2025年度前期機械工作法1

曜日・時限 月曜日2時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング EJ330208
開講学科等 工学部-機械工学科
工学部-環境科学科
教員名 田代 徹也
田代 徹也
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e7%94%b0%e4%bb%a3%e3%80%80%e5%be%b9%e4%b9%9f

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目的

「ものづくり」の技術の発展のためには、その基礎として様々な工作方法の知識が必要となる。製品の製造には、素材を大まかな形に整える「素形材加工」、形や寸法をより正確に仕上げる「機械加工」、これらの方法では加工できない新素材の加工や特殊な形状を創成する「特殊加工」がある。本講義では、金属の代表的な加工方法である鋳造加工、塑性加工 、溶接加工を中心に、主に素材を形に整えていく機械工作法について学び、それらの技術を理解することを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 授業内容の説明
加工学の意義と現状
事前学修 シラバスを読んでおく。(2時間)
事後学修 次回に質問する項目を調べておく。(2時間)
2 A 鋳造
鋳造方法の概要
鋳型
事前学修 教科書の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 配布資料とノートの整理および授業内容の確認。(3時間)
3 A 鋳造
鋳造方案
事前学修 教科書の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 配布資料とノートの整理および授業内容の確認。(3時間)
4 A 鋳造
欠陥、まとめ
事前学修 教科書の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 配布資料とノートの整理および授業内容の確認。(3時間)
5 A 塑性加工
鍛造
事前学修 教科書の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 配布資料とノートの整理および授業内容の確認。(2時間)
6 A 塑性加工
圧延
事前学修 教科書の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 配布資料とノートの整理および授業内容の確認。(3時間)
7 A 塑性加工
プレス
事前学修 教科書の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 配布資料とノートの整理および授業内容の確認。(3時間)
8 A 溶接
溶接の概要
事前学修 教科書の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 配布資料とノートの整理および授業内容の確認。(2時間)
9 A 溶接
アーク溶接
事前学修 教科書の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 配布資料とノートの整理および授業内容の確認。(3時間)
10 A 溶接
ガス溶接
事前学修 教科書の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 配布資料とノートの整理および授業内容の確認。(3時間)
11 A 溶接
各種材料の溶接方法
事前学修 教科書の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 配布資料とノートの整理および授業内容の確認。(3時間)
12 A プラスチック成形
樹脂の種類、射出成形
事前学修 教科書の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 配布資料とノートの整理および授業内容の確認。(2時間)
13 A プラスチック成形
これまでのまとめ
事前学修 教科書の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 配布資料とノートの整理および授業内容の確認。(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇修得する資質・能力:知識・理解力,応用力【DP-J-1-1】
・身の回りの様々な物を製造するときにどのような加工工程や加工技術が使われているのかを説明できる。
・ものづくりに必要な加工技術の概要と、それらの技術の特徴を理解できる。
〇修得する資質・能力:態度・志向性【DP-J-3-4】
・質疑や課題に対し、自ら調査し、提出した内容について説明できる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 70% 80% 20% 100%
小テスト、小論文 20% 80% 20% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 70% 30% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 79% 18% 0% 0% 3% 100%

教科書・参考書

教科書:「機械工作法」平井三友他,コロナ社,機械系教科書シリーズ3

オフィスアワー

月曜日16時~17時 A号館2階教員室6
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。

その他

当日欠席により課題提出が遅れる場合、事前連絡は受け付けます。
欠席回数が5回以上の場合,E評価とします。

実務経験のある教員による授業科目

企業における設計経験や工業高等専門学校の機械工学科で工作機械の実習指導等の経験のある教員が、設計から製造にいたるまでの過程を理解できるように、金属および樹脂の代表的な加工方法を解説していく。