2025年度後期建築設備1

曜日・時限 木曜日2時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング EC230704
開講学科等 工学部-建築学科
建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 建築専攻
建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 空間デザイン専攻
教員名 添田 晴生
添田 晴生
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%b7%bb%e7%94%b0%e3%80%80%e6%99%b4%e7%94%9f

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目的

建築において、人間に快適な環境を提供することは重要な要素の一つであるが、そのために必要な建築設備について学ぶ。ここでは、給排水・衛生設備、空気調和設備を学ぶ。給排水・衛生設備として、給水や排水の仕組み、流量線図の読み方、管径計算、給湯設備、衛生器具について学び、空気調和設備として、空気線図の読み方、書き方、熱負荷計算を学び、さらには熱源システムや空調機について学ぶ。
 この授業を通して、設備設計に必要な知識と技術を身につけることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C 建築設備の概要, 給排水衛生設備(給水設備) 事前学修 教科書p.21-p.36を読んでおく(2.5時間)
事後学修 自宅の水道メーターを調べて、レポートを書く(2.5時間)
2 A,C 給排水衛生設備(給水管の管径計算) 事前学修 教科書p.37-p.43を読んでおく(2.5時間)
事後学修 演習問題を解く(2.5時間)
3 A,C 給排水衛生設備(給湯設備) 事前学修 教科書p.44-p.54を読んでおく(2.5時間)
事後学修 家の給湯設備を調べてみる、またレジオネラ症についてのレポートを書く(2.5時間)
4 A,C 給排水衛生設備(排水・通気設備) 事前学修 教科書p.59-p.71を読んでおく(2.5時間)
事後学修 生活排水と感染症についてのレポートを書く(2.5時間)
5 A,C 給排水衛生設備(排水処理、衛生器具) 事前学修 教科書p.72-p.86を読んでおく(2.5時間)
事後学修 配慮・工夫されたトイレをデザインする(2.5時間)
6 A,C 給排水衛生設備(消火設備、防災設備) 事前学修 教科書p.87-p.96、p.181を読んでおく(2.5時間)
事後学修 火災についてのレポートを書く(2.5時間)
7 A,C 給排水・防火設備見学 事前学修 これまでの教科書を復習しておく(2.5時間)
事後学修 給排水・防火設備見学のレポートを書く(2.5時間)
8 A,C 小テスト及び小テスト内容の振り返り 事前学修 これまでの演習問題を復習しておく(2.5時間)
事後学修 小テスト内容を振り返る(2.5時間)
9 A,C 空気調和設備(エアコンの原理) 事前学修 教科書p.142を読んでおく(2時間)
事後学修 エアコンについてのレポートを書く(2時間)
10 A,C 空気調和設備(空気の状態を知る) 事前学修 教科書p.104-p.107を読んでおく(2時間)
事後学修 演習問題を解く(2時間)
11 A,C 空気調和設備(空調負荷) 事前学修 教科書p.110-p.118を読んでおく(2時間)
事後学修 自宅の部屋の熱負荷を調べて、レポートを書く(2時間)
12 A,C 空気調和設備(種類・特徴、熱源・熱搬送設備) 事前学修 教科書p.122-p.151を読んでおく(2時間)
事後学修 エアコンについてのレポートを書く(2時間)
13 A,C 空気調和設備(換気・排煙設備)、空気調和設備見学 事前学修 教科書p.152-p.159を読んでおく(2時間)
事後学修 空気調和設備見学のレポートを書く(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

2024年度入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照
URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/

2023年度以前の入学生
修得する資質・能力:知識・理解力・応用力【DP-C-1-1】
1. 建築設備の各分野の概要について理解し、各設備について人に説明できるようになる。
2. 流量線図、空気線図が読めるようになる。
3. 建築設備の各分野における設計に必要な計算ができるようになる。(配管径の計算、熱負荷計算など)
4. 建築設備の各分野の設計の基礎ができるようになる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 40% 100% 100%
小テスト、小論文 30% 100% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 30% 100% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 100% 0% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:「初学者の建築講座建築設備(第五版)」大塚雅之,市ヶ谷出版社
参考書:「やさしい建築設備」伏見健、朴賛弼、学芸出版社
参考書:「ストーリーで面白いほど頭に入る建築設備」山田浩幸ほか、エックスナレッジ

オフィスアワー

部屋:A号館3F教員室18、時間帯:12時40分~13時15分までのお昼休みの時間帯

その他

定期試験を実施する。
出席回数が3回以下の場合、成績をE評価とする。
授業の中で演習を行うため,関数電卓を必ず持参すること。また、ノート、フラットファイルを持参すること。
スマートフォンは、机の上に置かず、かばんなどにしまうこと。注意を聞かず、スマートフォンを操作している場合、取り上げることがある。
課題は毎回紙で配布する。
また、課題は毎回、ムードルにもアップするので、欠席した場合は、ムードルからダウンロードして、MC2の演習室か自宅で印刷し、課題を行うこと。印刷できない場合は、添田の部屋まで取りにくること。
課題は内容を確認して、返却をする。
小テストの答案は返却して、解答をムードルにアップする。

実務経験のある教員による授業科目