2025年度後期建築環境工学演習

曜日・時限 火曜日1時限,火曜日2時限 期別 後期 週時間数 4
ナンバリング EC330703
開講学科等 工学部-建築学科
教員名 添田 晴生
添田 晴生
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%b7%bb%e7%94%b0%e3%80%80%e6%99%b4%e7%94%9f

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目的

本授業では、PBL(プロジェクト学習)形式とし、グループでパッシブハウスのコンセプトを考え、設計を行う。さらに木やアクリル板、断熱材、その他の材料を用いて模型を製作し、建物屋上にて温度計測実験を行う。実験後のデータ解析を元に、改良を考え、実験を再度行う。最後に、各グループで、プレゼンテーションを行う。
これらのグループワークを通して、建築環境工学についての理解を深めながら、チームワークの大切さを学び、人間力を伸ばすことを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンス、パッシブハウスの紹介 事前学修 シラバスを読んでくること(2時間)
事後学修 インターネットや書籍にて、パッシブハウスについて調べる(8時間)
2 B,F パッシブハウス模型の設計コンセプト案の作成 事前学修 パッシブハウス模型の設計コンセプトを考えてくる(5時間)
事後学修 さらにコンセプトを考える(5時間)
3 B,G コンセプトのプレゼン、パッシブハウス模型の設計 事前学修 コンセプトのプレゼンの準備をする(5時間)
事後学修 コンセプトを見直す(5時間)
4 B,F パッシブハウス模型の設計 事前学修 模型の設計の準備をする(5時間)
事後学修 2次元図面と3Dモデルを作成する(5時間)
5 B,E パッシブハウス模型の製作(材料の調達、材料の切り出し)  事前学修 材料の調達の準備をする(5時間)
事後学修 材料の切り出しの準備をする(5時間)
6 B,E パッシブハウス模型の製作(組み立て) 事前学修 パッシブハウス模型の組み立ての準備をする(5時間)
事後学修 温度計測の準備をする(5時間)
7 B,E データ解析、模型の改良、温度計測実験 事前学修 データ解析の準備をする。(5時間)
事後学修 改良のアイデアを考える(5時間)
8 B,E データ解析、模型の改良、温度計測実験 事前学修 改良のアイデアを考える(5時間)
事後学修 改良のアイデアを考える(5時間)
9 B,E データ解析、模型の改良、温度計測実験 事前学修 改良のアイデアを考える(4時間)
事後学修 プレゼンの準備をする(4時間)
10 B,D プレゼンテーション資料作成 事前学修 プレゼン資料の準備をする(4時間)
事後学修 プレゼン資料の作成をする(4時間)
11 B,D プレゼンテーション資料作成 事前学修 プレゼン資料の準備をする(4時間)
事後学修 発表の練習をする(4時間)
12 B,G プレゼンテーション 事前学修 発表の練習をする(4時間)
事後学修 プレゼンの振り返りをする(4時間)
13 B,F 全体の振り返りとレポート作成 事前学修 これまでの振り返りをする(4時間)
事後学修 レポートを作成する(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

修得する資質・能力: 社会に貢献できる能力【DP-C-3-2】
(1) 社会で働いていくために必要な人間力(考える力、主体性、チームワーク力)を養い、以前よりも成長する。
修得する資質・能力: 汎用的技能【DP-C-2-1】
(2) ICT技術を用いて、チームで効率良く、作業を進め、問題解決に取り組めるようになる。
修得する資質・能力: 思考力【DP-C-4-1】
(3) 建築環境工学に関する思考力や応用力を養い、それを設計や評価に生かすことができるようになる。
修得する資質・能力:知識・理解力・応用力【DP-C-1-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 30% 40% 30% 30% 100%
プレゼンテーション 40% 10% 20% 30% 20% 20% 100%
レポート、宿題 30% 40% 60% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 16% 26% 24% 17% 17% 100%

教科書・参考書

参考書:「初学者の建築講座建築環境工学(第四版)」倉渕隆,市ヶ谷出版社

オフィスアワー

部屋:A号館3F教員室18、時間帯:12時40分~13時15分までのお昼休みの時間帯

その他

試験は実施しない。
出席回数が3回以下の場合、成績をE評価とする。
パッシブハウス模型の設計案に対して、コメントをする。
プレゼン案やプレゼン本番の内容に対しても、コメントをする。

実務経験のある教員による授業科目