2025年度前期電子機械演習1

曜日・時限 水曜日3時限,水曜日4時限 期別 前期 週時間数 0
ナンバリング EH330909
開講学科等 工学部-電子機械工学科
教員名 月間 満
月間 満
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%9c%88%e9%96%93%e3%80%80%e6%ba%80

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目的

本演習では、3つのコースに分かれて演習を行う。3つのコースは、「機械」「電気・電子」「情報」である。
【電気】モータは家電製品や産業用機械、自動車など多くの製品に組み込まれる基本要素であると共に、製品自体の差別化や省エネルギー化のカギとなる重要な要素でもある。その結果、電機メーカ等の製造業から保守管理業務に至るまで、モータ関連技術が必要とされる業種は多岐にわたる。
本講座では、モータの実験や解析、計算等、多面的に取り組むことで、モータの基本を習得するだけでなく、グループ調査やプレゼンテーションを通じて、技術者・研究開発者に求められる基礎力を身につけることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ・ガイダンス(誘導機)
・誘導機の構造解説
事前学修 誘導機の構造について調べておく(1.2時間)
事後学修 ガイダンスで説明された内容を復習し、不足分を調べる(1.2時間)
2 D、A ・誘導機の構造調査
・誘導機の等価回路
事前学修 誘導機の等価回路を把握しておく(1.2時間)
事後学修 調査結果を整理し、まとめておく(1.2時間)
3 C 誘導機の運転 事前学修 実験説明書を熟読しておくこと(1.2時間)
事後学修 得られた実験データを整理しておく(1.2時間)
4 A,C データ分析
演習課題
事前学修 Excelの使い方を確認しておくこと(1.2時間)
事後学修 データ分析の手順を復習しておく(1.2時間)
5 C、A 等価回路演習
発表資料の作成
事前学修 これまでの内容を復習しておく(1.2時間)
事後学修 発表資料を完成させる(1.2時間)
6 G、A プレゼンテーション
直流機の構造
事前学修 発表練習をしておく(1.2時間)
事後学修 直流機の構造を復習しておく(1.2時間)
7 D、A 直流機の構造調査
直流機の特性
事前学修 直流機の特性を調べておく(1.2時間)
事後学修 調査内容を整理し、まとめる(1.2時間)
8 直流機の特性実験 事前学修 実験手順を理解しておくこと(1.2時間)
事後学修 測定データを整理しておく(1.2時間)
9 C 直流機のデータ整理
発表資料の作成
事前学修 データ整理方法を確認しておく(1.2時間)
事後学修 発表練習をしておく(1.2時間)
10 G,A プレゼンテーション
同期機の説明
事前学修 同期機の基礎を調べておく(1.2時間)
事後学修 同期機の原理を復習しておく(1.2時間)
11 D 同期機の磁界解析 事前学修 電磁気学2の数値解析を復習しておく(1.2時間)
事後学修 シミュレーション結果の考察を行う(1.2時間)
12 C 同期機の運転 事前学修 実験説明書をよく読んで作業手順を理解しておく(1.2時間)
事後学修 実験結果を整理し分析しておく(1.2時間)
13 C まとめと発表 事前学修 データをまとめておく(1.2時間)
事後学修 発表用資料にまとめる(1.2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

○修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-H-1-1】
 ・直流機、誘導機、同期機の原理や動作、特徴を説明できる
 ・基本的な計測器がわかり、測定したデータをまとめ、分析できる
○修得する資質・能力:コミュニケーション力・汎用的能力【DP-H-2-1】
 ・調べた結果をグループ間でまとめ、わかりやすく報告できる

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 40% 40% 60% 100%
プレゼンテーション 30% 30% 40% 30% 100%
レポート、宿題 30% 50% 50% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 24% 15% 28% 0% 33% 100%

教科書・参考書

必要な資料はプリントで配布するが、それとは別に「電気機器学」の基礎を自学自習しておくこと。

オフィスアワー

・質問や問合せ等は、メールやSlackにて、随時受け付けます。
  【メールの宛先: tsukima@osakac.ac.jp】
・直接教員室へ来る場合は以下のオフィスアワーを利用して下さい
 (但し、不在の場合もあるため、事前予約が望ましい)。
  【毎週木曜日、15:20-16:30 A棟33室】

その他

・受講方法や受講制限について、新3年生向けガイダンスにて説明がなされるので、必ず参加すること
・回転機実験では、感電や巻込れ災害等の危険を伴う。決して安易な気持ちで受講しないこと。
・データ解析や資料作成のために、ノートPCを用意しておくこと

実務経験のある教員による授業科目

本講座は、電機メーカにて実務経験のある教員が行う授業である。実務を遂行する上で重要となる内容や技術を中心に教授する。