2025年度後期基礎情報工学

曜日・時限 水曜日3時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング GF130301
開講学科等 情報通信工学部-通信工学科
教員名 佐藤 寧洋
佐藤 寧洋
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e4%bd%90%e8%97%a4%e3%80%80%e5%af%a7%e6%b4%8b

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目的

本講義では、コンピュータの基本構成を把握し、その演算原理を理解できることを目的とします。
コンピュータの歴史やコンピュータハードウェア・OS、インターネットなどの基本技術の概要と、基数、データ符号化、論理数学など演算方式の基礎となる数学を学び、それらを理解することができるようになる。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンス:授業内容と達成目標 事前学修 シラバスの内容を確認する,教科書全体を簡単に読んでおく(2時間)
事後学修 配布された演習問題を解く(2時間)
2 A,C コンピュータの基本構成と役割、しくみ 事前学修 自身が利用しているコンピュータについてスペックなどを確認する(2時間)
事後学修 コンピュータの身近な使用例について考える(2時間)
3 A,C コンピュータの種類と利用:コンピュータとOS,ソフトウェアとネットワーク 事前学修 自身が利用しているコンピュータのOS,ソフトウェアについて確認する(2時間)
事後学修 OSの種類について調査する,自宅などで使用しているネットワーク環境(プロバイダ)などを調査する(2時間)
4 A,C 数の表現 事前学修 教科書第2章第1節を読んでおく(2時間)
事後学修 配布された演習問題を解く(2時間)
5 A,C 基数の変換(1):整数の変換 事前学修 教科書第2章第2節前半を読んでおく(2時間)
事後学修 配布された演習問題を解く(2時間)
6 A,C 基数の変換(2):小数の変換 事前学修 教科書第2章第2節後半を読んでおく(2時間)
事後学修 配布された演習問題を解く(2時間)
7 A,C 数の表現、基数の変換まとめ・演習 事前学修 ここまでの講義内容、教科書の内容を確認する(4時間)
事後学修 配布した演習問題および課題を解く(4時間)
8 A,C 負数の表現 事前学修 教科書第2章第3節前半を読んでおく(2時間)
事後学修 配布された演習問題を解く(2時間)
9 A,C 2進数の加減算 事前学修 教科書第2章第3節後半と読んでおく(2時間)
事後学修 配布された演習問題を解く(2時間)
10 A,C 浮動小数点数 事前学修 教科書第2章第4節を読んでおく(2時間)
事後学修 配布された演習問題を解く(2時間)
11 A,C データ表現 事前学修 教科書第2章第5節を読んでおく(2時間)
事後学修 配布された演習問題を解く(2時間)
12 A,C 符号化、文字コード 事前学修 教科書第2章第6節を読んでおく(2時間)
事後学修 配布された演習問題を解く(2時間)
13 A,C 講義のまとめと演習 事前学修 講義内容全体について、これまでに演習問題を中心に勉強する(4時間)
事後学修 配布された演習問題を解く(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

到達目標はつぎのとおりである。
・情報とコンピュータの技術概要を理解できる
・ハードウェアとOSの技術概要を理解できる
・インターネットを中心とした技術動向を説明できる
・基数変換とその計算ができる
・ブール代数と基本論理回路を理解できる

本科目に関連するディプロマ・ポリシー項目
 〇 2024年度以降の入学生
  下記リンク先のカリキュラム・マップを参照
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/

 〇 2023年度以前の入学生
  修得する資質・能力: 知識・理解力、応用力 【DP-F-1-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 50% 80% 20% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 演習::::::::::::::: 50% 80% 20% 100%
その他2(具体的に: 0%
100% 80% 20% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

以下の教科書に沿って講義を進めます。

教科書:「図解コンピュータ概論ハードウエア」改訂 4 版, 木村幸男, 小澤智, 松永俊雄, 橋本洋志著, オーム社
(この教科書は「コンピュータ工学」「コンピュータシステム」でも使用します)

オフィスアワー

水曜日 17:15 〜 18:00 @ A棟2F教員室41
メール、Slack での問い合わせも可

※ 学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります

その他

「基礎情報工学」「コンピュータ工学」「コンピュータシステム」は密接に関係しているので、受講する場合は前の科目から順に受講すること。
情報処理技術者試験の受験を志す人は、これらの科目の受講を勧めます。

毎回講義時間中に出席を取ります。
本講義では毎回演習を行い、提出を求めますので、できる限り欠席しないようにすること。
5回以上欠席の場合(出席が9回に満たない場合)は定期試験を受験したとしても不合格(E評価)とします。

演習・課題については、授業内で適宜、解説・解答を行い、フィードバックします。

※ 学修内容は進度によって前後・変更することがあります。

実務経験のある教員による授業科目