2025年度前期図学基礎

曜日・時限 火曜日4時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング EJ130131
開講学科等 工学部-機械工学科
教員名 谷垣 健一
谷垣 健一
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e8%b0%b7%e5%9e%a3%e3%80%80%e5%81%a5%e4%b8%80

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目的

エンジニアリングの世界は、図面をはじめ様々な図形なしでは成り立ちません。工学分野では、図を読んで立体形状を理解し、図を用いて空間状態を考え、図によってそれを表現する能力が、どうしても必要不可欠です。
図学は、図形を基に三次元的な思考能力、空間的な解析能力を身に付ける学問で、製図は三次元空間状態や立体の形状を、正しく表現する能力を育成するものです。その意味で、エンジニアリングの最も基礎となる科目といえます。
図学の講義・演習で、投影の原理から始め、空間状態の解析法を系統的に説明するとともに、演習によって基礎的な能力を次第に習得していきます。図学では、より高度な製図教育の準備として、簡単な作図の中でごく基本的な表現方法を学ぶことを目的とします。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 第三角法投影の原理 事前学修 シラバスを読んで、授業の目的を理解する。(3時間)
事後学修 教科書P13~16を復習し、理解する。(3時間)
2 A,C 製図に用いる線、線の用途 事前学修 教科書P73~75を読んでおく。(2時間)
事後学修 教科書P74の表を、覚えておく。(2.5時間)
3 A,C 製図に用いる数字、文字 事前学修 教科書P72~75の読んでおく。(2時間)
事後学修 授業で行った課題を、再度練習する。(2.5時間)
4 A,C 点・直線の投影 事前学修 教科書図3.6を理解する。(2時間)
事後学修 授業で行った課題を、再度練習する。(2.5時間)
5 A,C 立体の三面図(六面体) 事前学修 第三角法投影を復習しておくこと。(2時間)
事後学修 授業で行った課題を、再度練習する。(2.5時間)
6 A,C 立体の三面図(三角錐、円錐) 事前学修 第三角法投影を復習しておくこと。(2時間)
事後学修 授業で行った課題を、再度練習する。(2.5時間)
7 A,C 立体の三面図(切断面) 事前学修 第三角法投影を復習しておくこと。(2時間)
事後学修 授業で行った課題を、再度練習する。(2.5時間)
8 A,C 点の副投影法 事前学修 教科書図3.8を理解する。(2時間)
事後学修 授業で行った課題を、再度練習する。(2.5時間)
9 A,C 線の副投影法 事前学修 点の副投影法を、理解する。(2時間)
事後学修 授業で行った課題を、再度練習する。(2.5時間)
10 A,C 回転法と実長・実角 事前学修 実長、実角について調べておく。(2時間)
事後学修 授業で行った課題を、再度練習する。(2.5時間)
11 A,C 副投影法と実長・実角 事前学修 教科書P37を理解する。(2時間)
事後学修 授業で行った課題を、再度練習する。(2.5時間)
12 A,C 点・直線の関係 事前学修 点・直線の関係について調べておく。(2時間)
事後学修 授業で行った課題を、再度練習する。(2.5時間)
13 A,C 平面と点の関係 事前学修 平面と点の関係について調べておく。(2時間)
事後学修 授業で行った課題を、再度練習する。(2.5時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

 ・三次元鳥瞰図←→平面、正面、側面図の作図ができる。
 ・副投影法と回転法を理解でき、説明ができる。

本科目に関連するディプロマ・ポリシー
〇2024年度以降の入学生
カリキュラムマップを参照のこと
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
〇2023年度以前の入学生
修得する資質・能力:知識・理解力,応用力【DP-J-1-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 50% 70% 30% 100%
小テスト、小論文 30% 70% 30% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 20% 60% 40% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 68% 32% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

改定新版「基礎から学ぶ図学と製図」西原一嘉、西原小百合、森幸治、宇田豊 著電気書院

立体認識能力は、経験を介して身につける感覚的側面があるため、出席・学習態度を重視する。学科指定の製図セットもしくは同等品そしてはさみ、セロファンテープを持ってくること。

オフィスアワー

時間:授業日の昼休み
場所:A棟2階教員室3(A-S264)
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。

その他

上記内容は、諸般の事情により変更することがある。

実務経験のある教員による授業科目