2025年度後期3次元CAD実習

曜日・時限 月曜日1時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング EJ230204
開講学科等 工学部-機械工学科
教員名 安永 健
安永 健
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%ae%89%e6%b0%b8%e3%80%80%e5%81%a5

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目的

産業界で広く普及している3次元CADソフト「SolidWorks」を使用し、基本的なモデリング(立体を造る)と、そのアセンブリ(組み立て)によりオペレーション能力を養い、機械構造の解析(理論的に明らかにする)などから機械装置の設計ができるようになる。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 面接授業:A,C 講義内容の概要説明
(SolidWorksの概要、CADの能力・限界)
(パラメトリック:履歴による編集)
事前学修 本科目のシラバスを読んでくること。教科書を持参すること。(0.5時間)
事後学修 SolidWorksの基本操作コマンドについて、理解を深めておくこと。(0.5時間)
2 面接授業:A,C SolidWorksの基本操作(部品・アセンブリ・図面による双方向連想性)
ドラフティング(2次元図面の作成)
自習課題の実施・提出
事前学修 講義内で事前に指示した教科書の範囲を一読すること。(0.5時間)
事後学修 基本操作・設計の手順をまとめておく。(0.5時間)
3 面接授業:A,C 部品設計(1/2)(基本操作、実習)
アセンブリ(部品の組み立て)
事前学修 講義内で事前に指示した教科書の範囲を一読すること。(0.5時間)
事後学修 基本操作・設計の手順をまとめておく。(0.5時間)
4 面接授業:A,C 部品設計(2/2)(基本操作、実習)
コンフィギュレーション(類似複数形状の作成)
事前学修 講義内で事前に指示した教科書の範囲を一読すること。(0.5時間)
事後学修 基本操作・設計の手順をまとめ,未完成課題に取り組む。(0.5時間)
5 面接授業:C 形状設計(1/4)(基本操作1、実習)
自習課題の実施・提出
事前学修 これまでに設計した図面ファイルを見直す。(0.5時間)
事後学修 基本操作・設計の手順をまとめ,未完成課題に取り組む。(0.5時間)
6 面接授業:C 形状設計(2/4)(基本操作2、実習)
自習課題の実施・提出
事前学修 教科書の必要事項を再確認し、演習課題に取り組む準備をしておく。(0.5時間)
事後学修 基本操作・設計の手順をまとめ,未完成課題に取り組む。(0.5時間)
7 面接授業:A,C 形状設計(3/4)(基本操作3、実習)
自習課題の実施・提出
事前学修 講義内で事前に指示した教科書の範囲を一読すること。(0.5時間)
事後学修 基本操作・設計の手順をまとめ,未完成課題に取り組む。(0.5時間)
8 面接授業:C 形状設計(4/4)(基本操作4、実習)
自習課題の実施・提出
事前学修 教科書の必要事項を再確認し、演習課題に取り組む準備をしておく。(1時間)
事後学修 基本操作・設計の手順をまとめ,未完成課題に取り組む。(0.5時間)
9 面接授業:A,C 設計形状の確認(マスプロパティの活用)
自習課題の実施・提出
事前学修 講義内で事前に指示した教科書の範囲を一読すること。(0.5時間)
事後学修 未完成課題に取り組み、指導を受ける。(0.5時間)
10 面接授業:A,C 3次元設計手法MFD:マニホールドデザイン(トップダウン設計、実習)
自習課題の実施・提出
事前学修 講義内で事前に指示した教科書の範囲を一読すること。(0.5時間)
事後学修 未完成課題に取り組み、指導を受ける。(0.5時間)
11 面接授業:A,C モーションスタディ(ライブラリーの活用・機構設計実習)
自習課題の実施・提出
事前学修 講義内で事前に指示した教科書の範囲を一読すること。(0.5時間)
事後学修 未完成課題に取り組み、指導を受ける。(0.5時間)
12 面接授業:A,C CAEを利用した強度設計(基本操作、構造設計実習) 事前学修 これまでに設計した図面ファイルを見直す。(1時間)
事後学修 基本操作・解析の手順をまとめておく。(0.5時間)
13 面接授業:C 総括
総合実習(部品設計~構造解析)
事前学修 講義全体を通して設計した図面ファイルを見直す。(1時間)
事後学修 本講義における一連の学修事項を、教科書で確認すること。(0.5時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇2024年度以降の入学生
   下記リンク先のカリキュラム・マップを参照.
      URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/

〇2023年度以前の入学生
   修得する資質・能力:知識・理解【DP-J-1-1】
 ・提示する基本的な課題のモデリングができる。
 ・基本的モデリングからのアセンブリができる。
 ・部品/アセンブリモデルからドラフティングにより機械図面にすることができる。
〇修得する資質・能力:汎用的技能【DP-J-2-2】
 ・コンフィギュレーションを使い、類似部品を作ることができる。
 ・構造解析から、応力・変位・ひずみを求めることができる。
 ・トップダウン設計(MFD)により、機械装置の設計ができる。


評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 10% 40% 60% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 70% 40% 50% 10% 100%
その他1(具体的に: (自習課題):::::::::: 20% 20% 80% 100%
その他2(具体的に: 0%
100% 36% 57% 7% 0% 0% 100%

教科書・参考書

・教科書:「よくわかる SOLIDWORKS 演習 モデリングマスター編」(日刊工業新聞社)※
 ※講義は主に教科書に沿って進めます。
・参考書:「今すぐ使える2DCAD,3DCAD,3Dプリンタ」(西原一嘉編著、電気書院)

オフィスアワー

・日時:火曜3限(学内外の業務のために不在の場合もあり、事前に電子メール等でご確認下さい。)
・場所:A号館2F教員室10
・質問等受付用メールアドレス:yasunaga@osakac.ac.jp(メールでも随時質問を受け付けます)

その他

・欠席回数が10回以上のものは、E判定とする。
・課題を提出していただき、間違いがあれば返却してやり直していただく。
・授業時間だけでは3次元CADを使いこなすことは難しいので、積極的に演習室で自習課題に取り組んで下さい。
・共通の必須課題は必ず提出してください。
・自習課題を提出することにより加点します。
・受講生の理解状況に応じて、「学習項目・学習内容の比率」を調整する場合があります。

実務経験のある教員による授業科目

企業での機器・プロセスの設計の経験から、設計現場に即したモデリング(形状を作る)やアセンブリ(組立て)手法を実践します。