2025年度前期プロジェクト活動スキル入門

曜日・時限 金曜日3時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング EH110501
開講学科等 工学部-電子機械工学科
教員名 月間 満
月間 満
職務履歴

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田中 宏明
田中 宏明
職務履歴

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目的

 本授業では、これから電子機械工学科で学びを進めていく上で、モノ作りのための基本スキルを、実習を通じて身に付けることを目的とします。本科目は必須科目のため、1年生は全員受講する必要があります。
 1年生を2グループに分かれ、機械系実習作業と電子系実習作業を交互に取り組みます。実習作業を通じて、機械加工やはんだ付けの基本作業、工具や計測器の使い方を身につけていきます。初回のガイダンスにて詳しく説明しますので、必ず受講して下さい。
 なお、途中の第3回と第8回では、適性診断およびWEB模擬テストの受験してもらいます。これらは、将来の進路を考える上で重要なテストですので、必ず受験してください。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンス
・本科目の全体的な説明およびグループ分けを実施します。
事前学修 シラバスやMoodleの記載内容を確認しておく。(2.3時間)
事後学修 説明内容を再確認し、次々回からの内容や場所を確認しておくこと。(2.3時間)
2 A, C 適性診断の受験 事前学修 適性診断とは何かについて調べておく。(2.3時間)
事後学修 今回の内容を振り返る(2.3時間)
3 A, C 機械加工実習①
 機械加工に関するガイダンス
 安全講習・機械工具の使い方など
事前学修 機械加工工具(ケガキ、ノコ、ヤスリ)について調べる(2.3時間)
事後学修 学修 ガイダンスで学んだ内容および、安全上の注意点を再確認しておく(2.3時間)
4 A, C 機械加工実習②:ペーパーウェイトの製作
  金属棒の切断
  (ケガキやノコ、測定作業を行う)
事前学修 課題の内容を理解し、今回の作業手順を考えておく。(2.3時間)
事後学修 今回の作業内容を振り返り、新たに学んだ点やうまくいかなかった点を整理しておく(2.3時間)
5 A, C 機械加工実習③:ペーパーウェイトの製作
  金属棒の底面研摩
  (ヤスリや測定作業を行う)
事前学修 課題の内容を理解し、今回の作業手順を考えておく(2時間)
事後学修 今回の作業内容を振り返り、新たに学んだ点やうまくいかなかった点を整理しておく(2.3時間)
6 A, C 機械加工実習④:ペーパーウェイトの製作
  金属上面のネジ穴加工
  (ケガキ、ポンチ、穴あけ、ネジ切り作業)
事前学修 課題の内容を理解し、今回の作業手順を考えておく(2.3時間)
事後学修 今回の作業内容を振り返り、新たに学んだ点やうまくいかなかった点を整理しておく(2.3時間)
7 A, C 機械加工実習⑤:ペーパーウェイトの製作
  鏡面研摩仕上げ
事前学修 課題の内容を理解し、今回の作業手順を考えておく(2.3時間)
事後学修 今回の作業内容を振り返り、新たに学んだ点やうまくいかなかった点を整理しておく(2.3時間)
8 A, I 【全国一斉WEB模擬テスト】
①「WEB模擬テスト・受験方法」
②「筆記対策について」
事前学修 就職活動で受験するWEBテストについて、どのようなものかを調べておく。(2.3時間)
事後学修 理解が不十分と思われる個所について、よく復習して理解する。(2.3時間)
9 A, C 電子回路実習①
 ガイダンス
 安全上の諸注意など
事前学修 はんだ付け工具の使い方を調べ、注意点を明確にしておく(2.3時間)
事後学修 ガイダンスで受けた説明内容および、安全上の注意点を見返す(2.3時間)
10 A,C 電子回路実習②
 はんだ付けの手順を学び、はんだ付け作業を練習する
事前学修 はんだ付けの方法を調べてメモしておく(2.3時間)
事後学修 作業内容を振り返り、注意すべき点を整理し、次回以降の作業に活かせるようにしておく(2.3時間)
11 A,I 電子回路実習③
 テスターの使い方を学び、任意抵抗器の製作を通じて、テスターの使い方に慣れる
事前学修 テスターの使い方を調べてメモしておく(2.3時間)
事後学修 使用方法を振り返り、今後は、自在に使えるようにまとめておく(2.3時間)
12 A,C 電子回路実習④
 電子工作1:LEDの調光回路の作成
事前学修 プリントで実習課題を理解し、どのような手順で進めるか考えておく(2.3時間)
事後学修 今回の作業内容を振り返り、至らなかった点を整理しておく(2.3時間)
13 A,C 電子回路実習④
 電子工作1:夜間自動調光回路の製作
事前学修 プリントで実習課題を理解し、どのような手順で進めるか考えておく(2.3時間)
事後学修 今回の作業内容を振り返り、至らなかった点を整理しておく(2.3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

<到達目標>
・工具を正しく使って、機械加工の基本的な作業ができる
・工具を正しく使ってはんだ付け作業ができる
・グループ作業を通じてコミュニケーションが図れる
・作業を通じて、問題の抽出と解決手段を考えることができる

<本科目に関連するディプロマポリシー>
2024年入学生
 下記リンク先のカリキュラムマップを参照
 URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/


〇2023年以前の入学生
  修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-H-1-1】
            コミュニケーション力【DP-H-2-1】
            創造力【DP-H-4-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 40% 50% 50% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 20% 50% 50% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 40% 50% 50% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 50% 20% 10% 20% 0% 100%

教科書・参考書

教科書は使用しません。
必要に応じて説明プリントを配布します。

オフィスアワー

・質問や問合せ等は、メールやSlackにて、随時受け付けます。
  【メールの宛先: tsukima@osakac.ac.jp】
・直接教員室へ来る場合は以下のオフィスアワーを利用して下さい
 (但し、不在の場合もあるため、事前予約が望ましい)。
  【毎週木曜日、13:00-14:30 A棟33室】

その他

・第1回目は全体説明があるので、必ず出席すること
・その後の授業では、各グループによって、内容やテーマ、教室が異なるので注意すること。
・本科目は実習科目です。実習に参加することで単位を認定しますので、毎回、必ず出席すること。
・各学生の進捗度合などにより、実習内容が前後または変更となる可能性があります。

実務経験のある教員による授業科目

メーカーで勤務経験のある教員が、その経験を活かして、ものづくりの基本的な知識と技術について講義する。