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A |
<授業内容の説明,西洋建築史と様式の成り立ち,【古代】エーゲ海文明の建築> ガイダンスの後,ギリシア建築から19世紀までの西洋の代表的な作品写真を見ながら、社会的な出来事とともに「古代」「中世」「近世」の区分と各様式の特徴を概観し,「時代様式」という様式概念を学ぶ。ギリシア建築の出発点であるエーゲ海文明の建築を学ぶ。
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事前学修 |
教科書P8~14,18,19を読んで予習しておく。0.5時間
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事後学修 |
ノートと教科書を読んで復習する。1時間 |
2 |
A |
<【古代】ギリシア建築・ローマ建築1> ギリシア神殿の特徴と制作方法であるシュンメトリアとオーダーを中心に学ぶ。代表的なギリシア神殿の特徴をアルカイック期、古典期、ヘレニズム期別に見ていく。ギリシャ建築の影響を受けたローマ建築をエトルリア時代,共和制時代,帝政期に分けて具体的な作品を見ていく。 |
事前学修 |
教科書P16~32を読んで予習しておく。1.5時間 |
事後学修 |
ノートと教科書を読んで復習する。3時間 |
3 |
A |
<【古代】ローマ建築2><「古代」の建築に関する小テスト> ローマ建築の構法,オーダー,ビルディングタイプについて,「強・用・美」の観点から理解する。 授業中に時代様式と「古代」の建築に関する小テスト(15分間程度)。 |
事前学修 |
教科書P24~32を読んで予習。小テストに向けてP12~23を復習。4時間 |
事後学修 |
ノートと教科書を読んで復習する。2時間 |
4 |
A |
<【中世】初期中世建築(初期キリスト教建築とプレ・ロマネスク)> キリスト教の会堂建築の誕生から10世紀まで。代表的な教会堂を例に、バシリカ式と集中式という2つのタイプにキリスト教会建築の基本的な特徴を学ぶ。 |
事前学修 |
教科書P34~41を読んで予習しておく。1.5時間 |
事後学修 |
ノートと教科書を読んで復習する。3時間 |
5 |
A |
<【中世】ビザンティン建築・ロマネスク建築1> 東ローマ帝国で独自に展開したビザンティン建築。5世紀末から帝国が崩壊する1453年までの代表的な教会堂建築を例に、その集中式会堂のドームの構法と平面プランの特徴と変遷を中心に学ぶ。11~12世紀に教会堂全体を石造化することから生まれ発展したロマネスク建築の特徴を理解する。 |
事前学修 |
教科書P42~49を読んで予習しておく。1.5時間 |
事後学修 |
ノートと教科書を読んで復習する。3時間 |
6 |
A |
<【中世】ロマネスク建築2> ロマネスク建築の特徴について,地方による特色を踏まえながら,修道院の教会堂などの代表的建築を見て学ぶ。 |
事前学修 |
教科書P48~57を読んで予習しておく。1.5時間 |
事後学修 |
ノートと教科書を読んで復習する。3時間 |
7 |
A |
<【中世】ゴシック建築1> ロマネスク建築の構造や形態を基本に、12世紀後半からヨーロッパの都市に求められる大聖堂として開花したゴシック建築。空間に光を求めることが新たな形式を生んだこの様式を代表的作品を例に学ぶ。「1」では全体的な特徴を学んだ後,古典期までのフランスのゴシック建築作品を見ていく。 |
事前学修 |
教科書P58~63を読んで予習しておく。1.5時間 |
事後学修 |
ノートと教科書を読んで復習する。3時間
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8 |
A |
<【中世】ゴシック建築2><「中世」の建築に関する小テスト> フランスの後期ゴシック建築とイギリス,ドイツ,イタリアのゴシック建築の特徴を代表的作品を見ながら理解する。ゴシック建築について記述されたヴィラール・ド・オヌクールの『画帖』についても学ぶ。 授業中に「中世」の建築についての小テスト(15分間程度)。 |
事前学修 |
教科書P64~68を読んで予習しておく。小テストに向けてP34~63を復習。4時間 |
事後学修 |
ノートと教科書を読んで復習する。2時間 |
9 |
A |
<【近世】ルネサンス建築1> 「古代」の再生を目指し、古代ローマ建築に模範を求めて15世紀初頭に生まれたルネサンス建築は、「古典主義様式」として「近世」のヨーロッパ建築の模範となった。その「再生」の方法とはどのようなものだったのか,全体的な特徴を理解した後,イタリアの代表的建築家の作品を見ていく。 |
事前学修 |
教科書P70~77を読んで予習しておく。1.5時間 |
事後学修 |
ノートと教科書を読んで復習する。3時間 |
10 |
A |
<【近世】ルネサンス建築2、バロック建築1> ルネサンス建築のフランス、スペイン、ドイツ、イギリスでの展開を知る。16世紀末から現れるバロック建築については、ルネサンス建築同様「古代」の再生を目指しながら、カトリックのプロパガンダや絶対王政の権威の象徴として生み出された。この様式の特徴を概観し,イタリアの代表的作品を例に誕生の背景やルネサンス建築との違いを考える。 |
事前学修 |
教科書P78~87を読んで予習しておく。1.5時間 |
事後学修 |
ノートと教科書を読んで復習する。3時間 |
11 |
A |
<【近世】バロック建築2> ルネサンス、バロックの時代を通して建設されたサン・ピエトロ大聖堂について見る。フランス、イギリス、スペイン、ドイツでのバロック建築の展開をそれぞれの特徴を踏まえて理解する。 |
事前学修 |
教科書P74、75、84,85,88~93を読んで予習しておく。1.5時間 |
事後学修 |
ノートと教科書を読んで復習する。3時間 |
12 |
A |
<【近世】新古典主義建築,歴史主義建築1> 18世紀後半に現れる新古典主義建築は、単純で簡素な建築の理想を古代建築に求めた。代表的作品を例に「古代」の形の再現とその背後にある近代的な思考を見ていく。19世紀になると古代の再生だけでなく,「中世」の建築を理想としてゴシック建築を再生する動きが現れた。歴史主義建築の中のゴシック・リヴァイヴァルについてピクチャレスクの流行とともに見ていく。 |
事前学修 |
教科書P94~103を読んで予習しておく。1.5時間 |
事後学修 |
ノートと教科書を読んで復習する。3時間 |
13 |
A |
<【近世】歴史主義建築2・定期試験の説明・「近世」の建築に関する小テスト> ロマネスク、ルネサンス、バロックなどの過去の様式を再発見する動きがゴシック・リヴァイヴァルに続いて現れた。これら歴史主義建築と呼ばれる様式の代表的作品を学ぶ。 授業中に「近世」の建築に関する小テスト(15分間程度)。
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事前学修 |
教科書P102~109を読んで予習。小テストに向けてP70 ~101を復習。4時間 |
事後学修 |
ノートと教科書を読んで復習する。2時間 |