2025年度前期集中プロジェクト活動スキル入門

曜日・時限 不定期その他 期別 前期集中 週時間数 2
ナンバリング EH110501
開講学科等 工学部-電子機械工学科
教員名 小川 勝史
小川 勝史
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%b0%8f%e5%b7%9d%e3%80%80%e5%8b%9d%e5%8f%b2

教員情報データベースに遷移します

目的

大学での学習は高校までとは違い、常に自分で考えて行動する自主性が求められます。すなわち、受け身の学習でなく、自ら進んで学ぶという姿勢が重要です。しかし、なかなか急に身に付くものではありません。そこで、1年生前期の「プロジェクト活動スキル入門」の授業では、大学での学習や生活を順調かつ有意義に進めるために、大学生としての意識や心構えなどの諸準備を行います。1年生の皆さんは、必ず全員受講するようにしてください。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,I 【上手な大学生活の送り方①】
・今後の学生生活を豊かにする学修や課外活動について紹介する。
事前学修 今後、学びたい学修内容や取得したい資格について調査しておく。(2.3時間)
事後学修 新たに知ることができた内容について、詳細を調べて具体的に活動を行う準備をする。(2.3時間)
2 A,I 【上手な大学生活の送り方②】
大学生活を充実させるために役立つ情報や学内の施設を紹介する。
事前学修 学内で疑問に思うことについて質問事項をまとめておく。(2.3時間)
事後学修 新たに知ることができた内容について、実際に学内を見て回ろう。(2.3時間)
3 B,C,E,F ペイパーブリッジコンテスト①
A4のコピー用紙を用いて橋を作成する。その際に決められた荷重負荷をかけた状態で一定時間耐えることができればクリアとなる。その際に橋の重さをできるだけ軽くすることを競うグループワークに取り組む。
事前学修 橋梁の構造と種類について調べておく。(2.3時間)
事後学修 製作するペイパーブリッジについて改善点を模索しよう。(2.3時間)
4 B,C,E,F ペイパーブリッジコンテスト② 事前学修 前回までの作業で分かった問題に対する改善案をいくつか考案しておく。(2.3時間)
事後学修 製作するペイパーブリッジについて改善点を模索しよう。(2.3時間)
5 B,C,E,F ペイパーブリッジコンテスト③ と まとめ 事前学修 前回までの作業で分かった問題に対する改善案をいくつか考案しておく。(2.3時間)
事後学修 ペイパーブリッジコンテストの活動を振り返って,学んだ内容を整理しよう。(2.3時間)
6 B,C,E,F 【研究室紹介動画作成プロジェクト】:電子機械工学科の各研究室について、班毎に調査して、その内容を紹介する動画を作成する。
・フェーズ①:対象の研究室を調査して、企画立案のためのディスカッションを行う。
事前学修 電子機械工学科の学修内容,学科研究室や研究内容を調べておく。(2.3時間)
事後学修 理解が不十分と思われる個所について、意見をまとめる。(2.3時間)
7 B,C,E,F 【研究室紹介動画作成プロジェクト】
・フェーズ②:各班で対象となる研究室について取材・現地調査(ロケハン)をして、動画作成の材料となる内容をまとめてシナリオを作成する。
事前学修 電子機械工学科の学修内容,学科研究室や研究内容を調べておく。(2.3時間)
事後学修 理解が不十分と思われる個所について、意見をまとめる。(2.3時間)
8 A,I 【研究室紹介動画作成プロジェクト】
・フェーズ③:カット割り,ナレーション原稿を作成する。香盤表を作成して、効率的な撮影スケジュールを作成する。
事前学修 動画作成について幾つかの場面を想定し,方向性まとめる。(2.3時間)
事後学修 意見をまとめ、方向性を確認する。(2.3時間)
9 B,C,E,F 【研究室紹介動画作成プロジェクト】
・フェーズ④:対象研究室取材と撮影を行う。
事前学修 取材・撮影の許可をとれるように事前に確認を行う。(2.3時間)
事後学修 撮影した素材で問題等が無いか確認を行う。(2.3時間)
10 B,C,E,F 【研究室紹介動画作成プロジェクト】
・フェーズ⑤:撮影と動画編集を行う。
事前学修 完成動画のイメージについて考えておく。(2.3時間)
事後学修 作成する動画の編集作業についてまとめる。(2.3時間)
11 B,C,E,F 【研究室紹介動画作成プロジェクト】
・フェーズ⑥:動画編集を行う。
事前学修 完成動画のイメージについて考えておく。(2.3時間)
事後学修 作成した動画について行うプレゼンテーションについてまとめる。(2.3時間)
12 B,C,E,F 【研究室紹介動画作成プロジェクト】
・フェーズ⑦:作成した動画についてプレゼンテーション資料を作成する。
事前学修 課題をクリアするための最終完成イメージを固めておく。(2.3時間)
事後学修 課題に取り組む過程で学んだ点、反省点を整理する。(2.3時間)
13 B,C,E,F 【研究室紹介動画作成プロジェクト】
・フェーズ⑧:作成した動画についてプレゼンテーション資料を作成する。
事前学修 課題をクリアするための最終完成イメージを固めておく。(2.3時間)
事後学修 課題に取り組む過程で学んだ点、反省点を整理する。(2.3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

身につくスキル:
・高校と大学の違いを知り、大学生としての文章の書き方、学問に取り組む姿勢を身につける【DP-H-2-1】
・学びと社会がどのようにつながっているかを知り、授業を受ける意味を考えられる【DP-H-3-1】
・自分の良さを自覚し、大学生活でやりたいことを考えられる【DP-H-4-1】
・工学を学ぶのに必要となる数学・物理等の分野の基礎的な内容を理解できるようになる【DP-H-1-1】
・大学での学び方は高校とは大きく違っています。大学での学び方が身につくようになる【DP-H-2-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 50% 40% 20% 20% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 50% 20% 20% 20% 20% 20% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 30% 20% 20% 10% 20% 100%

教科書・参考書

Moodleから資料をダウンロード、及び動画コンテンツ等を視聴する。

オフィスアワー

【小川】金曜日 16時30分~18時 小川研究室

その他

課題等は基本的はMoodleのフォームから提出するが,申し出があれば別途,必要に応じて個別に解説する。

実務経験のある教員による授業科目

メーカーの生産技術部門で勤務経験のある教員が、その経験を活かして、ものづくりの基本的な知識と技術について講義・演習を行う。(小川)