2025年度後期基礎解析学1・演習

曜日・時限 木曜日3時限,木曜日4時限 期別 後期 週時間数 0
ナンバリング EE120101,EH120101
開講学科等 工学部-電気電子工学科
工学部-電子機械工学科
教員名 紫垣 孝洋
紫垣 孝洋
職務履歴

目的

工学系・情報系のどの分野においても数学の基礎知識は必要不可欠である。特に、微分・積分を中心とした解析系分野に習熟していることがさまざまな場面で必要となる。その基本となるのは初等関数であり、これらを使いこなすことができることが肝要である。この科目は、本学で専門的な勉強を行うために基礎となる解析学の導入部分である初等的な関数を学ぶことを目的とする。具体的には、これまでに学んできた数学とのつながりを考慮しながら、講義と演習を通じて1次・2次関、指数関数、対数関数、三角関数、複素数などを扱う。本講義・演習は、本学のそれぞれの学部、学科のディプロマポリシーに沿った目的を有している。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 面接授業:A,C オリエンテーション
式の計算
事前学修 教科書1.1節~1.9節を予習(3時間)
事後学修 教科書の問1.1~問1.15(3時間)
2 面接授業:A,C 関数(1) 事前学修 教科書2.1節~2.3節2.3.3を予習(3時間)
事後学修 教科書の問2.1~問2.6(3時間)
3 面接授業:A,C 関数(2) 事前学修 教科書2.3節2.3.4~2.3.6を予習(3時間)
事後学修 教科書の問2.7~問2.10(3時間)
4 面接授業:A,C 指数関数 事前学修 教科書3.1節を予習(3時間)
事後学修 教科書の問3.1~3.19(3時間)
5 面接授業:A,C 対数関数 事前学修 教科書3.1節を予習(3時間)
事後学修 教科書の問3.20~3.35(3時間)
6 面接授業:A,C 前半のまとめ 事前学修 第1回~第5回までの復習(2時間)
事後学修 まだよく理解できていない箇所の確認および修正(3時間)
7 面接授業:A,C 三角関数(1) 事前学修 教科書4.1節~4.3節を予習(3時間)
事後学修 教科書の問4.1~4.6(3時間)
8 面接授業:A,C 三角関数(2) 事前学修 教科書4.4節~4.6節を予習(3時間)
事後学修 教科書の問4.7~問4.12(3時間)
9 面接授業:A,C 三角関数(3) 事前学修 教科書4.7節~4.8節を予習(3時間)
事後学修 教科書の問4.13~問4.18(3時間)
10 面接授業:A,C 三角関数(4) 事前学修 教科書4.9節~4.10節を予習(3時間)
事後学修 教科書の問4.19~問4.23(3時間)
11 面接授業:A,C 複素数(1) 事前学修 教科書5.1節~5.4節を予習(3時間)
事後学修 教科書の問5.1~問5.8(3時間)
12 面接授業:A,C 複素数(2) 事前学修 教科書5.5節~5.9節を予習(3時間)
事後学修 教科書の問5.9~問5.17(3時間)
13 面接授業:A,C まとめと確認 事前学修 第12回までの授業でできなかった部分を復習しておく(2時間)
事後学修 確認してわかっていなかった部分をきちんと復習しておく(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇下記のようなテーマについて,学生が高校までに学習した内容からスタートして微積分の学習への準備をすることを目的とする。特に初等関数などに関する知識の定着をはかり,基本的な計算力の醸成をはかりたい。また、初等関数のグラフの理解とその美しさを感じさせたい。

(1)数と式の基本的計算
(2) 1次関数、2次関数の理解
(3) 指数・対数関数の理解
(4) 三角関数の理解
(5)複素数・複素数平面の理解

本科目に関連するディプロマ・ポリシーは、下記リンク先のカリキュラム・マップを参照
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
○2023年度以前の入学生
習得する資質・能力: 知識・理解力、応用力【DP-E-1-1】【DP-H-1-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 50% 80% 20% 100%
小テスト、小論文 30% 80% 20% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 授業中の課題など::::::::::::::: 20% 50% 30% 10% 10% 100%
その他2(具体的に: 0%
100% 74% 22% 2% 2% 0% 100%

教科書・参考書

教科書
「新編 基礎解析」(岩瀬 謙一編,学術図書出版社)

オフィスアワー

非常勤講師については,担当教員の指示に従うこと.担当教員でなくとも数学に関連する質疑は,以下のオフィスアワーで対応します.ただし,変更の可能性もあるので,案内などに注意してください.その他,質問対応(数学質問相談室等)については別途,掲示やMyPageなどでお知らせします.オフィスアワーを利用する際は,部屋を訪ねる前にメールで連絡して調整してください.時間割の都合等でオフィスアワーに来れない場合は、別の日時で対応するのでメールで相談してください.

岩瀬:前後期,水曜3限(A棟1階教員室18)iwase@oecu.jp
香川:前期木曜4限,後期月曜3限(A棟1階教員室20)kagawa@oecu.jp
梶木屋:前後期,月曜5限(A棟1階教員室19)kajikiya@oecu.jp
紫垣:前期月曜2限, 後期木曜2限(A棟1階特任教員室)s-takahiro@oecu.jp
松田:[寝屋川] 前期木曜昼休み, 後期水曜3限(A棟1階特任教員室)m-mami@oecu.jp
松田:[畷] 前期火・水・金昼休み, 後期金昼休み(講師控室)m-mami@oecu.jp
若林:前期金曜3限, 後期火曜3限(A棟1階教員室22)wakabayashi@oecu.jp
※ 学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります

その他

履修登録について:新入生は,web履修において表示されるクラスで履修すること。
再履修の登録については,履修登録の手引きにある制限について,十分注意すること。
課題(小テスト,理解度確認など)の返却については授業中に説明する。
定期試験は,基本的に返却しないが,状況に応じて各担当教員に確認すること。

実務経験のある教員による授業科目

中学・高校で長期にわたって数学の授業を行ってきたことや教員養成の授業を他大学で行ってきた実務経験をもとに,高校からの流れを考慮した授業を行う(岩瀬)。