2025年度前期プログラミング応用演習

曜日・時限 水曜日4時限 期別 前期 週時間数 0
ナンバリング GF330311
開講学科等 情報通信工学部-通信工学科
教員名 境 隆一
境 隆一
職務履歴

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光本 浩士
光本 浩士
職務履歴

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目的

 IT技術者の人材不足が進んでいます。プログラミングは専門的なスキルであり、必須のスキルとは考えられていませんでした。しかし、昨今、IT技術が日常生活の中に深く入り込み、プログラミングスキルを持った人材のニーズが高まり続けています。
 C言語は、1972年頃、ベル研究所で開発されたプログラミング言語であり、様々な言語の基礎となっており、通信工学ととても関連のある言語です。通信工学の専門知識を適切に応用するためにはプログラミング能力が不可欠です。授業では、各単元に沿った応用問題に取り組み、プログラミングの応用力を身につけることを目的とします。2年生で学んだことを前提としてC言語の復習からはじめ、ビット操作、メモリ操作、画像処理など応用分野を学びます。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C Cとは何か
プログラミング基本形、コンパイル、実行
入力メッセージ
事前学修 2年で学習した操作方法の復習(2時間)
教科書2.2までの学習(1時間)
事後学修 授業で教えた操作方法の復習、教科書のより詳しい説明を読んで理解する(2時間)
2 A,C ビット操作 事前学修 ビット操作について予習する(2時間)
事後学修 より詳しい説明を読んで理解する。ビット操作の応用例を考える(2.5時間)
3 A,C 実数型 事前学修 実数型を予習する(2時間)
事後学修 課題問題を復習する。2つの実数型の違いを調べる(2.5時間)
4 A,C if文、while文 事前学修 2年で学習したif文、while文の復習(1.5時間)
事後学修 章末問題でif文の構文例、条件式の問題をする。
章末問題のwhile文の問題をする。(3時間)
5 A,C do while文、for文 事前学修 2年で学習したdo while文、for文の復習(1.5時間)
事後学修 章末問題のfor文に関する問題をする(3時間)
6 A,C 配列の使い方(1次元) 事前学修 2年で学習した配列の復習(1.5時間)
事後学修 章末問題の配列に関する問題やテキストの問題をする(3時間)
7 A,C 配列の使い方(2次元) 事前学修 1次元配列の宣言、使い方の復習(1.5時間)
事後学修 章末問題の2次元配列に関する問題をする(3時間)
8 A,C 文字データの扱い方と文字列の扱い方 事前学修 文字型変数と文字列の予習(1.5時間)
事後学修 章末問題のC言語における文字と文字列の扱い方に関する問題をする(3時間)
9 A,C ポインタ 事前学修 ポインタの予習(1.5時間)
事後学修 &,*の意味、演算について復習する。
他の本の例題を解く(3時間)
10 A,C 関数 事前学修 関数の予習(1.5時間)
事後学修 関数の定義、宣言、使い方、引数の役割について復習する(3時間)
11 A,C マルチメディアプログラミング
画像形式、ファイル読み込み
画像の表示、画像の二値化
事前学修 ファイル読み込み、および画像の2値化について調査する(1.5時間)
事後学修 画像形式、画像の形式および二値化について復習する(3時間)
12 A,C 2値画像データ処理、画像へのフィルタ処理 事前学修 画像フィルタの調査をする(1.5時間)
事後学修 2値画像データ処理、画像フィルタについて復習する(3時間)
13 A,C まとめ
基礎知識に関する問題を通し、知識の定着を図る。
事前学修 if, whle, for 構文を中心に復習しておく。(1.5時間)
事後学修 できなかった問題について復習をする。(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

1.UNIX上でC言語プログラムの作成ができる。
2.if,while,for文を使用できる。
3.ポインターを使用でき、値について説明できる。
4.関数の役割を知った上で、関数を作成し、動作できる。
5.作成したプログラムについて自分で正しく説明できる。

〇 2024年度以降の入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照
URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/

○ 2023年度以前の入学生
修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-F-1-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 70% 90% 10% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 25% 60% 30% 10% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: プログラムの説明 5% 80% 20% 100%
その他2(具体的に: 0%
100% 82% 14% 1% 0% 2% 100%

教科書・参考書

教科書:「ザ・C[第3版」」戸川隼人著:サイエンス社

オフィスアワー

光本:水曜日(13:10-14:10)教員室:A号館2F 43室
境 :水曜日(13:00-14:00)教員室:A号館2F 35室

その他

○修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-F-1-1】
プログラミング演習1,2に続く科目のため、その知識を前提として進めます。
演習では教科書を各自で読み、授業をすすめるため教科書を第一回から必ず用意しておくこと。
課題の提出最終期限は次授業の冒頭であるので、遅刻をしないこと、前もって印刷を終えておかないと間に合わないことがあります。注意してください。提出手順などについては第一回の授業で説明します。
当日欠席により課題提出が遅れる場合は、事前に受け付けます。
課題については、授業内に返却し、解説・解答はMoodleなども使い、フィードバックしますが、ソースコードをすべて明示するものではありません。
合格点に達しておらず、以下の条件のいずれかに該当する場合E評価とします。
・出席回数が授業回数の1/2(授業回数が13回ならば7回)以上
・課題を〆切内に提出していない回数(各授業回で1回とする)が授業回数の1/2(授業回数が13回ならば7回)
以上

実務経験のある教員による授業科目