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2025年度後期
情報システム学応用
曜日・時限
火曜日2時限
期別
後期
週時間数
2
ナンバリング
GP231402
開講学科等
情報通信工学部-情報工学科
教員名
来海 暁
来海 暁
職務履歴
https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%9d%a5%e6%b5%b7%e3%80%80%e6%9a%81
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目的
工学におけるシステムとは入力を受け取り出力を生成する実体のことをいい,これを情報の世界で行うのが情報システムである。このうち外界からの情報の入力を司る行為を計測あるいはセンシングといい,その入力に用いられる素子をセンサという。計測やセンシングなしに情報システムは外界と関わることができない。また「計測なくして科学なし」と言われるように,計測やセンシングは科学技術の発展と表裏一体の関係にあるといえる。本科目では,このように情報システムにとって不可欠である計測・センシングの方法論を学ぶことを目的とする。前半では計測・センシングにおける基本的な考え方を学び,後半ではスマートフォンを一つの実例としながら,様々な対象における計測・センシングの方法やセンサの具体例を取り上げる。理解度を確認するため授業の区切りごとに小テスト(Moodleなどによる)を頻繁に実施する計画である。
授業計画
授業回
形式
学修内容
学修課題
1
A,C
システム・計測・制御とは
事前学修
シラバスをよく読み,図書館の書籍なども参考にしながら,システム・計測・制御に対する自分なりのイメージを持っておくこと(2時間)。
事後学修
講義内容をよく復習しておくこと(3時間)。
2
A,C
計測とセンシング
事前学修
第1講をよく復習しておくこと(2時間)。
事後学修
講義内容をよく復習しておくこと(3時間)。
3
A,C
計量標準と単位系
事前学修
第2講をよく復習しておくこと(2時間)。
事後学修
講義内容をよく復習しておくこと(3時間)。
4
A,C
計測の不確かさとその扱い方
事前学修
第3講をよく復習しておくこと(2時間)。
事後学修
講義内容をよく復習しておくこと(3時間)。
5
A,C
計測の巧みな構造
事前学修
第4講をよく復習しておくこと(2時間)。
事後学修
講義内容をよく復習しておくこと(3時間)。
6
A,C
MEMS技術によるセンサとアクチュエータ
事前学修
第5講をよく復習しておくこと(2時間)。
事後学修
講義内容をよく復習しておくこと(3時間)。
7
A,C
スマートフォンのセンサ(1):加速度センサ,ジャイロセンサ
事前学修
第6講をよく復習しておくこと(2時間)。
事後学修
講義内容をよく復習しておくこと(3時間)。
8
A,C
スマートフォンのセンサ(2):光センサ,イメージセンサ,距離画像センサ
事前学修
第7講をよく復習しておくこと(2時間)。
事後学修
講義内容をよく復習しておくこと(3時間)。
9
A,C
スマートフォンのセンサ(3):磁気センサ,マイクロフォン
事前学修
第8講をよく復習しておくこと(2時間)。
事後学修
講義内容をよく復習しておくこと(2時間)。
10
A,C
GPS,RFIDセンサ
事前学修
第9講をよく復習しておくこと(2時間)。
事後学修
講義内容をよく復習しておくこと(2時間)。
11
A,C
位置・変位センサ,歪みゲージ,圧力センサ,超音波センサ
事前学修
第10講をよく復習しておくこと(2時間)。
事後学修
講義内容をよく復習しておくこと(2時間)。
12
A,C
温度センサ,焦電センサ,ガスセンサ,流量・流速センサ
事前学修
第11講をよく復習しておくこと(2時間)。
事後学修
講義内容をよく復習しておくこと(2時間)。
13
A,C
相関センシングとその応用
事前学修
第12講をよく復習しておくこと(2時間)。
事後学修
講義内容をよく復習しておくこと(2時間)。
授業形式記号
A:一斉授業(通常の講義)
B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
C:体験、実験、実習、演習など
D:調査 分析、解析など
E:ものづくり、作品制作
F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
G:プレゼンテーション
H:地域・企業 連携型学習
I:その他
到達目標
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
「カリキュラムマップ」よりご確認ください。
〇2023年度以前入学生
○修得する資質・能力:知識・理解力,応用力【DP-P-1-1】
1.計測・センシングを司るシステムの構成方法が理解できる。
2.計測・センシングの性能評価指標が理解できる。
3.計測における計量標準と単位系の重要性が理解できる。
4.計測における不確かさとその適切な扱い方が理解できる。
5.計測・センシングにおける巧みな構造とその意義が理解できる。
6.さまざまな対象の計測方法やセンサの仕組みが理解できる。
○修得する資質・能力:態度・志向性【DP-P-3-3】
7.課題に主体的に取り組み,自分なりの解答を創出することができる。
評価方法と評価観点
評価方法
配点合計
知識・理解力
応用力
コミュニケーション力
態度・志向性
創造力
合計
定期試験またはレポート試験
70%
60%
30%
10%
100%
小テスト、小論文
30%
60%
30%
10%
100%
グループワーク
0%
プレゼンテーション
0%
レポート、宿題
0%
授業での姿勢(ノート、質疑など)
0%
作品、パフォーマンス(実技、実演)
0%
その他1(具体的に:
0%
その他2(具体的に:
0%
100%
60%
30%
0%
10%
0%
100%
教科書・参考書
教科書:特になし
参考書:山﨑弘郎「センサ工学の基礎」(第3版)オーム社
安藤繁「電子回路-基礎からシステムまで-」培風館
次世代センサ協議会編「センサ技術の基礎と応用」コロナ社
河原崎徳之他(西原主計編)「センシング入門」オーム社
中沢信明他「センサの基本と実用回路」コロナ社
石井明他「メカトロニクス計測の基礎」(改訂版)コロナ社
南茂夫他「はじめての計測工学」(改訂第2版)講談社
岩田耕一他「新版 機械計測」朝倉書店
眞島正市,磯部孝「計測法通論」東京大学出版会
大澤敏彦「測定論ノート」裳華房
●講義に関する資料や小テストは,科目のMoodleページからアクセスできるようにしておく。
オフィスアワー
火曜日5限,@A号館2階教員室11
その他
●以下に該当する場合はE評価とする。
「定期試験を未受験」かつ「小テストの受験回数が全体の3割未満」
●Moodleによる小テストでは,解答後に解答例が見られるようにしておく。
●定期試験の解答は,希望があればその考え方を説明する。
●数学(微分/積分,複素数,ベクトルと行列など)が用いられるので,苦手な人は自分で復習するなど工夫してほしい。
実務経験のある教員による授業科目
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