2025年度前期電気電子工学入門

曜日・時限 月曜日4時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング EE120301
開講学科等 工学部-電気電子工学科
教員名 渡邊 俊彦
渡邊 俊彦
職務履歴

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松浦 秀治
松浦 秀治
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富岡 明宏
富岡 明宏
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海老原 聡
海老原 聡
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中瀬 泰伸
中瀬 泰伸
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民田 太一郎
民田 太一郎
伊藤 義道
伊藤 義道
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濱田 俊之
濱田 俊之
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目的

この科目には、3つの目的がある。第一は、各教員が講述するそれぞれの専門分野の説明を聞いて、社会において電気電子工学が果たす多様な役割とその重要性を理解することである。この解説によって、受講生は自分がどんな事に興味があるのかを見極め、その分野の知識を深めるために、4年間の学習計画を立てる指針を得ることができる。
第二は、電気・電子工学で必要とされる、数式を導出し解を求めるなどの複雑な問題を解くことのできる能力や電気回路の回路図作成や基礎的な解析法を身につけることである。このため、少人数で討議・説明のできるゼミナール形式で授業を進める。
第三は、電気電子工学技術者に必要とされる人間としての基礎力の養成である。このため、講師との対話やグループディスカッションを行いながら、理解と能力を深める。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A ガイダンスと数学適性検査 事前学修 学科のカリキュラムポリシーを読んでおくこと(2時間)
事後学修 数学適性検査の間違い直しをして提出すること(2時間)
2 A 各分野の紹介(電子・光デバイス) 事前学修 身近な電子機器の仕組みを考えてまとめること(2時間)
事後学修 電子・光デバイスの最先端研究に関してレポートにまとめること(2時間)
3 A 大学生活の過ごし方を考える。WEB適性検査を受験する。 事前学修 OECUEノートをよく読み、大学生活の過ごし方や将来の目標を考えておくこと(2時間)
事後学修 適性検査の結果を振り返り、今後の目標を立てること(2時間)
4 C 数学ゼミ(指数の演習) 事前学修 授業「電気数学」の指数で学んだ内容を復習すること(3時間)
事後学修 授業中に出題された指数に関する演習を行うこと(3時間)
5 C 数学ゼミ(対数の演習) 事前学修 授業「電気数学」の対数で学んだ内容を復習すること。(3時間)
事後学修 講義中に出題された対数に関する宿題を行うこと(3時間)
6 C 数学ゼミ(三角関数の演習) 事前学修 授業「電気数学」の三角関数の問題を復習すること(3時間)
事後学修 講義中に出題された三角関数に関する宿題を行うこと(3時間)
7 A 各分野の紹介(電力) 事前学修 インターネット等で電力関係の最近の話題を調べること(2時間)
事後学修 電力技術の最先端に関するレポートを作成すること(2時間)
8 A 各分野の紹介(計測・制御) 事前学修 インターネット等で計測制御の最近の話題を調べる(2時間)
事後学修 計測制御の最先端に関してレポートを作成すること(2時間)
9 A 就職や今後の修学のための数学基礎力の確認 事前学修 就職の際の筆記試験について調べておくこと(2時間)
事後学修 確認結果に基づいて不得手な部分を復習しておく(2時間)
10 CF 大学での勉強法に関する個人指導 事前学修 前半の授業に対する勉強法について個人面談で話せるようにまとめておくこおと(2時間)
事後学修 個人面談を参考にして、後半の勉強法に関してレポートにまとめること(2時間)
11 C 電気回路演習ゼミ(オームの法則) 事前学修 オームの法則など電気回路の基礎について復習すること(2時間)
事後学修 オームの法則に関する宿題をすること(2時間)
12 C 電気回路演習ゼミ(キルヒホッフの法則) 事前学修 キルヒホッフの法則に関して復習をすること(3時間)
事後学修 キルヒホッフの法則に関する宿題を行うこと(3時間)
13 C 電気回路演習ゼミ(回路方程式と電気回路のまとめ) 事前学修 回路方程式に関して復習をすること(3時間)
事後学修 回路方程式に関する宿題を行うこと(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

本科目に関連するディプロマ・ポリシー項目
専門知識・技能を修得し、実践する力【DP-E-1】
・人と社会を理解し、自然に関する科学的知識と電気電子工学分野における基礎的な専門知識を有し、それらを適切に応用することができる
コミュニケーション力【DP-E-2 】
・知識と技術の伝達やグループ作業に必要な論理的思考力、文章力とコミュニケーション力を有し、他者と適切なコミュニケーションをとることができる
他者と協力して目的を達成する力【DP-E-4】
・コミュニケーション力を活かし、他者と協調して自らの役割を果たせる

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 60% 70% 30% 100%
小テスト、小論文 10% 100% 100%
グループワーク 10% 20% 40% 40% 100%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 10% 40% 10% 50% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 100% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 56% 20% 15% 0% 9% 100%

教科書・参考書

必要に応じて,プリントを配布する。

オフィスアワー

学科主任やグループ担任に相談すべきことがある場合には、各先生のオフィスアワーに居室まで来室すること。
渡邊 俊彦;木曜3限、A号館3階教員室41
松浦 秀治;月曜5限、A号館3階教員室36
富岡 明宏;火曜2限、W号館2階W201~203
中瀬 泰伸;月曜5限、A号館3階教員室39
海老原 聡;月曜5限、A号館3階教員室42
民田太一郎;月曜5限、A号館3階教員室43
濱田 俊之;木曜3限、A号館3階教員室40
伊藤 義道;水曜5限、A号館3階教員室38

その他

*学修内容の順序は変更する場合がある。
*全回出席することが前提であり、授業中に真剣に授業へ取り組む姿勢が非常に重要である。授業中に、私語、居眠りや授業内容とは異なることを行っており、かつ注意に従わなかった場合、当該日の本授業への出欠は「欠席」とみなす。
*欠席回数が3回以上の者は不合格とする。

実務経験のある教員による授業科目

民田:電機メーカでの勤務経験を基に、いろんな知識や技術がどのように社会に役立っているかを紹介する。
富岡:S61年5月~S63年9月の間、理化学研究所で研究員として勤務した。この研究者としての実務経験を、第9回「各分野の紹介(電子・光デバイス)」の授業、および事後学修の指示に生かしている。具体的には、受講生が今後卒業研究、大学院の研究を行うことを念頭に、高度な学習に向けた動機付けと高い目標設定を喚起するような、先端的な研究例とそれがどのように高度技術社会の実現に貢献したかを、製品紹介を交えて講義する。
濱田:公営企業での特別高圧及び高圧電気工作物の保全・維持管理に関わる実務経験を活かし、高電圧・電力工学に関する専門知識や実務、先端技術についての基礎的知識の教授を行う。
松浦:電子技術総合研究所での勤務経験を生かした最先端の研究内容を紹介する。
中瀬:(半導体製造会社において集積回路設計)大学で学ぶ知識とスキルがどのように業務に生かせるのか、また就職後も継続して勉強していく重要性を実体験を元に教える。
渡邊:鉄鋼メーカーでの勤務経験(10年)を生かした最先端の研究内容を紹介する。