2025年度後期インテリア製図

曜日・時限 火曜日4時限 期別 後期 週時間数 4
ナンバリング EU330321
開講学科等 工学部-環境科学科
教員名 中田 亮生
中田 亮生
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e4%b8%ad%e7%94%b0%e3%80%80%e4%ba%ae%e7%94%9f

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目的

 本演習では、住環境の設備設計を行う実用的な手法の習得を目的とした環境科学科の一連科目の入門として、第一に、住宅設備設計の基本となる室内(インテリア)図面の制作を行い、第二に、AutoCADを用いた平面図制作を行い、インテリア製図の見方と書き方、および、建築CADの基本的な利用技術を習得することを目的とする。また、住環境の設備設計に関する実務と業界について学ぶため、本学の卒業生を含めた外部講師による特別講義も含める。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 AC 全体のガイダンスとインテリア製図のための基礎知識 事前学修 シラバスを読み、これまでに受講した機械系の製図の基本を復習してくること(1時間)。
事後学修 インテリア製図の基礎知識に関する課題を行う(1時間)。
2 ACE 平面図とその描き方 事前学修 テキストの平面図とその描き方の該当部分を読んでくること(2時間)。
事後学修 平面図とその描き方に関する課題を行う(3時間)。
3 ACE 展開図とその描き方 事前学修 テキストの展開図とその描き方の該当部分を読んでくること(2時間)。
事後学修 展開図とその描き方に関する課題を行う(3時間)。
4 ACE 天井伏図と設備図およびそれらの描き方 事前学修 テキストの天井伏図と設備図およびそれらの描き方の該当部分を読んでくること(2時間)。
事後学修 天井伏図と設備図およびそれらの描き方に関する課題を行う(3時間)。
5 ACE 軸測投影図・透視図(アイソメ図、アクソメ図) 事前学修 テキストのアイソメ図とアクソメ図およびその描き方の該当部分を読んでくること(2時間)。
事後学修 アイソメ図とアクソメ図およびその描き方に関する課題を行う(3時間)。
6 ACE 軸測投影図・透視図(1消点パース) 事前学修 テキストの1消点パースおよびその描き方の該当部分を読んでくること(2時間)。
事後学修 1消点パースおよびその描き方に関する課題を行う(3時間)。
7 AC 住環境の設備設計に関する実務と業界(株式会社三冷社の技術者による特別講義) 事前学修 住環境の設備設計に関する実務と業界についての資料を読んでくること(1時間)。
事後学修 住環境の設備設計に関する実務と業界についての課題を行う(2時間)。
8 AC AutoCADの基本と製図の準備 事前学修 テキストのAutoCADの基本と製図の準備の該当部分を読んでくること(2時間)。
事後学修 AutoCADの基本と製図の準備に関する課題を行う(3時間)。
9 ACE 通り芯線と仕上げ壁 事前学修 テキストの通り芯線と仕上げ壁の該当部分を読んでくること(2時間)。
事後学修 通り芯線と仕上げ壁に関する課題を行う(3時間)。
10 ACE 躯体壁と建具用の穴 事前学修 テキストの躯体壁と建具用の穴の該当部分を読んでくること(2時間)。
事後学修 躯体壁と建具用の穴に関する課題を行う(3時間)。
11 ACE サッシュとドア 事前学修 テキストのサッシュとドアの該当部分を読んでくること(2時間)。
事後学修 サッシュとドアに関する課題を行う(3時間)。
12 ACE 建具ブロック 事前学修 テキストの建具ブロックの該当部分を読んでくること(2時間)。
事後学修 建具ブロックに関する課題を行う(3時間)。
13 ACE 造作線と図面の仕上げ 事前学修 テキストの造作線と図面の仕上げの該当部分を読んでくること(2時間)。
事後学修 造作線と図面の仕上げに関する課題を行う(3時間)。

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-U-1-3】
・室内空間における基本的な平面図、展開図、天井伏図、設備図などを読め、描ける。
・AutoCADを使って室内空間における基本的な平面図を描ける。
・住環境の設備設計に関する実務と業界の概要について理解している。

<参考:関連するディプロマ・ポリシー>
(1)知識・理解
・住環境分野では、空気調和・水の浄化や創・畜エネルギーのための機能性材料の開発や、環境への負荷や安全性に配慮したエネルギーの有効活用技術や、生活環境を改善する機器の開発、設計、製造ができる能力を有している。【DP-U-1-3】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 50% 50% 50% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 50% 50% 50% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 50% 50% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

(1)教科書:
   ・前半(次の書籍を貸出します)…初めてのインテリア製図(第4版)、星野智子、ハウジングエージェンシー、2018.
   ・後半(次の書籍を各自でご準備ください)...AutoCADLTで学ぶ建築製図の基本[AutoCAD 2022対応]、鳥谷部真、エクスナレッジ、2021.
(2)参考書:授業の中で適宜紹介する。

オフィスアワー

(1)日時:前期金曜3限・後期金曜4限(学内外の用務のために教員が不在の可能性もあり、事前に電子メール等でご確認下さい。)
(2)場所:新棟A号館3階教員室10
(3)質問等受付用のメールアドレス:a-nakata@osakac.ac.jp

その他

(1)当該授業の受講には、工学基礎製図(1年次後期配当)、CAD基礎(2年次前期配当)、機械CAD(2年次後期配当)の内容を理解していることが望ましい。
(2)授業では主に、手書き製図またはCADの図面を制作する実習形式で行う。制作した図面は原則として、出題から2週間後の授業時までにすべて完成させて提出すること。手書き図面の提出物はチェックした後、希望者に返却する。CADの図面の提出物はチェックした後、全体で修正すべき点などを解説する。
(3)製図用具と関数電卓を必携のこと。製図用具の詳細は初回の授業で説明する。
(4)毎回の授業の概要の説明、CAD図面の提出受付は、メディアコミュニケーションセンターの学科別E-learning(Moodle)上で行っているので、必要に応じて参照すること。
(5)定期試験は行わないが、評価に関して申し出があればその点数内訳などを個別に開示する。
(6)授業時間とオフィスアワー以外の問い合わせは、電子メールで受け付ける。
(7)春季、夏季、冬季休暇などを活用し、授業内容の理解をさらに深めるための学修時間を確保すること。

実務経験のある教員による授業科目