2025年度後期データサイエンス応用

曜日・時限 月曜日4時限 期別 後期 週時間数 0
ナンバリング GP231302
開講学科等 情報通信工学部-情報工学科
教員名 江原 康生
江原 康生
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%b1%9f%e5%8e%9f%e3%80%80%e5%ba%b7%e7%94%9f

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目的

情報技術や計測技術の急速な発展に伴い、大規模なデータ収集,分析が可能となり、現代社会の幅広い分野でのデータ利活用により、新たな価値を生み出すためのデータサイエンスと呼ばれる学問が注目されている。本授業ではデータサイエンスの応用分野として、人間工学および感性工学に着目し、人間の知覚・認知特性や感性情報を様々な計測、収集手法、人間の感性情報処理に関する基本概念について学習する。さらに、様々なメディアからの感性情報の測定、取得方法や有益な知識を見出すための様々なデータ分析手法について習得する。また、人間工学、感性工学におけるビッグデータ、AIの活用事例などについても学習する。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C イントロダクション(データサイエンスの概要、人間工学、感性工学とは) 事前学修 データサイエンス、人間工学、感性工学の概要について調べてくる(2時間)
事後学修 授業で学習したデータサイエンスの概要、人間工学、感性工学について復習する(3時間)
2 A,C 人間の形態的特性 事前学修 人間の形態的特性について調べてくる(2時間)
事後学修 授業で学習した人間の形態的特性について復習する(3時間)
3 A,C 人間の感覚・知覚特性 事前学修 人間の感覚・知覚特性について調べてくる(2時間)
事後学修 授業で学習した人間の感覚・知覚特性について復習する(3時間)
4 A,C 感性情報処理とは 事前学修 感性情報処理とは何かについてを調べてくる(2時間)
事後学修 授業で学習した感性情報処理について復習する(3時間)
5 A,C 人間の感性情報の計測,取得(1): 生体計測 事前学修 人間の生体計測について調べてくる(2時間)
事後学修 授業で学習した人間の生体計測手法について復習する(3時間)
6 A,C 人間の感性情報の計測,取得(2): 心理計測  事前学修 人間の心理計測について調べてくる(2時間)
事後学修 授業で学習した人間の心理計測手法について復習する(3時間)
7 A,C 感性・官能評価における統計分析(1): 統計的な考え方、多変量解析 事前学修 統計の基本、多変量解析について調べてくる(2時間)
事後学修 授業で学習した多変量解析手法について復習する(3時間)
8 A,C 感性・官能評価における統計分析(2): ME法 事前学修 ME(マグネチュード・エスティメーション)法とはどのような手法であるかについて調べてくる(2時間)
事後学修 授業で学習したME法について復習する(3時間)
9 A,C 感性・官能評価における統計分析(3): 順位法 事前学修 順位法とはどのような手法であるかについて調べてくる(2時間)
事後学修 授業で学習した順位法について復習する(2時間)
10 A,C 感性・官能評価における統計分析(4): 一対比較 事前学修 一対比較法とはどのような手法であるかについて調べてくる(2時間)
事後学修 授業で学習した一対比較法について復習する(2時間)
11 A,C 感性・官能評価における統計分析(5): SD法と因子分析 事前学修 SD法と因子分析について調べてくる(2時間)
事後学修 授業で学習したSD法と因子分析について復習する(2時間)
12 A,C 人間工学におけるビッグデータ活用 事前学修 人間工学におけるビッグデータの活用事例について調べてくる(2時間)
事後学修 授業で学習した人間工学におけるビッグデータ活用について復習する(2時間)
13 A,C 人間工学、感性工学におけるAI(人工知能)活用 事前学修 人間工学、感性工学におけるAI活用事例について調べてくる(2時間)
事後学修 授業で学習した人間工学、感性工学におけるAI活用について復習すること(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇2024年度以降の入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照
URL:https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/

〇2023年度以前の入学生
 〇修得する資質・能力:知識・理解力,応用力【DP-P-1-1】
 ・人間の形態的特性、感覚・知覚特性について理解する
 ・人間の感性情報の計測、取得方法について理解する
 ・感性・官能評価に用いる様々な統計的分析手法を習得する
 ・人間工学、感性工学におけるビッグデータ、AI活用事例について理解する

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 30% 80% 20% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 25% 80% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 演習課題::::::::::::::::::::::::: 45% 80% 20% 100%
その他2(具体的に: 0%
100% 80% 20% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

資料を適宜配付する。もしくは授業時に指示する。

オフィスアワー

水曜日5限、A号館2F 教員室16

その他

PCを使用した時間内演習を行うので,PCを持参すること。
授業内外の課題について、希望があれば,考え方を適宜解説する。

実務経験のある教員による授業科目