2025年度前期建築プレゼミナール2

曜日・時限 火曜日3時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング EC331010
開講学科等 工学部-建築学科
教員名 飯島 憲一
飯島 憲一
職務履歴

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辻 聖晃
辻 聖晃
職務履歴

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守谷 幸治
守谷 幸治
職務履歴

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添田 晴生
添田 晴生
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目的

総合技術である建築は、工学的側面から社会学的側面・文化的側面まで幅広い分野で成り立っている。この建築ゼミナールでは、本学科教員の研究室を順次訪問し、各教員の専門分野についてゼミ形式で学ぶ。一つの研究室につきそれおぞれ3週間にわたり、研究室から出される課題について自ら調べ、成果を発表するとともにグループディスカッションを行い、レポートを作成する。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 B,D 24名程度の学生が1つのグループとなり,教員から出された建築にまつわるさまざまな課題に対して,調査,討論,作品制作など,さまざまな学習を行う
グループ担当教員1名に対し、3回授業×4名教員をローテーションする
以下には1グループ分の学修内容を表示する
担当教員:守谷
・グループワーク「建物の設計図から、工事着手から竣工までの施工方法や手順を考える(A)」
事前学修 事前に配布された資料に目を通し,学修に備える(1.5時間)
事後学修 学修した内容について,レポートを作成する(3.5時間)
2 B,D 担当教員:守谷
・グループワーク「建築工程表や資料から、実際の施工方法や手順を読み取る(B)」
事前学修 前回作成したレポートに目を通し,学修に備える(1.5時間)
事後学修 学修した内容について,レポートを作成する(3.5時間)
3 B,D 担当教員:守谷
・グループワーク「(A)と(B)の違いや気づきをまとめて、発表する」
事前学修 前回作成したレポートに目を通し,学修に備える(1.5時間)
事後学修 学修した内容について,レポートを作成する(3.5時間)
4 F,G 担当教員:添田
・熱気流シミュレーション(建物モデルの作成)
事前学修 熱気流シミュレーションについて調べる(1.5時間)
事後学修 どのような建物の熱気流シミュレーションを行うか調べて考えてくる(3.5時間)
5 B,D 担当教員:添田
・熱気流シミュレーション(自身で考えた建物を作成して、シミュレーションする)
事前学修 どのような建物の熱気流シミュレーションを行うか調べて考えてくる(1.5時間)
事後学修 考えた建物の熱気流シミュレーションに対して、2,3の検討を考える(3.5時間)
6 B,D 担当教員:添田
・熱気流シミュレーション(さらに2,3の検討を加える)
事前学修 考えた建物の熱気流シミュレーションに対して、2,3の検討を考える(1.5時間)
事後学修 レポートを作成する(3.5時間)
7 F,G 担当教員:飯島
・手描き→CAD(2次元・3次元)→コンピュテーショナルデザイン→BIM
事前学修 これまで履修した製図(手描き),2次元CAD(AutoCad),3次元CAD(Sketchup),DTP(Adobeイラストレータおよびフォトショップ)について,その違いなどを考察し学修に備える(1.5時間)
事後学修 学修した内容について,レポートを作成する(3.5時間)
8 B,D 担当教員:飯島
・コンピュテーショナルデザイン
事前学修 「コンピュテーショナルデザイン」について調査し,学修に備える(1.5時間)
事後学修 学修した内容について,レポートを作成する(3.5時間)
9 B,D 担当教員:飯島
・BIM
事前学修 「BIM」について調査し,学修に備える(1時間)
事後学修 学修した内容について,レポートを作成する(3時間)
10 B,C 担当教員:辻
・片持ち梁の曲げ実験
事前学修 事前に配布された資料に目を通し,学修に備える(1時間)
事後学修 学修した内容について,レポートを作成する(3時間)
11 B,C 担当教員:辻
・肘型ラーメンの曲げ実験
事前学修 前回作成したレポートに目を通し,学修に備える(1時間)
事後学修 学修した内容について,レポートを作成する(3時間)
12 B,C 担当教員:辻
・1自由度系の自由振動実験
事前学修 前回作成したレポートに目を通し,学修に備える(1時間)
事後学修 学修した内容について,レポートを作成する(3時間)
13 I 学外研修
・竹中大工道具館
・竹中技術研修所「想」
・アサヒファシリティズ研修所「実」
事前学修 事前に配布された資料に目を通し,学修に備える(1時間)
事後学修 学修した内容について,レポートを作成する(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

ディプロマポリシーに示した以下の能力を修得することを目標とする。
①知識・理解力・応用力【DP-C-1-1】人と社会を理解し、自然に関する科学的知識と建築に関する基本的な専門知識を有し、それらを適切に応用する能力を備えていること
②コミュニケーション力【DP-C-2-1】(IT等汎用技能活用)建築に関する知識に加えて、IT 技術やICT 技術を活用し、効率良く問題解決に取り組むことができること
③態度・志向性【DP-C-3-1】獲得した技術を社会で正しく使用する倫理観と責任感を有すること
       【DP-C-3-2】個性を発揮しながらも他人と協調して、自らの役割を、責任を持って果たし、社会に貢献できる能力を有すること
       【DP-C-3-3】自らに誇りを持ち、心豊かな生活を営むむ価値観を有すること
④創造力【DP-C-4-1】新たな課題に対して、カリキュラム・ポリシーに基づき獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用し、解決できる
具体的には以下のようなことが出来る様にする。
・計画論、建築構造、建築史・建築論、設計プロセスなど、建築学を構成する各専門分野の専門性を理解し説明できる。
・主体的に行動し、見聞を深め、建築に関わる各分野の広がりと魅力を理解し、それを説明することができる。
・協調性をもって行動し、得た知識や知見を他の学生と共有することができる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 20% 60% 40% 100%
プレゼンテーション 30% 20% 10% 40% 30% 100%
レポート、宿題 50% 40% 30% 20% 10% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 20% 21% 25% 25% 9% 100%

教科書・参考書

教科書は使用しない。

プリントを配布する。

オフィスアワー

守谷幸治(A号館3階12号室):12時40分~13時15分のお昼休みの時間帯
辻 聖晃(A号館3階13号室):月曜日10時~10時45分,金曜日10時~10時45分
飯島憲一(A号館3階14号室):(対面での対応)昼休みの時間帯に教員室(A号館14号室)または学生ラボ、(メールでの問合せ)メールアドレス:iijima@oecu.jp
添田晴生(A号館3階18号室) :12時40分~13時15分までのお昼休みの時間帯
(ただし、学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります)

その他

提出課題は内容をチェックし、返却時に解説を加える(解答形式のものについてはムードルも活用する)
試験は実施しない。
施設や建物見学にも行く。
欠席回数が4回以上の場合、原則として成績をE評価とする。

実務経験のある教員による授業科目

守谷幸治:長年にわたり大手ゼネコンで最新の生産技術に関わってきた経験を活かし、実学に根差した授業を展開する。
飯島憲一:長年にわたり大手設計事務所にて最新の情報化技術に関わってきた経験を活かし、実学に根差した授業を展開する。
辻 聖晃:長年にわたり耐震診断・設計判定業務の経験を持つ教員が,既存建築における耐震診断・補強設計に関わる実践的授業を実施する。
添田晴生:長年にわたり環境配慮、省エネルギー性能評価の経験を持つ教員が、熱分野や電気分野に関わる実践的授業を実施する.