2025年度前期建築構造力学2

曜日・時限 木曜日1時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング EC130802
開講学科等 工学部-建築学科
建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 建築専攻
建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 空間デザイン専攻
教員名 北尾 聡子
北尾 聡子
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%8c%97%e5%b0%be%e3%80%80%e8%81%a1%e5%ad%90

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目的

建築内の人と空間を自然災害から守り、安全な建築物を設計するために、構造力学の基礎を学ぶ。ここでは、静定ラーメン、静定トラスの解き方について学ぶ。静定骨組構造の部材の変形(たわみ)の求め方を学ぶ。また、柱などの圧縮材の座屈挙動及び弾性座屈荷重の求め方を学ぶ。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A、C ガイダンス
静定ラーメンの断面力と断面力図(1):単純支持ラーメンについて学ぶ
事前学修 教科書「構造力学Ⅰ:力学の基礎 11」に目を通す(2時間)
事後学修 授業中に出された課題や、指定された演習・練習問題を解く(3時間)
2 A、C 静定ラーメンの断面力と断面力図(2):一端固定支持ラーメンについて学ぶ 事前学修 教科書「構造力学Ⅰ:力学の基礎 12」に目を通す(2時間)
事後学修 授業中に出された課題や、指定された演習・練習問題を解く(3時間)
3 A、C 3ヒンジラーメンの断面力と断面力図について学ぶ 事前学修 教科書「構造力学Ⅰ:力学の基礎 13」に目を通す(2時間)
事後学修 授業中に出された課題や、指定された演習・練習問題を解く(3時間)
4 A、C トラスの概要について学ぶ 事前学修 教科書「構造力学Ⅱ:力学の展開(静定構造) 16」に目を通す(2時間)
事後学修 授業中に出された課題や、指定された演習・練習問題を解く(3時間)
5 A、C 静定トラスの部材力(1):節点法について学ぶ 事前学修 教科書「構造力学Ⅱ:力学の展開(静定構造) 17」に目を通す(2時間)
事後学修 授業中に出された課題や、指定された演習・練習問題を解く(3時間)
6 A、C 静定トラスの部材力(2):切断法について学ぶ 事前学修 教科書「構造力学Ⅱ:力学の展開(静定構造) 18」に目を通す(2時間)
事後学修 授業中に出された課題や、指定された演習・練習問題を解く(3時間)
7 A、C 単純梁のたわみ(モールの定理)(1):集中荷重が作用する場合 事前学修 教科書「構造力学Ⅱ:力学の展開(静定構造) 23」に目を通す(2時間)
事後学修 授業中に出された課題や、指定された演習・練習問題を解く(3時間)
8 A、C 単純梁のたわみ(モールの定理)(2):等分布荷重が作用する場合について学ぶ 事前学修 教科書「構造力学Ⅱ:力学の展開(静定構造) 24」に目を通す(2時間)
事後学修 授業中に出された課題や、指定された演習・練習問題を解く(3時間)
9 A、C 片持梁のたわみ(モールの定理)(1):集中荷重が作用する場合について学ぶ 事前学修 教科書「構造力学Ⅱ:力学の展開(静定構造) 25」に目を通す(2時間)
事後学修 授業中に出された課題や、指定された演習・練習問題を解く(2時間)
10 A、C 片持梁のたわみ(モールの定理)(2):等分布荷重が作用する場合について学ぶ 事前学修 教科書「構造力学Ⅱ:力学の展開(静定構造) 26」に目を通す(2時間)
事後学修 授業中に出された課題や、指定された演習・練習問題を解く(2時間)
11 A、C 柱の座屈(1):単純支持柱の座屈荷重と安定性について学ぶ 事前学修 教科書「構造力学Ⅱ:力学の展開(静定構造) 29」に目を通す(2時間)
事後学修 授業中に出された課題や、指定された演習・練習問題を解く(2時間)
12 A、C 柱の座屈(2):種々の境界条件に対する座屈荷重と安定性について学ぶ 事前学修 教科書「構造力学Ⅱ:力学の展開(静定構造) 30」に目を通す(2時間)
事後学修 授業中に出された課題や、指定された演習・練習問題を解く(2時間)
13 A、C 演習:これまで学んだ内容について演習を行い、学習の理解度を確認する 事前学修 教科書「構造力学Ⅰ:力学の基礎11-13,構造力学Ⅱ:力学の展開(静定構造)16-18,23-26,29-30」に目を通す(2時間)
事後学修 授業中に出された課題や、指定された演習・練習問題を解く(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇 2024年度以降の入学生
  下記リンク先のカリキュラム・マップを参照.
     URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/

〇 2023年度以前の入学生
本科目を受講することで、「自然に関する科学的知識と建築に関する基礎的な知識を有し、それらを適切に応用する能力を備えている」【DP-C-1-1】ことの達成を目標とする。
具体的には、構造力学の基本である「静定ラーメン構造」「静定トラス構造」「弾性変形」「座屈」についての知識を修得し、以下のことができるようになることを目標とする。
 1.静定ラーメンの断面力を求める
 2.静定トラスの軸力を求める
 3.部材の弾性変形の概念を理解し変形量を求める
 4.柱の座屈荷重を計算する

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 50% 50% 50% 100%
小テスト、小論文 20% 100% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 30% 100% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 75% 25% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:「スタンダード 建築構造力学」竹脇出,新谷謙一郎 著、学芸出版社

オフィスアワー

日時 : 昼休みの時間帯(ただし、学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります)
場所 : A号館 3階 第15教員室(北尾教員室)
メイルアドレス : kitao@oecu.jp

その他

適宜、宿題・演習課題を課す。
提出された宿題・演習課題は、Moodleにて確認する。
本講義では,毎回,教科書を用いるので,必ず持参すること.また,本授業用のノートも準備し,持参すること.
定期試験を実施する。

実務経験のある教員による授業科目