2025年度前期基礎造形

曜日・時限 水曜日1時限 期別 前期 週時間数 0
ナンバリング KC131101,KD131101
開講学科等 建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 建築専攻
建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 空間デザイン専攻
教員名 金村 仁
金村 仁
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e9%87%91%e6%9d%91%e3%80%80%e4%bb%81

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目的

デザインを学ぶ上で造形力は重要なスキルである。これから様々なデザインの学びを始める前に、造形することとはどういうことかを理解しておく必要がある。本授業ではデザイン、アート、建築を学ぶ上での基礎の基礎として計画されている。本授業では、造形するということを、形や色やその概念を課題制作を通して学び、制作者としてものを見ることに楽しみを感じられる感受性を育むことを目的としている。美しいとはどういうことか、形のバランスが良いとはどういうことかを自分なりに判断ができるようになることを目標としている。
またAdobe Photoshop、illustraterといったデザインを行う上で必要なソフトの導入も行う。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンス
造形とは何か?
様々なデザインに隠れる造形について事例を鑑賞しながら学ぶ。
事前学修 シラバスを読む。
造形という言葉を検索し、自分なりの意見をまとめる。(1時間)
事後学修 授業で聞いた作品の作者について、調べる(3時間)
2 AE 立体構成1
立面と平面の関係
事前学修 立体構成とは何か調べておく。(1時間)
事後学修 課題を完成させる。(3時間)
3 AE 立体構成2
立体を造形する。
事前学修 前回の授業で予告したキーワードについて調べてくる。(2時間)
事後学修 課題を完成させる。(3時間)
4 AC 画像編集ソフト、レイアウトソフトの導入
デザイン系ソフト基本的な使い方
事前学修 前回の授業で予告したキーワードについて調べてくる。(2時間)
事後学修 授業で行った作業を確認する。(3時間)
5 AE Adobe Illustratorの基本
ビジネスカードを作成する。
課題説明・アイデアスケッチと制作手順・データのファイル形式について

事前学修 ビジネスカードのデザインの事例を調べてくる。(1時間)
事後学修 授業中作成したビジネスカードの別の案を考えて、データを作成する。(3時間)
6 AE Adobe Illustratorの基本
ビジネスカードを作成する 2
プリントアウトして使用感を確認する。
講評会
事前学修 データを作成して案を検討して、プリントアウトをするデータ決める。(2時間)
事後学修 出来上がった課題のデザインについて検討し、長所、短所をまとめる。(3時間)
7 AE Adobe Photoshopの基本
「ピクセルアート1」
点・線・面によるビジュアル表現
課題説明・アイデアスケッチと制作手順・画像データのファイル形式について
事前学修 ピクセルアートについて、調べ複数のラフ案をまとめておく。(2時間)
事後学修 制作した課題を再度検討して作業を進めておく。(3時間)
8 AE Adobe Photoshopの基本
「ピクセルアート2」
点・線・面によるビジュアル表現
制作・画像データのファイル形式について
事前学修 制作した課題を再度検討して作業を進めておく。(2時間)
事後学修 制作した作品のディティールを確認して修正をする。(3時間)
9 A Adobe Photoshopの基本
「ピクセルアート3」
講評会
事前学修 制作した課題について制作意図などを文章にまとめておく。(2時間)
事後学修 参考作品を見て自作との違い、共通点などを検討し今後の課題に活かせるように考えをまとめる。(3時間)
10 AE 偶然の形と必然の形1
「偶然の形の面白さを見つける」
課題説明
偶然から生まれる形集める。
事前学修 授業中にあげたキーワードを調べてくる。(2時間)
事後学修 制作した課題を再度検討して作業を進めておく。(3時間)
11 E 偶然の形と必然の形2
「偶然の形を構成しポスターを制作する」
偶然から生まれた形を画像にして、編集する。
事前学修 制作中の作品を検討して作品の素材とするものを整理しておく。(1時間)
事後学修 制作した課題を再度検討して作業を進めておく。(3時間)
12 E 偶然の形と必然の形3
「偶然の形を構成しポスターを制作する」
言葉との組み合わせ
事前学修 準備した素材を使ってどのように構成し、どんな言葉を組みあわるか、アイディアもまとめておく。(2時間)
事後学修 制作した課題のディテールを検討し、修正を行う。(3時間)
13 A 偶然の形と必然の形4
「偶然の形を構成しポスターを制作する」
講評会
授業のまとめ
事前学修 制作した課題の制作意図を文章でまとめる。(2時間)
事後学修 授業内容と課題を振り返り、それらの課題の長所、短所を整理し、文章にまとめる。(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・AdobePhotoshop,AdobeIllustratorなどを用いて、基礎的な知識を身につける。
・フォント(文字の書体)、配色などの基礎知識を得る。
・形の面白さや、日常の中に隠れている造形美を見い出せるようになる。

本科目に関連するディプロマ・ポリシー項目
〇 2024 年度以降の入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照.
URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/


評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 100% 50% 30% 20% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 50% 30% 0% 0% 20% 100%

教科書・参考書

教科書:なし
必要な資料は随時配布する。

オフィスアワー

前期授業期間中の木曜日12:45-13:20
授業期間外、オフィスアワー以外の時間に質問がある場合は、事前にメールでアポイントメントをとること。

その他

・授業日数13回のうち5回以上の欠席をした場合はE判定とする。(遅刻は3回で1回の欠席とする)
・教室外からの出席入力をする、許可なく授業途中での帰宅など、不正な出席を行った者は、その時点でE評価とする。
・私語、いねむりなど、他の人の授業の妨げにる行為をし、注意に従わなかった場合は、E評価とする。
・課題へのフィードバックは講評会で行う。個別にフィードバックを希望する場合はアポイントメントを取ること

実務経験のある教員による授業科目

ビジュアルアーティストとして、写真や3Dプリントなど様々なメディアを活用した作品で国内外のギャラリー、美術館などで展覧会を行っている。それらの仕事は展示空間も作品の要素として取り込み、常に新しいものの見方模索している。