2025年度前期建築計画1

曜日・時限 火曜日4時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング EC230604
開講学科等 工学部-建築学科
建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 建築専攻
建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 空間デザイン専攻
教員名 坂口 武司
坂口 武司
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%9d%82%e5%8f%a3%e3%80%80%e6%ad%a6%e5%8f%b8

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目的

建築計画の基礎的な理論について学ぶ。建築物の企画・計画・設計における建築計画の位置づけを行い、建築の構造形態、健康、心理、機能、用途、構造、設備、材料、コスト、生産、歴史、風土など多様な側面を考慮して、計画するための理論について学ぶ。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 AC 建築の形態(1)-時代、地域を超えて建築形態を規定する建築技術全般について、建築計画の観点から講述する。 事前学修 建築学科特設サイトを閲覧し、該当分野の学びのイメージをつかんでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(3時間)
2 AC 建築の形態(2)-構造・建築技術によって形態が異なることを示し、我国の建築に求められる形態のあり方を示す。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(3時間)
3 AC 建築の形態(3)-内的・外的機能によって形態が異なることを示し、これからの建築に求められる形態のあり方を考える。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(3時間)
4 AC 知覚と空間-形態知覚の特性や心理的環境と人間行動の関係から、建築空間のあり方を講述する。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(3時間)
5 AC 寸法と空間-寸法のシステムや単位空間の考え方と規模の関係から、空間計画のあり方について考える。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(1時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(3時間)
6 AC 空間の性能(1)-使いやすさ、動線、快適性、気温、湿度、明るさ、音など、空間機能のあり方を講述する。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(2時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(3時間)
7 AC 空間の性能(2)-建築に求められ、高められるべき安全性、耐久性、経済性、文化性など、空間性能全般について考える。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(2時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(3時間)
8 AC 計画の技法(1)-計画のプロセスと壁、床、天井、屋根、開口部などのエレメントから空間構成の技法を講述する。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(2時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(3時間)
9 AC 計画の技法(2)-外部空間におけるスケールの特性、建物配置と外部空間の関係を講述する。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(2時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(3時間)
10 AC 計画の技法(3)-設計製図と新しい設計技術から、空間の形成手法としての計画とその表現のあり方を考える。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(2時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(3時間)
11 AC 生活と空間(1)-生活分析と生活像の設定から、建築空間の生活への対応の要点を解説する。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(2時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(3時間)
12 AC 生活と空間(2)-外部空間の構成の考え方から、環境配慮が求められる建築計画の要点を解説する。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(2時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(3時間)
13 AC 生活と空間(3)-社会的条件の影響と生活の変化への対応の視点から、企画・計画・設計としての建築計画のあり方を考える。 事前学修 前回の担当教員の指示に従い、提供情報を読んでおく(2時間)
事後学修 授業内での担当教員の指示に従い、学びを深めておく(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇 2024年度以降の入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照.
URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/

〇 2023年度以前の入学生
ディプロマポリシーに示した以下の能力を修得することを目標とする。
①知識・理解力・応用力【DP-C-1-1】
②態度・指向性【DP-C-3-1,-2,-3】
③創造力【DP-C-4-1】
具体的には以下のことが出来るようにする。
・建築に求められるていることの基本的考え方が説明できる。 
・建築のプランや形態を健康、心理、機能、用途、構造、設備、材料、コスト、生産、歴史、風土など多様な側面から考えることができる。 
・人の行動や意識と建築との相互関係に基づく計画のあり方が理解され、具体的目標を論じることができる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 40% 60% 30% 10% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 30% 40% 40% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 30% 40% 60% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 36% 36% 0% 18% 10% 100%

教科書・参考書

<教科書>  建築計画1 岡田光正他著 鹿島出版会

<参考図書> コンパクト建築設計資料集成1(日本建築学会)
       初めて学ぶ建築計画 建築のテキスト編集委員会 学芸出版会
       図説やさしい建築計画 深水浩著 学芸出版会

オフィスアワー

坂口 (A号館3階11号室):12時40分~13時15分までのお昼休みの時間帯

その他

提出課題は内容をチェックし、返却時に解説を加える(解答形式のものについてはムードルも活用する)

実務経験のある教員による授業科目

坂口:長年にわたる大手建設会社と大学における設計および研究の経験を活かし、実学に根差した授業を展開する。