2025年度後期建築環境工学1

曜日・時限 木曜日1時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング KC130301
開講学科等 工学部-建築学科
建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 建築専攻
建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 空間デザイン専攻
教員名 添田 晴生
添田 晴生
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%b7%bb%e7%94%b0%e3%80%80%e6%99%b4%e7%94%9f

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目的

建築における屋外環境や室内環境、さらには人間の感覚との関係について学ぶ。具体的には、日照・日射、光環境、色彩環境、音環境に関する基本的な現象を理解し、日影曲線が使えるようになり、基本的な照度計算、照明計算、音圧レベルの計算などができるようになること。以上のように、この授業では、健康で快適な環境を提供するための建築計画や設計に必要な基本事項を理解することを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C 建築環境工学の概要、日照・日射環境(太陽位置) 事前学修 シラバスを読んでおく。教科書p.18-p.21を読んでおく(2.5時間)
事後学修 演習問題を解く(2.5時間)
2 A,C 日照・日射環境(日照と日影) 事前学修 教科書p.22-p.29を読んでおく(2.5時間)
事後学修 演習問題を解く(2.5時間)
3 A,C 日照・日射環境(日射) 事前学修 教科書p.30-p.35を読んでおく(2.5時間)
事後学修 日射遮蔽を特徴的に用いている建物についてインターネットで調べ、レポートを書く(2.5時間)
4 A,C 日照・日射環境(まとめ) 事前学修 教科書p.35-p.36を読んでおく(2.5時間)
事後学修 演習問題を解く(2.5時間)
5 A,C 光環境(測光量) 事前学修 教科書p.38-p.41を読んでおく(2.5時間)
事後学修 演習問題を解く(2.5時間)
6 A,C 光環境(明視環境の確保、採光) 事前学修 教科書p.42-p.55を読んでおく(2.5時間)
事後学修 演習問題を解く(2.5時間)
7 A,C 光環境(人工照明) 事前学修 教科書p.56-p.63を読んでおく(2.5時間)
事後学修 演習問題を解く(2.5時間)
8 A,C 小テスト及び小テスト内容の振り返り 事前学修 これまでの復習をする(2.5時間)
事後学修 演習をして、さらに学んだことを家庭で話し合う(2.5時間)
9 A,C 色彩環境(色彩の表し方) 事前学修 教科書p.66-p.69を読んでおく(2時間)
事後学修 都市や建物の色彩について観察をする(2時間)
10 A,C 色彩環境(色彩計画) 事前学修 教科書p.70-p.75を読んでおく(2時間)
事後学修 演習問題を解く(2時間)
11 A,C 音環境(音の性質) 事前学修 教科書p.164-p.168を読んでおく(2時間)
事後学修 演習問題を解く(2時間)
12 A,C 音環境(聴感、騒音効果と遮音効果) 事前学修 教科書p.169-p.178を読んでおく(2時間)
事後学修 演習問題を解く(2時間)
13 A,C 音環境(音響計画) 事前学修 教科書p.179-p.185を読んでおく(2時間)
事後学修 演習問題を解く(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇 2024年度以降の入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照.
URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/

〇 2023年度以前の入学生
修得する資質・能力:知識・理解力・応用力【DP-C-1-1】
1. 日照、日射の性質を理解し、太陽位置図、日影曲線が使えるようになる。
2. 照明の性質を理解し、基礎的な照明計算ができるようになる。
3. 音響の性質を理解し、基礎的な音響計算ができるようになる。
4. 建築環境(日照、日射、照明、音響)を理解し、建築設計実習に生かすことができるようになる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 40% 100% 100%
小テスト、小論文 30% 100% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 30% 100% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 100% 0% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:「初学者の建築講座建築環境工学(第四版)」倉渕隆,市ヶ谷出版社
参考書:「図説 やさしい建築環境」辻原万規彦ほか、学芸出版社
参考書:「マンガでわかる環境工学」原口秀昭、彰国社

オフィスアワー

部屋:A号館3F教員室18、時間帯:12時40分~13時15分までのお昼休みの時間帯

その他

出席回数が3回以下の場合、成績をE評価とする。
授業の中で演習を行うため,関数電卓を必ず持参すること。また、ノート、フラットファイルを持参すること。
スマートフォンは、机の上に置かず、かばんなどにしまうこと。注意を聞かず、スマートフォンを操作している場合、取り上げることがある。
課題は毎回紙で配布する。
また、課題は毎回、ムードルにもアップするので、欠席した場合は、ムードルからダウンロードして、MC2の演習室か自宅で印刷し、課題を行うこと。印刷できない場合は、添田の部屋まで取りにくること。
課題は内容を確認して、返却する。
小テストの答案は返却して、解答をムードルにアップする。

実務経験のある教員による授業科目