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2025年度後期
基礎力学演習
曜日・時限
木曜日3時限,木曜日4時限
期別
後期
週時間数
3
ナンバリング
EJ120201
開講学科等
工学部-機械工学科
教員名
山口 雅弘
山口 雅弘
職務履歴
、
原田 融
原田 融
職務履歴
https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%8e%9f%e7%94%b0%e3%80%80%e8%9e%8d
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目的
物理学は広く自然界の物理的現象を扱うが,力学はその一つの分野で,特に運動に関連した物理法則をまとめて学ぶものであり,工学の分野では非常に大切な基礎的学問である。「基礎力学演習」は,これまで物理を十分に修得していない学生諸君も含めて,物体の運動を中心とした質点の力学を,基礎から学ぶのに適した科目である。力学的な法則や公式は,微分・積分を用いた数学的表現で表されることも多いが,この法則の理解は単に公式としてではなく,具体的な物理的イメージと関連して理解しておくことが何よりも大切である。授業では,身近な運動の仕組みや法則を学ぶとともに,実際に数値を伴った具体的な問題の演習を通じてより理解を深めることに重点がおかれている。これによって,工学の分野に必要な力学の基礎的な感覚が養われ,将来,最先端の技術革新にも対応できる応用力を習得するための力(基盤)が培われる。機械工学分野における基礎的な専門知識を有し、それらを適切に応用する能力を備えることができ、モノづくりにおける実際の諸問題に対して獲得した知識などを総合的に活用し解決できる。
授業計画
授業回
形式
学修内容
学修課題
1
A,C
学科専門科目との関連の説明:原田融(基幹教員)
力学とは, 運動の表し方
事前学修
「速度」について調べる(1時間)
事後学修
「等速直線運動」を復習する(1時間)
2
A,C
等加速度直線運動
事前学修
「加速度」について調べる(1時間)
事後学修
「等加速度直線運動」について調べる(1時間)
3
A,C
落下運動
事前学修
「重力」について調べる(1時間)
事後学修
「落下運動」を復習する(1時間)
4
A,C
ベクトルの基礎
事前学修
「ベクトル」について調べる(1時間)
事後学修
「ベクトルの合成」を復習する(1時間)
5
A,C
平面運動
事前学修
「平面運動」について調べる(1時間)
事後学修
「放物運動」を復習する(1時間)
6
A,C
中間まとめ,力について
事前学修
「力」について調べる(1時間)
事後学修
「力の合成」を復習する(1時間)
7
A,C
運動の法則
事前学修
「運動の法則」について調べる(1時間)
事後学修
「ニュートンの運動法則」を復習する(1時間)
8
A,C
運動方程式の立て方
事前学修
「運動方程式」について調べる(1時間)
事後学修
「運動方程式の立て方」を復習する(1時間)
9
A,C
垂直抗力と摩擦力
事前学修
「抗力」について調べる(1時間)
事後学修
「垂直抗力と摩擦力」を復習する(1時間)
10
A,C
運動方程式の適用例
事前学修
「運動方程式の適用」について調べる(1時間)
事後学修
「運動方程式の適用例」を復習する(2時間)
11
A,C
仕事とエネルギー
事前学修
「仕事」について調べる(1時間)
事後学修
「仕事とエネルギー」を復習する(2時間)
12
A,C
運動エネルギーと位置エネルギー, エネルギー保存則
事前学修
「力学的エネルギー」について調べる(1時間)
事後学修
「エネルギー保存則」を復習する(2時間)
13
A,C
運動量と力積, まとめ
事前学修
「力積」について調べる(1時間)
事後学修
「運動量保存則」を復習する(2時間)
授業形式記号
A:一斉授業(通常の講義)
B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
C:体験、実験、実習、演習など
D:調査 分析、解析など
E:ものづくり、作品制作
F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
G:プレゼンテーション
H:地域・企業 連携型学習
I:その他
到達目標
(1)位置・速度・加速度を理解し,物体の運動を数学的に記述できる。
(2)ニュートンの運動法則を説明できる。
(3)物体に働く力を記述でき,運動方程式を立てて解くことができる。
(4)力学的エネルギー保存則から物体の運動を考察できる。
(5)物理的な考え方・科学的思考に基づき、物体の運動や自然現象のしくみを考察し説明できる。
本科目に関連するディプロマ・ポリシー項目
〇2024年度入学生
以下のリンク先のカリキュラム・マップを参照
URL:https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
〇2023年度以前の入学生
修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-J-1-1】
創造力【DP-J-4-1】
評価方法と評価観点
評価方法
配点合計
知識・理解力
応用力
コミュニケーション力
態度・志向性
創造力
合計
定期試験またはレポート試験
0%
小テスト、小論文
60%
60%
20%
20%
100%
グループワーク
0%
プレゼンテーション
0%
レポート、宿題
20%
60%
20%
20%
100%
授業での姿勢(ノート、質疑など)
20%
60%
20%
20%
100%
作品、パフォーマンス(実技、実演)
0%
その他1(具体的に:
0%
その他2(具体的に:
0%
100%
60%
20%
0%
0%
20%
100%
教科書・参考書
教科書:「力学・要論と演習」原康夫著(東京教学社)
参考書:「アビリティ物理・物体の運動」飯島徹穂・佐々木隆幸・青山隆司著(共立出版)
オフィスアワー
山本剛宏:金曜日5時限 A号館2階 教員室04
外川直子:質問等がある場合,講義終了時に適宜受け付けます。
(再)山口雅弘:質問等がある場合,講義終了時に適宜受け付けます。
注:なお、学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。
その他
〇受講する際の注意事項
(1)第1回目の講義では受講のためのガイダンスを行うので、必ず出席すること。
(2)関数付き電卓を持参すること。
〇課題・レポートについて
提出された課題・レポートは内容を確認し、考え方や解答例などの解説を行う。
〇基礎専門科目の再履修・・・再履修科目を開講している科目があります。時間割に該当者、履修の注意などが記載されています。今年度開講されている再履修クラスは以下の通りです。
2024年度入学生
後期「(再)基礎力学演習」
2024年度以前の入学生
後期「(再)基礎力学・演習」
※上記の基礎専門科目の再履修クラスは後期履修登録時のみ、履修登録可能です。前期履修登録時には登録できませんのでご注意ください。
実務経験のある教員による授業科目
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