2025年度前期集中地学実験

曜日・時限 不定期その他 期別 前期集中 週時間数 0
ナンバリング
開講学科等 工学部-基礎理工学科
工学部-環境科学科
工学部-基礎理工学科 数理科学専攻
工学部-基礎理工学科 環境化学専攻
教員名 原田 裕己
原田 裕己
職務履歴

、髙橋 賢臣
髙橋 賢臣
職務履歴

目的

実験や野外実習を通じて地学をより身近に感じ,より深く理解することがこの授業の目的である.天文,岩石,鉱物,古生物,地球の概観と内部構造に関連する実験を行い,取得した科学的データを収集する能力を身に着ける.またデータはコンピューターを使用して解析し,科学的な解析を行う能力も身に着ける.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 CD 太陽系模型の作成1:設計 事前学修 指導書の該当箇所を予習すること(0.5時間)
事後学修 測定結果をもとにレポートを作成すること(0.5時間)
2 CD 太陽系模型の作成2:製作 事前学修 指導書の該当箇所を予習すること(0.5時間)
事後学修 測定結果をもとにレポートを作成すること(0.5時間)
3 DF 太陽系模型の作成3:まとめ 事前学修 指導書の該当箇所を予習すること(0.5時間)
事後学修 測定結果をもとにレポートを作成すること(0.5時間)
4 CD 地磁気の測定1:室内実験 事前学修 指導書の該当箇所を予習すること(0.5時間)
事後学修 測定結果をもとにレポートを作成すること(0.5時間)
5 CD 地磁気の測定2:野外測定・まとめ 事前学修 指導書の該当箇所を予習すること(0.5時間)
事後学修 測定結果をもとにレポートを作成すること(0.5時間)
6 CD 気圧の測定1:室内実験 事前学修 指導書の該当箇所を予習すること(0.5時間)
事後学修 測定結果をもとにレポートを作成すること(0.5時間)
7 CD 気圧の測定2:測定 事前学修 指導書の該当箇所を予習すること(0.5時間)
事後学修 測定結果をもとにレポートを作成すること(0.5時間)
8 DF 気圧の測定3:まとめ 事前学修 指導書の該当箇所を予習すること(0.5時間)
事後学修 測定結果をもとにレポートを作成すること(0.5時間)
9 CD 火成岩の分類:火成岩について分類や成因についての講義を行う。火成岩を顕微鏡などを用いて観察しスケッチを行う。 事前学修 指導書の該当箇所を予習すること(0.5時間)
事後学修 測定結果をもとにレポートを作成すること(0.5時間)
10 DF 火成岩の分類:富士火山1707年噴出物を観察し、それらを層序に沿って分類する 事前学修 指導書の該当箇所を予習すること(0.5時間)
事後学修 観察結果をもとにレポートを作成すること(0.5時間)
11 CD 火成岩の分別実験:火成岩中の異物混入率を測定する 事前学修 指導書の該当箇所を予習すること(0.5時間)
事後学修 実習作業結果をもとにレポートを作成すること(0.5時間)
12 CD 火成岩の分別実験:火成岩を粉砕し、粉末試料を作成する。その後の組成分析法については講義を行う。 事前学修 指導書の該当箇所を予習すること(0.5時間)
事後学修 実習作業結果をもとにレポートを作成すること(0.5時間)
13 DF 火成岩の分別実験:ふるいによる粒度分布を行う。 事前学修 指導書の該当箇所を予習すること(0.5時間)
事後学修 観察結果をもとにレポートを作成すること(0.5時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

知識・理解力、汎用的技能、【DP-N-1-1】【DP-N-2-1】【DP-N-2-2】【DP-U-1-1】【DP-U-2-1】【DP-U-2-2】
・地球が球形であることを体感的に理解し、説明できる。
・地磁気がベクトルであることを理解し、説明できる。
・粒径による堆積速度の差を理解し、説明できる。
・天体の運行と測定原理を理解し、説明できる。
・火成岩の成因と特徴を理解し、説明できる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 20% 10% 30% 30% 30% 100%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 80% 50% 50% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 42% 46% 0% 6% 6% 100%

教科書・参考書

教科書
地学実験指導書(使用方法:実験の背景・理論・手順・考察内容の理解のために熟読する)

参考書
第2版地球惑星科学入門在田一則他北海道大学出版会
新装版地球惑星科学(全14巻)岩波書店

オフィスアワー

原田(実験期間中)随時
髙橋(実験期間中)随時

その他

レポートは内容をチェックしたのち、総評を公表する。レポートの返却は原則行わないので、フィードバックを希望するものは個別に教員に尋ねること。
関数付き電卓を持参すること。

欠格条件
私語など他の人の授業の妨げになる行為をし、かつ注意に従わなかったとして「レッドカード」を出された者は、E評価とする。
出席集計システムに不正入力があり、回数・状況等が悪質である場合は、E評価とする。

実務経験のある教員による授業科目