2025年度後期住環境工学演習

曜日・時限 金曜日2時限 期別 後期 週時間数 4
ナンバリング EU330329
開講学科等 工学部-環境科学科
教員名 光石 暁彦
光石 暁彦
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%85%89%e7%9f%b3%e3%80%80%e6%9a%81%e5%bd%a6

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目的

本演習では,住環境を快適にするための身近な設備機器を対象として,その設備設計を行う実用的な手法の習得などを目的とした環境科学科の住環境分野の重要な科目である.第一に,冷暖房機器を導入した場合の室内環境について,市販の熱気流解析ソフトウェア(FlowDesigner)を用いた計算機シミュレーションを行い,その利用技術を学ぶ.第二に,伝熱過程の一つである熱伝導現象を対象として,専門的なソフトウェアに頼らず表計算ソフトウェアを用いて非定常な温度分布変化を計算する演習を行い,数値計算の原理を理解する.これにより,非定常熱伝導現象の性質を理解すると同時に,表計算ソフトの効果的な操作手法や設定を習得する.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 AC ガイダンス(授業の流れ、レポートの提出、評価など) 事前学修 シラバスを読んでくること。数学と力学について復習しておくこと。(2時間)
事後学修 授業中に説明した「ガイダンス(授業の流れ、レポートの提出、評価など)」の復習をしておく(2時間)
2 AC 熱流体解析1(熱気流解析ソフトウェアの基本的な使い方) 事前学修 前回の授業の内容「ガイダンス(授業の流れ、レポートの提出、評価など)」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「熱流体解析1(熱気流解析ソフトウェアの基本的な使い方)」の復習をしておく(2時間)
3 AC 熱流体解析2(モデルの簡略化) 事前学修 前回の授業の内容「熱流体解析1(熱気流解析ソフトウェアの基本的な使い方)」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「熱流体解析2(モデルの簡略化)」の復習をしておく(2時間)
4 AC 熱流体解析3(モデルの作成とモニタリングポイントの設定) 事前学修 前回の授業の内容「熱流体解析2(モデルの簡略化)」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「熱流体解析3(モデルの作成とモニタリングポイントの設定)」の復習をしておく(2時間)
5 AC 熱流体解析4(メッシュ分割と解析) 事前学修 前回の授業の内容「熱流体解析3(モデルの作成とモニタリングポイントの設定)」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「熱流体解析4(メッシュ分割と解析)」の復習をしておく(2時間)
6 AC 熱流体解析5(結果表示と検討) 事前学修 前回の授業の内容「熱流体解析4(メッシュ分割と解析)」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「熱流体解析5(結果表示と検討)」の復習をしておく(2時間)
7 AC 熱流体解析6(結果表示と検討) 事前学修 前回の授業の内容「熱流体解析5(結果表示と検討)」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「熱流体解析6(結果表示と検討)」の復習をしておく(2時間)
8 AC 熱流体解析7(結果表示と検討) 事前学修 前回の授業の内容「熱流体解析6(結果表示と検討)」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「熱流体解析7(結果表示と検討)」の復習をしておく(2時間)
9 AC 熱伝導解析1(非定常熱伝導の数値解析の原理説明) 事前学修 前回の授業の内容「熱流体解析7(結果表示と検討)」の復習をしておく(2時間)
事後学修 授業中に説明した「熱伝導解析1(非定常熱伝導の数値解析の原理説明)」の復習をしておく(2時間)
10 AC 熱伝導解析2(表計算ソフトウェアによる解析) 事前学修 前回の授業の内容「熱伝導解析1(非定常熱伝導の数値解析の原理説明)」の復習をしておく(3時間)
事後学修 授業中に説明した「熱伝導解析2(表計算ソフトウェアによる解析)」の復習をしておく(3時間)
11 AC 熱伝導解析3(解析結果の評価と検討) 事前学修 前回の授業の内容「熱伝導解析2(表計算ソフトウェアによる解析)」の復習をしておく(3時間)
事後学修 授業中に説明した「熱伝導解析3(解析結果の評価と検討)」の復習をしておく(3時間)
12 AC 熱伝導解析4(解析結果の評価と検討) 事前学修 前回の授業の内容「熱伝導解析3(解析結果の評価と検討)」の復習をしておく(3時間)
事後学修 授業中に説明した「熱伝導解析4(解析結果の評価と検討)」の復習をしておく(3時間)
13 AC まとめとレポート指導 事前学修 前回の授業の内容「熱伝導解析4(解析結果の評価と検討)」の復習をしておく(3時間)
事後学修 授業中に説明した「まとめとレポート指導」の復習をしておく(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

当学科のディプロマポリシーに定めた次の能力を獲得すること.
(1)知識・理解
「住環境」分野では、空気調和・水の浄化や創・蓄エネルギーのための機能性材料の開発や、環境への負荷や安全性に配慮したエネルギーの有効活用技術や、生活環境を改善する機器の開発、設計、製造ができる能力を有している【DP-U-1-3】 
具体的には,
1.熱気流解析ソフトウェアを使用して,冷暖房が装備された室内の気流と気温の解析を行える.
2.冷暖房負荷計算の基本的な手法を理解している.
3.表計算ソフトの利用法に習熟し,反復計算を使った具体的な手法を習得している.

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 20% 50% 50% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 50% 50% 50% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 30% 50% 50% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 50% 50% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

(1)教科書:資料を配布します.
(2)参考書:授業中に紹介紹介します.

オフィスアワー

(1)日時:火曜2限(学内外の用務のために教員が不在の可能性もありますので,事前に電子メール(mituisi@oecu.jp)等で確認して下さい)
(2)場所:A号館3階教員室09

その他

授業にはなるべく関数電卓を持参して下さい.
最終提出前にレポートを何度か提出させ,必要に応じて修正点を指摘し,最終提出レポートの完成度を高めます.

実務経験のある教員による授業科目