2025年度後期環境デザイン論

曜日・時限 木曜日4時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング EC330609
開講学科等 工学部-建築学科
教員名 角田 暁治
角田 暁治
職務履歴

目的

都市・建築環境に関する幅広いデザインについて学ぶ。歴史的な価値 や意味、また、周辺環境に配慮 したデザイン、あるいは、地球環境や 循環型社会に配慮したデザインなどを学び、都市と建築についての総合的な理解を深める。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 AC ガイダンス - 環境デザイン論 について 事前学修 建築学科特設サイトを閲覧し、該当分野の学びのイメージをつかんでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(1時間)
2 AC 環境と風土性について - 場所と原風景、地域環境と建築の固有性について講述する。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(4時間)
3 AC 環境と身体性 - 人間行動と空間の関係、行動的空間、視覚空間について講述する。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(4時間)
4 AC ウチとソト - 空間特性としての領域性 建築の閉じ方・開き方・つなぎ方について講述する。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(4時間)
5 AC 公と私 - 社会における空間の共有性や社会性とその視点からみた建築の役割について講述する。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(4時間)
6 AC 歴史と未来 - 時間概念からみた建築が持つ意味や空間における多義性について講述する。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(4時間)
7 AC 単純性と複合性 - 環境の秩序や多様性をどう形成するかを建築を通して考える。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(4時間)
8 AC 環境デザインの変遷(1) - 古代ギリシャ、中世都市、ルネッサンス、近世ヨーロッパのランドスケープについて考える。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(4時間)
9 AC 環境デザインの変遷(2) - ヨーロッパと日本の庭園に見る建築と外部空間の関係、日本的空間の特性について考える。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(4時間)
10 AC 現代のオープンスペースとアーバンデザイン - 現代都市における公園や緑地がもつ課題と意味について考える。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(4時間)
11 AC 環境の解釈とデザイン(1) - 環境への多様な視点と環境デザインの課題について考える。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(4時間)
12 AC 環境の解釈とデザイン(2) - 環境への多様な視点と新たな環境デザインへの展開について考える。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(4時間)
13 AC まとめ-環境デザインの総論をまとめると共に、これからの建築と環境デザインのあり方について考える。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

ディプロマポリシーに示した以下の能力を修得することを目標とする。
①知識・理解力・応用力【DP-C-1-1】
②態度・指向性【DP-C-3-1,-2,-3】
具体的には以下のことが出来るようにする。
・.過去の魅力的な環境デザインを形成している構造を具体的に読み取ることができる。
・空間の分節など空間に多義性をもたらす手法、あるいは空間に秩序をもたらす手法を習得する。
・幅広く環境を志向するデザインの歴史やあり方について習得する。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 80% 100% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 10% 50% 50% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 100% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 85% 0% 0% 15% 0% 100%

教科書・参考書

関連プリントを授業中に提示もしくは配布。

オフィスアワー

授業後10分程度は講義室または控室にて待機対応する。また授業時間外に質問等がある場合は、メールによる連絡を可能とする。

その他

レポートは返却しないが、解答内容に関して質疑があれば対応する。

実務経験のある教員による授業科目

角田:長年にわたり建築設計の経験を持つ教員が、都市環境から建築デザインに関わる事例を踏まえ実践的授業を実施する.