2025年度前期建築環境工学2

曜日・時限 水曜日2時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング EC230702
開講学科等 工学部-建築学科
建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 建築専攻
建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 空間デザイン専攻
教員名 添田 晴生
添田 晴生
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%b7%bb%e7%94%b0%e3%80%80%e6%99%b4%e7%94%9f

教員情報データベースに遷移します

目的

建築における室内の空気・熱・湿気環境、さらには人体の温熱環境について学ぶ。具体的には、自然換気、機械換気、熱の伝わり、湿気、結露、人体の熱収支に関する基本的な現象を理解し、基本的な換気の計算、伝熱の計算ができるようになること。以上のように、この授業では、健康で快適な室内環境を実現し、かつ建物が省エネルギーとなるように、建築計画や設計に必要な基本事項を理解することを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C 建築環境工学2の概要, 空気環境(室内空気環境) 事前学修 教科書p.78-p.86を読んでおく(2.5時間)
事後学修 演習問題を解く(2.5時間)
2 A,C 空気環境(自然換気の力学) 事前学修 教科書p.87-p.93を読んでおく(2.5時間)
事後学修 教科書p.87-p.93を再度復習する(2.5時間)
3 A,C 空気環境(自然換気、温度差換気) 事前学修 教科書p.90-p.93を読んでおく(2.5時間)
事後学修 インターネットで、自然換気を採用している建物を調べる(2.5時間)
4 A,C 空気環境(機械換気) 事前学修 教科書p.94-p.100を読んでおく(2.5時間)
事後学修 自宅の機械換気を調べて、レポートを書く(2.5時間)
5 A,C 熱環境(熱の流れの基礎) 事前学修 教科書p.102-p.107を読んでおく(2.5時間)
事後学修 演習問題を解く(2.5時間)
6 A,C 熱環境(熱貫流と日射) 事前学修 教科書p.108-p.114を読んでおく(2.5時間)
事後学修 演習問題を解く(2.5時間)
7 A,C 熱環境(建物全体の熱特性) 事前学修 教科書p.115-p.120を読んでおく(2.5時間)
事後学修 演習問題を解く(2.5時間)
8 A,C 小テスト及び小テスト内容の振り返り 事前学修 これまでの復習をする(2.5時間)
事後学修 演習問題を解く(2.5時間)
9 A,C 湿気環境(湿り空気と露点温度) 事前学修 教科書p.124-p.129を読んでおく(2時間)
事後学修 演習問題を解く(2時間)
10 A,C 湿気環境(結露) 事前学修 教科書p.130-p.135を読んでおく(2時間)
事後学修 自宅で結露しそうな場所はないか調べてみる(2時間)
11 A,C 温熱環境(人体周りの熱収支) 事前学修 教科書p.140-p.143を読んでおく(2時間)
事後学修 演習問題を解く(2時間)
12 A,C 温熱環境(温熱感覚指標) 事前学修 教科書p.144-p.148を読んでおく(2時間)
事後学修 演習問題を解く(2時間)
13 A,C まとめ、全体の振り返りをする 事前学修 教科書全体を復習する(2時間)
事後学修 演習問題の解き直しをする(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

2024年度入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照
URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/

2023年度以前の入学生
修得する資質・能力: 知識・理解力・応用力【DP-C-1-1】
(1) 基本的な換気の計算、ならびに基礎的な換気計画ができるようになる。
(2) 基本的な伝熱の計算や熱負荷計算ができるようになる。
(3) 湿気環境、温熱環境の概要を理解し、その基本的現象を人に説明できるようになる。
(4) 建築環境(空気環境、熱環境、湿気環境、温熱環境)を理解し、建築設計実習に生かすことができるようになる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 40% 100% 100%
小テスト、小論文 30% 100% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 30% 100% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 100% 0% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:「初学者の建築講座建築環境工学(第四版)」倉渕隆,市ヶ谷出版社
参考書:「図説 やさしい建築環境」辻原万規彦ほか、学芸出版社
参考書:「マンガでわかる環境工学」原口秀昭、彰国社

オフィスアワー

部屋:A号館3F教員室18、時間帯:12時40分~13時15分までのお昼休みの時間帯

その他

出席回数が3回以下の場合、成績をE評価とする。
授業の中で演習を行うため,関数電卓を必ず持参すること。また、ノート、フラットファイルを持参すること。
スマートフォンは、机の上に置かず、かばんなどにしまうこと。注意を聞かず、スマートフォンを操作している場合、取り上げることがある。
課題は毎回紙で配布する。
また、課題は毎回、ムードルにもアップするので、欠席した場合は、ムードルからダウンロードして、MC2の演習室か自宅で印刷し、課題を行うこと。印刷できない場合は、添田の部屋まで取りにくること。
課題は内容を確認して、返却する。
小テストの答案は返却して、解答をムードルにアップする。

実務経験のある教員による授業科目