2025年度前期集中材料力学3

曜日・時限 不定期その他 期別 前期集中 週時間数 0
ナンバリング EJ330109
開講学科等 工学部-機械工学科
教員名 井岡 誠司
井岡 誠司
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e4%ba%95%e5%b2%a1%e3%80%80%e8%aa%a0%e5%8f%b8

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目的

「材料力学1」,「材料力学2」では,引張り・圧縮,ねじり,曲げの基本的な変形の解析方法を学びました.「材料力学3」では少し複雑な応力解析に必要な弾性解析の基礎を身につけることを目的とします.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 応力(1)(応力の表現と正負,二次元主応力) 事前学修 教科書8.1,8.2.1を読んでおく(1.5時間))
事後学修 授業内容を見直し,応力の定義,表現,正負,主応力について理解する(3時間)
2 A 応力(2)(モールの応力円) 事前学修 教科書8.2.2を読んでおく(1.5時間)
事後学修 授業内容を見直し,モールの応力円の描き方,使い方を理解する(3時間)
3 A                                                                              応力(3)(三次元応力) 事前学修 教科書8.3を読んでおく(1.5時間)
事後学修 授業内容を見直し,三次元での応力の表現,変換,主応力を理解する(3時間)
4 A ひずみエネルギー(1)(ひずみエネルギーの定義,軸力の問題) 事前学修 教科書9.1.1,9.1.2を読んでおく(1.5時間)
事後学修 授業内容を見直し,ひずみエネルギーの定義,軸力問題でのひずみエネルギーの求め方を理解する(3時間)
5 A ひずみエネルギー(2)(ねじり,曲げの問題,三次元問題) 事前学修 教科書9.1.3,9.1.4,9.1.5を読んでおく.(1.5時間)
事後学修 授業内容を見直し,ねじり,まげ,三次元問題でのひずみエネルギーの求め方を理解する(3時間)
6 A 衝撃荷重 事前学修 教科書9.2を読んでおく(1.5時間)
事後学修 授業内容を見直し,衝撃荷重を受けた時の変形について理解する(3時間)
7 A,C 第1回から第6回のまとめ,演習 事前学修 これまでの授業内容,資料を見直しておく(2時間)
事後学修 演習問題を見直し,解くことができるようにしておく.(3時間)
8 A カスティリアノの定理 事前学修 教科書9.3を読んでおく(1.5時間)
事後学修 授業内容を見直し,カスティリアノの定理を用いた解析をできるようにしておく(3時間)
9 A カスティリアノの定理による解析例(不静定問題)
事前学修 事前に配布する資料を読んでおく.(1.5時間)
事後学修 授業内容を見直し,カスティリアノの定理を用いた不静定問題の解法を理解する(3時間).
10 A 組合せ応力(1)(曲げねじり) 事前学修 事前に配布する資料を読んでおく.(1.5時間)
事後学修 授業内容を見直し,曲げねじり問題の解法を理解する(3時間).
11 A 組合せ応力(2)(内圧を受ける薄肉円筒および球殻) 事前学修 事前に配布する資料を読んでおく.(1.5時間)
事後学修 授業内容を見直し,薄肉円筒,球殻の問題の解法を理解する(3時間).
12 A 弾性破損 事前学修 教科書第10章および配布資料を読んでおく(2時間)
事後学修 授業内容を見直し,応力集中,破損・破壊に関する法則を理解しておく(3時間)
13 A,C 第8回から第12回のまとめ,演習 事前学修 これまでの授業の内容を見直しておく(2時間)
事後学修 演習問題を見直し,解くことができるようにしておく(3時間).

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇 修得する資質能力: 知識・理解力・応用力【DP-J-1-1】
 1. 多軸応力,応力集中の問題を解き,応力解析,変形解析ができる.
 2. ひずみエネルギーを求め,カスチリアーノの定理により変形解析ができる.
 3. 簡単な骨組み構造の解析ができる.

〇 修得する資質・能力: コミュニケーション力【DP-J-2-1】
 1. 他者に理解してもらえるように,問題の解き方を口頭あるいは文章で説明することができる.

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 80% 80% 20% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 10% 70% 30% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 100% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 71% 19% 0% 10% 0% 100%

教科書・参考書

教科書「ビジュアルアプローチ 材料力学」石田良平・秋田剛 共著 森北出版

オフィスアワー

オフィスアワーの開設場所と時間は次の通りです.
開設時間:金曜日3,4限
場所:A号館2階 教員室2
ただし,会議,出張で不在の場合があります.
なお,他の曜日,時間でも在室しているときは対応します.

その他

・「材料力学1」「材料力学2」の内容を理解していることを前提として授業を行います.
・定期試験の解答例は掲示します.
・講義はMoodleによるオンデマンド形式で行います.配布資料はMoodleにアップロードします.紙で配布はしません.

実務経験のある教員による授業科目