2025年度前期前半プログラミング入門演習1

曜日・時限 水曜日2時限,金曜日2時限 期別 前期前半 週時間数 2
ナンバリング GP120307
開講学科等 情報通信工学部-情報工学科
教員名 早坂 昇
早坂 昇
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%97%a9%e5%9d%82%e3%80%80%e6%98%87

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目的

C言語はソフトウェア・ハードウェア開発の多くの局面で実践的に使われているプログラミング言語であり,情報工学を学ぶ者としてその修得は必須であるといってよい.本演習ではC言語の文法とそれに基づくCプログラムの作成法を修得することを目標とする.各回の講義ではまずC言語の文法項目を説明し,続いて例題により実際のプログラムにおける利用法を解説し,最後に基本的な問題についてプログラミングする.学生諸君は,本演習において実践的な問題に取り組み,C言語のプログラミング力を養成してほしい.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A C言語とCプログラミング 事前学修 教科書pp.1~14をよく読んでおくこと(3時間)。
事後学修 1章の章末問題を自分で解き,答え合わせをしておくこと(3時間)。
2 A,C C言語の基本(1):コードの基本と画面出力 事前学修 教科書pp.15~28をよく読み,例題のソースコードをノートPC上で実行しておくこと(3時間)。
事後学修 講義・演習内容をよく復習しておくこと(3時間)。
3 A,C C言語の基本(2):文字と数値(前編) 事前学修 教科書pp.29~44をよく読み,例題および章末問題のソースコードをノートPC上で実行しておくこと(3時間)。
事後学修 講義・演習内容をよく復習しておくこと(3時間)。
4 A,C C言語の基本(2):文字と数値(後編) 事前学修 演習課題における文字と数値の内容を予習しておくこと(3時間)。
事後学修 2章の章末問題を自分で解き,答え合わせをしておくこと(3時間)。
5 A,C 変数(1):変数と型(前編) 事前学修 教科書pp.45~54をよく読み,例題のソースコードをノートPC上で実行しておくこと(2時間)。
事後学修 講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)。
6 A,C 変数(1):変数と型(後編) 事前学修 演習課題における変数と型の内容を予習しておくこと(2時間)。
事後学修 変数と型の講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)。
7 A,C 変数(2):代入とキーボード入力(前編) 事前学修 教科書pp.55~74をよく読み,例題のソースコードをノートPC上で実行しておくこと(2時間)。
事後学修 講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)。
8 A,C 変数(2):代入とキーボード入力(後編) 事前学修 演習課題における代入とキーボード入力の内容を予習しておくこと(2時間)。
事後学修 3章の章末問題を自分で解き,答え合わせをしておくこと(2時間)。
9 A,C 式と演算子(1):式と演算子(前編) 事前学修 教科書pp.75~95をよく読み,例題のソースコードをノートPC上で実行しておくこと(2時間)。
事後学修 講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)。
10 A,C 式と演算子(1):式と演算子(後編) 事前学修 演習課題における式と演算子の内容を予習しておくこと(2時間)。
事後学修 式と演算子の講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)。
11 A,C 式と演算子(2):演算子の優先順位と型変換 事前学修 教科書pp.96~112をよく読み,例題および章末問題のソースコードをノートPC上で実行しておくこと(2時間)。
事後学修 講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)。
12 A,C 簡単な組み込み関数(前編) 事前学修 組み込み関数を使ったプログラム例を調べてくること(2時間)。
事後学修 講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)。
13 A,C 簡単な組み込み関数(後編) 事前学修 演習課題における簡単な組み込み関数の内容を予習しておくこと(2時間)。
事後学修 簡単な組み込み関数の講義演習内容をよく復習しておくこと(2時間)。

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

到達目標は次の通りである.
1. C言語のソースコードの基本構造を理解できる
2. 数値や文字の入出力ができる
3. 変数や配列の概念を理解し,これらを利用した計算などができる
4. 演算子および数学関数を用いた簡単な計算プログラムを記述できる

本科目に関連するディプロマ・ポリシー
◯2024年度以降の入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照.
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
◯2023年度以前の入学生
修得する資質・能力:知識・理解力【DP-P-1-1】,応用力,態度・志向性【DP-P-3-3】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 60% 60% 40% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 40% 20% 20% 60% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 44% 32% 0% 24% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:高橋麻奈「やさしいC」第5版,ソフトバンク

オフィスアワー

早坂:月曜日5限 A-S245 

その他

事後学修の内容をレポートや宿題の形で応用力や学習進度を確認するので,授業中の指示を聞き洩らさないこと.
基本的には受講生全員が同じ課題に取り組むことが原則であるが,個々人が取り組む演習であるので,個人の能力差も多少考慮することがある.
授業内外の課題について,解答あるいは考え方を適宜解説する.

実務経験のある教員による授業科目

民間企業で約3年間ソフトウェア開発に携わった実務経験を有する教員が、現場で求められる実践的なプログラミングスキルや開発プロセスを踏まえながら指導を行う。