2025年度前期電子機械演習1

曜日・時限 水曜日3時限,水曜日4時限 期別 前期 週時間数 0
ナンバリング EH330909
開講学科等 工学部-電子機械工学科
教員名 田中 宏明
田中 宏明
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e7%94%b0%e4%b8%ad%e3%80%80%e5%ae%8f%e6%98%8e

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目的

本演習では、3つのコースに分かれて演習を行う。3つのコースは、「機械」「電気・電子」「情報」である。
【機械】図面は技術者にとっての言葉であって,図面によって技術者は自分の考えを人に伝え,またこれを描くことによって考えをまとめて行く。この授業においては,各種の機械に汎用される機械要素及びそれらを組み込んだ基礎的な機械(または部品)類の製図法を,JIS機械製図規格に準拠して習得する。また,設計上の観点から最適な製図及び組立図の製図作業を実施し,使用上あるいは製造上などの諸点から図面内容の理解力と判断力を培い,自己の意図を図面に正確に表現する基礎能力を身につけることを目的とする。また、設計製図を通じて機械の分野における基礎的な専門知識を得ることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C 設計製図序論(ドラフターの調整方法と使い方)
豆ジャッキと円錐クラッチ:課題説明と製図1(寸法記入法)
事前学修 ジャッキとクラッチについて学修してくること。【2.3時間】
事後学修 ドラフターの使い方を学修してくること。
製図およびレポート作成をすること。【2.3時間】
2 A,C 豆ジャッキと円錐クラッチ:製図2および試問
(表面粗さ)
事前学修 製図における図形の表し方を学修してくること。【2.3時間】
事後学修 製図およびレポート作成をすること。【2.3時間】
3 A,C 豆ジャッキと円錐クラッチ:製図3および試問
(公差)
事前学修 製図における図形の表し方を学修してくること。【2.3時間】
事後学修 製図およびレポート作成をすること。【2.3時間】
4 A,C 豆ジャッキと円錐クラッチ:製図4および試問
(はめあい)
事前学修 製図における図形の表し方を学修してくること。【2.3時間】
事後学修 製図およびレポート作成をすること。【2.3時間】
5 A,C トースカン:課題説明と製図1 事前学修 トースカンとは何か予習してくること。【2.3時間】
事後学修 製図およびレポート作成をすること。【2.3時間】
6 A,C トースカン:製図2
(線の種類および用途)
事前学修 製図における図形の表し方を学修してくること。【2.3時間】
事後学修 製図およびレポート作成をすること。【2.3時間】
7 A,C トースカン:製図3
(メートルネジ)
事前学修 製図における図形の表し方を学修してくること。【2.3時間】
事後学修 製図およびレポート作成をすること。【2.3時間】
8 A,C トースカン:製図4
(溝付きスプリングピン, 設計変更)
事前学修 製図における図形の表し方を学修してくること。【2.3時間】
事後学修 製図およびレポート作成をすること。【2.3時間】
9 A,C 玉形弁:製図1および試問
(管用テーパーネジと台形ネジ)
事前学修 玉形弁とはなにか学修してくること。【2.3時間】
事後学修 製図およびレポート作成をすること。【2.3時間】
10 A,C 玉形弁:製図2および試問
(材料)
事前学修 製図における図形の表し方を学修してくること。【2.3時間】
事後学修 製図およびレポート作成をすること。【2.3時間】
11 A,C 玉形弁:製図3および試問
(工程)
事前学修 製図における図形の表し方を学修してくること。【2.3時間】
事後学修 製図およびレポート作成をすること。【2.3時間】
12 A,C 玉形弁:製図4および試問 事前学修 製図における図形の表し方を学修してくること。【2.3時間】
事後学修 製図およびレポート作成をすること。【2.3時間】
13 A,C 玉形弁:製図5および試問 事前学修 製図における図形の表し方を学修してくること。【2.3時間】
事後学修 製図およびレポート作成をすること。【2.3時間】

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

【機械】修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-H-1-1】
1.製図の規則を理解して説明できる。
2.規則に基づき正しく製図できる。
3.図面を読み、3次元の立体をイメージできる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 40% 50% 50% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 図面::::::::::::::: 60% 30% 40% 30% 100%
その他2(具体的に: 0%
100% 38% 44% 0% 18% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:「新編JIS機械製図」吉澤武男編森北出版株式会社
参考書:「実際の設計機械設計の考え方と方法」畑村洋太郎編著日刊工業新聞社
なお,各課題を記述したプリントを配布する。

オフィスアワー

授業期間中のオフィスアワーの開設時間は、木曜日、16:00-17:00。ただし、学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。

その他

課題や小テストについては、次回以降の授業で解説等を行う。
欠席回数が5回以上の者は、E評価とする。
図面を見て内容の立体的イメージが頭に浮かび,製造上必要な情報を漏れなく製図することができる能力を身につけることは技術者として必要不可欠である。さらに,使用する材料の選択,製品の設計,製造工程について広範囲な知識がないと,優れた新製品の開発はできない。各自の努力を期待する。

実務経験のある教員による授業科目

メーカーの生産技術部門で勤務経験のある教員が、その経験を活かして、ものづくりの基本的な知識と技術について講義する。