(3時間)
13 A, C 空間環境のデザイン
総合演習
事前学修 前回の授業の内容「体感の快適さのまとめと演習」の復習をしておく(3時間)
事後学修 授業中に説明した「空気環境のデザイン総合演習」の復習をしておく(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

当学科のディプロマポリシーに定めた次の能力を獲得すること.
(1)専門知識・技能の修得と実践
・デジタル技術・造形物製作技術と人間の感性と伝統的な手わざによる設計技術・造形物製作技術を自在に組み合わせ、持続的社会の構築と発展のために貢献できる空間設計・造形を行い、空間を構築することができる。【DP-(1)】.
具体的には,
1.換気・通風の基礎を理解し,その知識を適切な空気環境のデザインへと応用できる.
2.伝熱の基礎を理解し,その知識を適切な熱環境のデザインへと応用できる.
3.結露の考え方を理解し,その知識を適切な湿度環境のデザインへと応用できる.
4.快適な温熱環境を理解し,その計測や評価指標を応用できる.

〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 60% 50% 50% 100%
小テスト、小論文 40% 50% 50% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 50% 50% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

(1)教科書:特に指定しません(講義の資料はMoodleにアップします)
(2)参考書
 「建築環境工学(第3版)」,倉渕隆,市ヶ谷出版社.
 「冷凍空調便覧(新版・第6版)」,日本冷凍空調学会編.
 「快適な温熱環境のメカニズム」,空気調和・衛生工学会編.

オフィスアワー

(1)日時:金曜1限(学内外の用務のために教員が不在の可能性もありますので,事前に電子メール(mituisi@oecu.jp)等で確認して下さい)
(2)場所:A号館3階教員室09

その他

授業にはなるべく関数電卓を持参して下さい.
小テストの模範解答は,次週の講義で解説しMoodleにもアップします.

実務経験のある教員による授業科目