2025年度前期物理学3

曜日・時限 水曜日3時限 期別 前期 週時間数 0
ナンバリング EN220204
開講学科等 工学部-基礎理工学科
工学部-基礎理工学科 数理科学専攻
工学部-基礎理工学科 環境化学専攻
教員名 安江 常夫
安江 常夫
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%ae%89%e6%b1%9f%e3%80%80%e5%b8%b8%e5%a4%ab

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目的

物理学の中で、「物理学1・演習」「物理学2」に引き続いて電気と磁気、熱と分子運動、原子の各分野の基礎的な内容を学ぶことを目的とする。電気と磁気では、電気・磁気の性質が直接観測される身近な現象を中心として電磁気の基礎的事項を学ぶとともに、工学への応用につながる交流回路や電磁波などの実用的現象の基礎を学ぶことを目的とする。熱と分子運動では、熱の概念とエネルギー保存則の発展としての熱力学第1法則を中心に学ぶ。原子編では、原子の構造や、それに関連した量子仮説や光・物質の2重性のような現代物理的事項、さらには実用的意味を持つ原子核の壊変現象の基礎的な事項を理解することを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C 電気と磁気1:クーロンの法則と電界 事前学修 教科書を参考にして予習をするとともに、クーロンの法則について下調べをする(1.5時間)
事後学修 講義内容の復習をするとともに、演習問題に取り組み理解を深める(3時間)
2 A,C 電気と磁気2:電位とコンデンサー 事前学修 教科書を参考にして予習をするとともに、コンデンサーについて下調べをする(1.5時間)
事後学修 講義内容の復習をするとともに、演習問題に取り組み理解を深める(3時間)
3 A,C 電気と磁気3:電流・電圧と直流回路 事前学修 教科書を参考にして予習をするとともに、キルヒホッフの法則について下調べをする(1.5時間)
事後学修 講義内容の復習をするとともに、演習問題に取り組み理解を深める(3時間)
4 A,C 電気と磁気4:電流と磁界 事前学修 教科書を参考にして予習をするとともに、磁界について下調べをする(1.5時間)
事後学修 講義内容の復習をするとともに、演習問題に取り組み理解を深める(3時間)
5 A,C 電気と磁気5:電磁誘導と交流 事前学修 教科書を参考にして予習をするとともに、電磁誘導について下調べをする(1.5時間)
事後学修 講義内容の復習をするとともに、演習問題に取り組み理解を深める(3時間)
6 A,C 電気と磁気6:交流回路と電磁波 事前学修 教科書を参考にして予習をするとともに、電磁波について下調べをする(1.5時間)
事後学修 講義内容の復習をするとともに、演習問題に取り組み理解を深める(3時間)
7 A,C 電気と磁気のまとめ 事前学修 これまでに学んだことを振り返り、講義ノートの整理や演習問題の復習をする(5時間)
事後学修 まとめの内容をもう一度確認をする(1時間)
8 A,C 熱と分子運動1:温度と熱、気体の状態方程式 事前学修 教科書を参考にして予習をするとともに、温度の単位について下調べをする(1.5時間)
事後学修 講義内容の復習をするとともに、演習問題に取り組み理解を深める(3時間)
9 A,C 熱と分子運動2:気体分子の運動と熱力学の第1法則 事前学修 教科書を参考にして予習をするとともに、気体分子の運動について下調べをする(1.5時間)
事後学修 講義内容の復習をするとともに、演習問題に取り組み理解を深める(3時間)
10 A,C 熱と分子運動3:気体の熱力学過程と熱力学の第2法則 事前学修 教科書を参考にして予習をするとともに、熱力学の第2法則について下調べをする(1.5時間)
事後学修 講義内容の復習をするとともに、演習問題に取り組み理解を深める(3時間)
11 A,C 原子の世界1:電子・原子と原子核 事前学修 教科書を参考にして予習をするとともに、原子の成り立ちについて下調べをする(1.5時間)
事後学修 講義内容の復習をするとともに、演習問題に取り組み理解を深める(3時間)
12 A,C 原子の世界2:粒子性・波動性と前期量子論 事前学修 教科書を参考にして予習をするとともに、X線について下調べをする(1.5時間)
事後学修 講義内容の復習をするとともに、演習問題に取り組み理解を深める(3時間)
13 A,C 熱と分子運動、原子の世界のまとめ 事前学修 これまでに学んだことを振り返り、講義ノートの整理や演習問題の復習をする(5時間)
事後学修 まとめの内容をもう一度確認をする(1時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・身近な電気・磁気現象を説明できる。
・原子の構造やそれに関連した物理現象のメカニズムを説明できる。
・理想気体などの単純な物質の性質を熱現象として説明できる。
・獲得した物理知識を用いて、身の回りの現象や実用機器などの原理を説明できる。
・獲得した知識と考え方が社会の中で果たす役割を理解し、自らの行動・責任感・倫理などへ結びつけることができる。

本科目に関連するディプロマポリシー項目
〇2024年度以降の入学生
  下記リンク先のカリキュラム・マップを参照
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
〇2023年度以前の入学生
  ・修得する資質・能力:知識・理解【DP-N-1-1】
  ・修得する資質・能力:汎用的技能【DP-N-2-2】
  ・修得する資質・能力:態度・志向性【DP-N-3-1】【DP-N-3-2】【DP-N-3-3】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 50% 60% 30% 10% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 40% 60% 30% 10% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 40% 10% 50% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 58% 27% 0% 1% 14% 100%

教科書・参考書

教科書: 潮 秀樹 監修、大野秀樹、小島洋一郎、竹内彰継、中岡鑑一郎、原 嘉昭 共著 「ビジュアルアプローチ 基礎物理 下 熱・電磁気。原子」(森北出版)
参考書:潮 秀樹 監修、大野秀樹、小島洋一郎、竹内彰継、中岡鑑一郎、原 嘉昭 共著 「ビジュアルアプローチ 基礎物理 準拠 問題集」(森北出版)

オフィスアワー

水曜2限
A号館1階教員室21
あらかじめメールで連絡をしてください(yasue[at]osakac.ac.jp、[at]を@にして送信してください)。

その他

課題や演習については、Moodleでフィードバックをするとともに、解答例を公開する。
小テストについては、原則として返却しない。

実務経験のある教員による授業科目