2025年度前期電気実験1

曜日・時限 月曜日3時限,月曜日4時限 期別 前期 週時間数 4
ナンバリング GF230402
開講学科等 情報通信工学部-通信工学科
教員名 境 隆一
境 隆一
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%a2%83%e3%80%80%e9%9a%86%e4%b8%80

教員情報データベースに遷移します

光本 浩士
光本 浩士
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%85%89%e6%9c%ac%e3%80%80%e6%b5%a9%e5%a3%ab

教員情報データベースに遷移します

佐藤 寧洋
佐藤 寧洋
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e4%bd%90%e8%97%a4%e3%80%80%e5%af%a7%e6%b4%8b

教員情報データベースに遷移します

、神谷 達夫
神谷 達夫
職務履歴

目的

 自然科学のほとんどの知識は実験活動によって認知され,実験によって証明されています。いまでも,科学者は莫大の予算と人力を費やして宇宙から微粒子まで様々な実験を行っています。日常生活でも科学者やエンジニアは日々の実験を重ね,この世に絶えず新しい製品が生み出されています。この授業では通信工学分野における基礎的な知識である電気分野の知識を有し、適切に応用する能力を培うことを念頭に置いています。
 「電気実験1」では直流ブリッジを習い,様々なアナログやデジタル回路について計測し,また様々な電気,電子部品の特性の測定します.一部は今まで電気回路などの授業で習った内容の実験であるが,また,一部は授業に触れたこともない工学の知識です。
 電気実験1の目的は,測定器の取扱い,様々の電気関係の測定手法や技能の修得に加え、実験の後のレポートの作成において実験の原理を記述し,実験結果を整理し,考察した上で重要な理論や結論を見出すレポートの基本を勉強することです。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C,D 3限:ガイダンス(実験の心得、実験の概要、レポートの作成方法など全体的な説明)
4限: 実験1「直流ブリッジ」①ガイダンス(実験の心得,レポートの作成方法など全体的な説明)
事前学修 シラバスをよく読み、実験テーマを把握する(1時間)
事後学修 各実験テーマで提示された課題、レポート作成に取り組む(1時間)
2 C,D 実験1:「直流ブリッジ」②
事前学修 各実験テーマの実施内容を復習し、レポートを作成する(1時間)
事後学修 各実験テーマで提示された課題、レポート作成に取り組む(1.5時間)
3 C,D 3限: レポート指導(実験1)
4限: 実験2「オシロスコープ」①
事前学修 各実験テーマの実施内容を復習し、レポートを作成する(1時間)
事後学修 各実験テーマで提示された課題、レポート作成に取り組む(1時間)
4 C,D 実験2「オシロスコープ」②
事前学修 各実験テーマの実施内容を復習し、レポートを作成する(1時間)
事後学修 各実験テーマで提示された課題、レポート作成に取り組む(1.5時間)
5 C,D 3限: レポート指導(実験2)
4限: 実験3「共振回路の実験」①
事前学修 各実験テーマの実施内容を復習し、レポートを作成する(1時間)
事後学修 各実験テーマで提示された課題、レポート作成に取り組む(1時間)
6 C,D 実験3「共振回路の実験」② 事前学修 各実験テーマの実施内容を復習し、レポートを作成する(1時間)
事後学修 各実験テーマで提示された課題、レポート作成に取り組む(1.5時間)
7 C,D 3限: レポート指導(実験3)
4限: 実験4「論理回路」①

事前学修 各実験テーマの実施内容を復習し、レポートを作成する(1時間)
事後学修 各実験テーマで提示された課題、レポート作成に取り組む(1時間)
8 C,D 実験4「論理回路」② 事前学修 各実験テーマの実施内容を復習し、レポートを作成する(1時間)
事後学修 各実験テーマで提示された課題、レポート作成に取り組む(1.5時間)
9 C,D 3限: レポート指導(実験4)
4限: 実験5「OPアンプの特性測定」①
事前学修 各実験テーマの実施内容を復習し、レポートを作成する(1時間)
事後学修 各実験テーマで提示された課題、レポート作成に取り組む(1時間)
10 C,D 実験5「OPアンプの特性測定」② 事前学修 各実験テーマの実施内容を復習し、レポートを作成する(1時間)
事後学修 各実験テーマで提示された課題、レポート作成に取り組む(1.5時間)
11 C,D 3限: レポート指導(実験5)
4限: 実験6「半導体ダイオードおよびトランジスタの静特性測定」①
事前学修 各実験テーマの実施内容を復習し、レポートを作成する(1時間)
事後学修 各実験テーマで提示された課題、レポート作成に取り組む(1時間)
12 C,D 実験6「半導体ダイオードおよびトランジスタの静特性測定」②
事前学修 各実験テーマの実施内容を復習し、レポートを作成する(1時間)
事後学修 各実験テーマで提示された課題、レポート作成に取り組む(1.5時間)
13 C,D 3限: レポート指導(実験6)
4限: 全体レポート指導
事前学修 各実験テーマの実施内容を復習し、レポートを作成する(1時間)
事後学修 実験全体を振り返る(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・電気関連の計測器を使用し、適切に測定ができる
・アナログ増幅回路やデジタル回路を組み、動作の説明ができる
・実験結果に考察を加え、正確なレポートの作成ができ、内容について説明できる

〇 2024年度以降の入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照
URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/

○ 2023年度以前の入学生
修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-F-1-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 80% 60% 40% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 50% 50% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 10% 50% 50% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 58% 42% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

「電気実験」(電気実験2と共通)

オフィスアワー

光本:水曜日(13:10 - 14:10)教員室:A号館2F 43室
佐藤:水曜日(17:15 - 18:00)教員室:A号館2F 41室
境 :水曜日(13:00 - 14:00)教員室:A号館2F 35室

その他

実験は6テーマあり,履修者を6班に分けて順番にすべてのテーマを受講します。
※ 初回授業日から実験を行うため、初回時までに教科書を購入し、欠席することのないようにしてください。
実験科目であるため、欠席や遅刻のないように注意してください。
欠席する場合は事前に申し出があった場合のみ、実験サポート課による補講実験を認めることがあります。
出席回数が9回に満たない場合は E 評価とします。遅刻は評価点から減点します。
学務課発行の欠席証明書やそれに準ずる証明書を提出した場合は欠席・遅刻回数にはカウントしません。
レポートの提出期限は各実験終了後の1週間後であるため、多くのレポートをまとめて提出することは認めません。
欠席や補講実験によるレポート提出などは各実験の担当教員と相談してください。
すべてのレポートが提出されない場合は単位認定ができないことがありますので、注意してください。
レポートに関するフィードバックは、提出時に教員が不備を確認し、基本的にその場で行いますが、提出後にフィードバックすることもあるので留意してください。

実務経験のある教員による授業科目

元電機メーカ技術者であった非常勤講師が直流ブリッジのテーマを担当しています。